世界の名手が腕を競い合う国際騎手招待競走「2015ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)」の一日目が、29日にJRA札幌競馬場で行われ、地方競馬代表として出場している金沢競馬の藤田弘治騎手は2レース合計で23点の3位、ホッカイドウ競馬の岩橋勇二騎手は4点で12位となり、明日(30日)に行われる、残る2レースに挑むこととなった。
　
今年からワールドスーパージョッキーズシリーズから名称を変えて行われたこのシリーズには、ともに初出場となる2騎手が地方競馬代表として出場。第1戦は、直線で先頭に立った、モレイラ騎手(香港)騎乗のジュンファイトクン号をゴール前で藤田騎手騎乗のジューヴルエール号がかわして優勝。藤田騎手はJRA初勝利をこの大舞台で達成した。道中後方から追った岩橋騎手のモンテエクリプスは12着だった。
　
第2戦では、先行した藤田騎手のオメガハートロックは9着。最後方からのレースとなった岩橋騎手のトーセンハルカゼは12着となった。
　
この結果、初日終了時点でのトップは香港のモレイラ騎手で35点。レース後、地方競馬代表の2名は、明日のさらなる活躍を誓っていた。


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