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2011/12/19
〜栄えある総合優勝は別府真衣騎手(高知)〜
LJS2011最終戦(福山ラウンド)の結果

  この走りには必ずドラマがある。地方競馬秋の三部作「DRAMATIC3」。
 SJT、未来優駿に続く3つのドラマの最終章は“女性騎手の華麗なる競演”「レディースジョッキーズシリーズ(LJS)2011」。今年も3競馬場(ラウンド)6レースのポイント制で総合優勝を争うLJS。その最終戦となる福山ラウンド(第3ラウンド)が本日12月19日(月)、福山競馬場で実施されました。

 〜今年、何度、女の強さを見せつけられるのだろう。〜
 第1ラウンド(11/14 盛岡)、第2ラウンド(12/1 荒尾)を戦い抜いたレディースジョッキー6名が、LJS初開催となる福山競馬場を舞台に火花散る熱戦を展開し、シリーズ第5戦(ラウンド1戦目)の「アフロディテ賞」は下村瑠衣騎手(北海道)が逃げ切りで嬉しいLJS初勝利を挙げると、シリーズ第6戦(ラウンド2戦目)の「ニケ賞」も連勝を飾った。 ※アフロディテ:愛・美の女神/ニケ:勝利の女神

 この結果、2戦をそれぞれ1着、1着とし、計40ポイントを獲得した下村瑠衣騎手(北海道)が福山ラウンドを優勝。
 シリーズ全体では、全6戦を4着、2着、6着、1着、5着、2着とし、65ポイントを獲得した別府真衣騎手(高知)が2008年以来3年ぶりとなる総合優勝に輝き、栄えあるLJS2011女王の座に就きました。
 なお、総合2位は同ポイントながら最終戦の着順で涙をのんだ山本茜騎手(愛知)、3位は増澤由貴子騎手(JRA)でした。

【総合優勝者(別府真衣騎手)のコメント】
「(第6戦で)2着になった時はもう優勝はないと思って諦めていたのですが、優勝と聞かされてすごく嬉しかったです。福山競馬場は、地元(高知)の次に多く騎乗していて、ファンの方にもたくさん応援してもらったのでそれに応えられてうれしいです。今はソウルで騎乗していますが、日本に帰ってきたら、また福山競馬場に乗りに来たいと思っています。」

LJS2011特設サイト シリーズ概要・ポイント表・出場騎手情報等掲載中
昨年(2010)のLJS総合成績(当サイト記事)

総合
順位
騎手名 所属 11月14日 盛岡競馬場 12月1日 荒尾競馬場 12月19日 福山競馬場 通算
ポイント
第1戦 第2戦 第3戦 第4戦 第5戦 第6戦
アルテミス賞 ガイア賞 アテナ賞 デメテル賞 アフロディテ賞 ニケ賞
P P P P P P
1 別府真衣 高知 4 7 2 15 6 3 1 20 5 5 2 15 65
2 山本 茜 愛知 1 20 6 3 3 10 3 10 2 15 4 7 65
3 増澤由貴子 JRA 2 15 3 10 1 20 5 5 6 3 3 10 63
4 岩永千明 荒尾 5 5 1 20 4 7 2 15 4 7 5 5 59
5 下村瑠衣 北海道 6 3 4 7 5 5 6 3 1 20 1 20 58
6 皆川麻由美 岩手 3 10 5 5 2 15 4 7 3 10 6 3 50
第5戦 第6戦
集合写真 表彰写真

【参考】過去4年のLJS総合順位
LJS2010
順位 騎手名 所属
1 岩永千明 荒尾
2 池本徳子 福山
3 皆川麻由美 岩手
4 別府真衣 高知
5 平山真希 浦和
6 山本 茜 愛知
7 笹木美典 北海道
8 宮下 瞳 愛知
9 増澤由貴子 JRA
LJS2009
順位 騎手名 所属
1 山本 茜 愛知
2 別府真衣 高知
3 平山真希 浦和
4 池本徳子 福山
5 岩永千明 荒尾
6 西原玲奈 JRA
7 森井美香 高知
8 皆川麻由美 岩手
9 増澤由貴子 JRA
10 笹木美典 北海道
LJS2008
順位 騎手名 所属
1 別府真衣 高知
2 増澤由貴子 JRA
3 皆川麻由美 岩手
4 平山真希 浦和
5 岩永千明 荒尾
6 西原玲奈 JRA
7 森井美香 高知
8 池本徳子 福山
9 宮下 瞳 愛知
10 笹木美典 北海道
LJS2007
順位 騎手名 所属
1 宮下 瞳 愛知
2 別府真衣 高知
3 皆川麻由美 岩手
4 牛房由美子 浦和
5 平山真希 浦和
6 増澤由貴子 JRA
7 山本 茜 愛知
8 岩永千明 荒尾
9 西原玲奈 JRA
10 池本徳子 福山
11 森井美香 高知

※ 従来、全日本レディース招待競走として荒尾競馬場で実施されていた女性騎手招待競走を、2006年より3競馬場6レースのポイント制で総合優勝を争うレディースジョッキーズシリーズ(LJS)としてシリーズ化し、現在に至っています。