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10月28日(火)18時頃に公開予定です。
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先月行われた地元２歳重賞・兵庫ジュベナイルカップは、道営からの転入馬エイシンイワハシルが勝利を収めたが、上位は小差の争い。レース中盤からの展開も激しく、２着以降の馬たちそれぞれに見直すべき点のある一戦でもあった。その上位勢が今回も揃って出走。さらに新興勢力も加わり、より一層の激戦ムード漂う。混戦を断つのは果たしてどの馬か。
前走の兵庫ジュベナイルカップは２着だったが、レースは３角頂点手前で外から進路をカットされる不利を受けて一旦減速となりながらも４角から再び加速。ゴール前は鋭く伸びて勝ち馬にハナ差まで迫っていた。鞍上の鴨宮Ｊもレース直後「今日は力負けとは思っていません」とキッパリ、負けて尚強しと言える走り振りだった。デビュー前に見せていた外へ逃げる面も完全に解消。ストレートに能力発揮とさえなれば。
前走の兵庫転入初戦は、序盤から突かれ続ける息の入れづらい逃げ競馬になりながらも押し切りＶ。当時の中間は北海道からの長距離輸送で体調を崩し、立て直しを図っている段階での出走。陣営としても決して満足いく仕上げではなかった様子。その点、今回は最終追い切りで好時計記録と上積みを感じさせる動きを披露。好メンバー揃いだった栄冠賞での粘り腰を見れば、アッサリ押し切っても不思議はない。
デビュー２戦目だった栄冠賞では、メンバー中最速の上りを繰り出し３着と好走。兵庫転入初戦の前走も初のコーナー４つの競馬に戸惑うことなく、鋭い切れ味を発揮し重賞初Ｖ。現在兵庫で活躍している半兄エイシンハリアーは、引っ掛かりやすい気性で緩急付けづらいタイプだが、弟は真逆の性格、柔軟性を兼ね備えた自在型に感じる。
アングレは、兵庫ジュベナイルカップ３着だが、後方からマクってきた馬のペースアップに押し出される形で３角先頭。最後は甘くなってしまったが、勝ち馬とは０秒３差と大きくも負けていなかった。２走前の認定競走では、勝負どころで物見をして走りのバランスを崩していたが、その点も前回でシッカリと軌道修正。気性面の成長も窺える。ゴッドフェンサーは、兵庫ジュベナイルカップ５着だが、初めて砂を被る展開に道中怯むシーンも見られた。前走の1700ｍのＯＰ戦では、２番手外から難なく抜け出し完勝。揉まれない形へと誘導さえできれば当時の差も詰まりそうだ。
当ページの情報は、10月28日(火)17時現在のものです。
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