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2016/07/12
地方競馬教養センターで現役騎手招待実習
下原理騎手(兵庫)が騎手候補生に直接指導

 地方競馬の騎手などを養成・訓練しているNAR地方競馬教養センター(栃木県那須塩原市)では、下原 理騎手(38歳、兵庫・栗林徹治厩舎所属)を臨時講師として迎え、騎手候補生競走実習の一環として「現役騎手招待競走」を7月12日(火)に実施しました。

 午前に模範騎乗と95期騎手候補生(来年3月修了予定)との模擬レースで現在兵庫リーディング1位、全国でも2位(7月11日終了時点)を誇る実力を披露し、午後には教室に場所を移し、プロ騎手としての心構えをテーマに、騎手候補生との座談会を行いました。

【下原理騎手の話】
 久々に教養センターで騎乗し、新鮮な気持ちになりました。候補生たちはデビューすると経験豊富な先輩たちと同じ土俵で戦うことになるので、しっかりがんばって欲しいと思う。

【藤田凌騎手候補生(95期)の話】
 とてもいい経験ができました。生徒同士の模擬レースでは見つからなかった課題も今回多く見つかったので、来月からの競馬場実習などでも活かせるようにがんばっていきます。

写真:地方競馬教養センター

【地方競馬教養センターについて】
 地方競馬全国協会は地方競馬で活躍する騎手や調教師等を養成する地方競馬教養センターを栃木県那須塩原市に設置しています。
 騎手の養成期間は2年間で、現在は95期生(平成27年4月入所)と96期生(平成28年4月入所)が日々訓練に励んでいます。