データ分析

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8月28日(木)18時頃に公開予定です。

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当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

大井最初の2歳重賞は波乱含み

大井競馬場で9月(2016年は10月)に行われる2歳重賞。21~23年は1200mで行われたが、昨年から20年以前と同じ1400mに戻った。20年にそれまでの準重賞から重賞に格上げされ、5年が経過した。ここでは、準重賞だった時代も含めて過去10年をデータで振り返る。

波乱の可能性は十分

1番人気が1勝のみなのは気になるが、3着内の馬券絡みという意味では1、2番人気の馬がそれなりには期待に応えていると言える。但し6番人気以下でも勝利を含めた馬券絡みはあり、全体としては波乱含み。過去10年で3連単万馬券が8回。平均6万6145円と、配当面もそれを物語っている。上位人気の馬には一定の敬意を払いながらも、穴党は人気薄台頭の可能性を積極的に探っていいレースと言える。[表1]

[表1] 人気別成績 (過去10回)

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
1番人気 1 5 0 4 10.0% 60.0% 60.0%
2番人気 5 1 1 3 50.0% 60.0% 70.0%
3番人気 1 1 2 6 10.0% 20.0% 40.0%
4番人気 0 1 3 6 0.0% 10.0% 40.0%
5番人気 1 0 0 9 10.0% 10.0% 10.0%
6番人気以下 2 2 4 59 3.0% 6.0% 11.9%

牡馬セン馬を狙え

牝馬の勝利は、昨年のランベリーのみ。3着内率で見ても、牡馬・セン馬の活躍が顕著なレースと言える。[表2]

[表2] 性別別成績 (過去10回)

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
牡馬・セン馬 9 10 7 58 10.7% 22.6% 31.0%
牝馬 1 0 3 29 3.0% 3.0% 12.1%

400kg台後半がベスト

馬体重別では、400kg台後半のレンジから勝ち馬8頭が出ており、3着内率でも優勢だ。一方、馬体重500kgを超える馬は、明らかに劣勢。昨年は3番人気のユーロジータビート(505kg)が11着に敗れている。一方、400kg台前半の小柄な馬の活躍も散見はされるが、比率としては劣勢だ。425kg以下で馬券に絡んだ2頭はいずれも牝馬(2024年ランベリー422kgで1着、21年コーミズアムール412kgで3着)。牡馬なら2歳のこの時期でも、活躍のためにはやはり一定の馬格が必要のようだ。[表3]

[表3] 馬体重別成績 (過去10回)

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
425kg以下 1 0 1 2 25.0% 25.0% 50.0%
426~450kg 2 2 0 25 6.9% 13.8% 13.8%
451~475kg 4 5 4 28 9.8% 22.0% 31.7%
476~500kg 3 3 2 22 10.0% 20.0% 26.7%
501kg以上 0 0 3 10 0.0% 0.0% 23.1%

大井優勢だが船橋も健闘

所属別に見ると、開催場で出走数が多い大井所属馬が数においては優勢。ただ船橋所属馬が2勝、2着2回で、率で見ると引けを取らない。とりわけ、重賞に格上げとなった過去5年で見ると、大井【3-2-3-29】に対して船橋【2-1-0-5】と高確率。2020年はアランバローズとマカベウスで船橋がワンツーしており、当レースに狙いを定めて来る船橋所属馬には要注意だ。[表4]
なお、門別からの移籍馬は過去10年【0-2-2-3】で勝利なし。門別で3勝を挙げた21年コパノミッキーや、栄冠賞など重賞で3着2回の実績があった22年ポリゴンウェイヴが、いずれも1番人気に推されながら2着と敗れた。門別での実績馬は仕上がりの面で一目置くべき存在には違いないが、勝利という意味では買い被らない方が良いのかもしれない。

[表4] 所属別成績 (過去10回)

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
大井 8 6 5 54 11.0% 19.2% 26.0%
船橋 2 2 0 12 12.5% 25.0% 25.0%
浦和 0 1 3 9 0.0% 7.7% 30.8%
川崎 0 1 2 12 0.0% 6.7% 20.0%

勝つのはこういう馬

南関東デビューの大井、または船橋所属馬で、馬体重400kg台後半の牡馬・セン馬から選びたい。1、2番人気になりそうな馬をまず中心に検討しつつ、穴っぽい馬の目こぼしには注意。

(文・坂田 博昭)

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