地方競馬情報サイト TOPICS-2007

　佐賀競馬では、3月17日（土）に“フサイチ軍団総帥”関口房朗氏のスペシャルトークショーを下記のとおり実施することになった。
　また、トークショー当日の3レースで協賛競走を行うことや、関口氏所有の「セレクトセール出身2歳馬」が佐賀競馬に入厩することも併せて発表されている。

【佐賀競馬ニュースリリースより転載】
　昨年のダービーウィーク（平成18年6月4日～11日）や、第5回ＪＢＣ（平成17年実施）から「フサイチネットＪＢＣ」として協賛し、地方競馬はもちろん競馬界全体を盛り上げようとご尽力されているフサイチ軍団総帥「関口房朗氏」（右写真）のスペシャルトークショーを下記のとおり実施します。
このトークショーは、昨年6月の九州ダービー栄城賞当日に実施した関口氏のトークショー内で、日本最大の競走馬セリ市「セレクトセール」で購入した2歳馬を佐賀競馬で走らせるという公約実現を発表するものです。

◎佐賀競馬初!!　1日3レース同時協賛
　トークショー実施日（17日）の3競走（7、8、9競走）に、優勝騎手に対し副賞が贈られる協賛競走を実施いたします。
　1日3レース同時協賛は、協賛競走として佐賀競馬初の実施競走です。

◎セレクトセール出身2歳馬入厩決定!!
　トークショーの内容や、協賛競走名にもあるように、セレクトセールで関口氏が購入した2歳馬の入厩預託先が決定いたしました。
　「セレクトセールで購入した競走馬を佐賀競馬で走らせる」と、昨年6月、九州ダービー栄城賞実施時のトークショー内での約束を実現するものです。
　セレクトセール輩出馬の中にはディープインパクトなど数多くの活躍馬を輩出した日本最大の競走馬セリ市で、同セールで関口氏が購入したイブキコンテッサ05（父：タニノギムレット）にも活躍の期待がかかる。同馬は佐賀競馬所属の東　眞市調教師が管理する。
　同馬は、北海道競馬運営改善対策室が運営しているサイト「がんばれホッカイドウ競馬」のサポーター馬にも登録しており、多数のサポーターを募集している。
　サポーターには、佐賀競馬場への入場無料や、サポーター馬が優勝した際の口取り写真に参加できるなどの特典がついている。

【関口房朗氏　のコメント】
　この度、佐賀競馬に私の馬を預けることになりました。
　昨年、佐賀競馬を訪れた際の「日本最高峰のセレクトセールで購入した良血馬を預ける」という地元ファンとの約束を果たすことができました。この馬は中央競馬の調教師からも評価が高く、佐賀のスターホースとなってくれる逸材と思っております。
　岩手でも同じ約束を果たし、地元テレビ局の協力もあって、馬名公募などを行いましたが、もちろん佐賀でも、地元の皆さんに参加してもらって、みんなで競馬を盛り上げるような企画を実施するつもりです。
　私は2005年よりJBC協賛、ダービーWeek協賛をはじめ、大井、佐賀、水沢、盛岡、川崎、園田と、これまでに6ヶ所の地方競馬場でイベントをさせていただき、「会長、地方競馬を助けて」「地方競馬に馬を入れて盛り上げて」といった地方競馬ファンの声を直に聞いてまいりました。自分の足で地方競馬を廻ることにより、何より大事なのはファンサービスだと痛感しております。
　地方競馬の存続問題は今や社会問題でありますが、ファン不在の議論になっているように思えてなりません。あれも出来ない、これも出来ないといった閉塞感を打開するべく、我々関係者ひとり一人がアイデアを出し、行動を起こすことが最も大切なのではないでしょうか。
　私一人で出来うることは限られておりますが、各地の主催者、馬主、メディアや地元企業など、地元の皆さんが一体となって、地方競馬を盛り上げると言う流れを、今後も是非進めていきたいと思います。私に日米ダービーオーナーという夢を与えてくれた競馬文化への恩返しとして、ファンのための“夢づくり”をしていく所存です。
　是非、皆様のご理解・ご賛同を賜れば幸いです。