高知県競馬組合は、３月20日（日）に『的場文男騎手招待チャレンジカップ』、翌21日（振・月）に『第8回黒船賞ＧIII』及び『第19回全日本新人王争覇戦』をそれぞれ実施すると発表した。

　『的場文男騎手招待チャレンジカップ』は、もともと“佐々木竹見騎手招待チャレンジカップ”として、“川崎の鉄人”佐々木竹見元騎手を招き高知のファンに熟練の騎乗を披露していたもの。その後、01年に竹見騎手が引退したことを受け“大井の鉄人”的場文男騎手（48歳）に白羽の矢が立ち、高知競馬恒例のレースとして定着している。

　また、『黒船賞ＧIII』は言わずと知れた高知競馬最高峰のレース。何といっても地元のリバーセキトバがＪＲＡの強豪を見事完封し、北野真弘騎手が高らかにガッツポーズを決めた第1回黒船賞は今や高知の伝説レースだ。
　同レースの歴代勝ち馬には、ノボジャックやサウスヴィグラスといったＧＩウイナーも名を連ね、春のスプリンター決定戦として大きな役割を担っている。

　さらに、『全日本新人王争覇戦』は、騎手免許取得後2年（ＪＲＡは3年）以内で、各地区で好成績を挙げている騎手のみが厳選されて出走できる１レース限りの大一番。地方競馬教養センターを卒業した騎手たちは「高知で会おう！」を合言葉に各地へ巣立つ。この“新人王”と言う称号は彼ら若手ジョッキーの大きな目標になっている。

　そんな高知競馬から嬉しいニュースが飛び込んだ。待望の映画「ハルウララ」がついに完成し、4月9日（土）から高知市で先行上映されることが決定（全国公開日は未定）！

　これらを受け、各レースの盛況や、映画の完成を祝うべく、『高知競馬初祭りパーティー』を3月20日（日）、高知市内のホテルで実施。もちろんファンの皆様にもご参加いただけます（会費制）。
　同パーティーでは、新人王争覇戦に出場する新人騎手や、映画「ハルウララ」の出演者との交流（サイン・記念写真等）も予定しており、お祭りムードをさらに盛り上げる。

　3月20日、21日は見どころ満載！　まさに『高知競馬春祭り』と呼べる豪華な2日間になることだろう。

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