ハクサンアマゾネス
金沢の女傑。39戦28勝、そのうち23勝が重賞で、これはサラブレッドの国内平地重賞勝利の最多記録。昨年のこのレースでは、金沢所属後初となる輸送競馬だったが、馬体重を維持。レースでも楽な手応えで3角先頭に立ち、そのまま押し切った。その後10月の兵庫クイーンCでは、地元の最強牝馬スマイルミーシャに完勝。環境の変化が問題ないこと、そして改めて園田コースへの適性を証明してみせた。休み明けはやや走らない傾向で、地元馬同士の一戦でも取りこぼすことが多かったが、今年はいきなり楽勝するとその後も後続を大きく離して連勝しており、ここにきて更に円熟味を増しているよう。連覇に向けて視界良好。