当協会は8日、他地区地方競馬所属騎手の重賞競走騎乗および期間限定での騎乗などについて下記のとおり発表した。

　この制度では、地方競馬の騎手が所属外の競馬場で行われる重賞競走に馬主・調教師からの依頼があれば騎乗することができるようになり、重賞競走当日の一般競走についても、各主催者が定める範囲内での騎乗が可能となる。
　また、各主催者が定めた基準等を満たす地方競馬の騎手は、各場（地区）が定めた一定期間内の短期間騎乗が認められるなど、交流騎乗の機会が拡大することとなる。

【記】

他地区地方競馬所属騎手への騎乗機会の拡大について

　騎手の流動化の向上については、「地方競馬再興会議」での合意に基づき、当協会が全国の主催者及び関係団体と調整を図ってきましたが、先に公表された南関東4競馬場に続き、平成18年4月1日から一部の地方競馬場を除き、他地区地方競馬所属騎手への重賞競走への騎乗及び期間限定での騎乗が以下のとおり拡大することとなりましたのでお知らせいたします。
　今後、当協会としては、全ての地方競馬場での制度導入を推進するとともに、更なる騎手の流動化の向上を図ることにより、質の高い興趣あふれるレースの提供に努めてまいります。