データ分析

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当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

高配当か堅い
決着か極端な一戦

今年から春・秋に分かれたグランダム・ジャパン古馬シーズンの秋第4戦。同シーズンでは最短距離の1500mで争われる。過去10回中5回で3連単が万馬券となっており、うち2回は42万と24万の高配当。一方で、堅い決着となる年も多く、両極端な結果。ここでは2014~23年の過去10回から傾向を見ていく。

大井所属馬は格上挑戦でも要注目

所属別では大井が4勝を挙げ、勝率・連対率・3着内率も高い。勝ち馬4頭中2頭は前走がB級で、格上挑戦であっても大井は軽視できない。また、北海道は出走した2頭ともが勝利。長距離輸送を覚悟の上での参戦とあって、しっかり結果を出しており、出走馬がいれば一目置きたい。[表1]

[表1] 所属別成績 (地元馬限定で行われた21年を除く過去9回)

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
大井 4 2 3 5 28.6% 42.9% 64.3%
兵庫 2 3 0 4 22.2% 55.6% 55.6%
北海道 2 0 0 0 100.0% 100.0% 100.0%
金沢 1 0 3 48 1.9% 1.9% 7.7%
高知 0 2 1 2 0.0% 40.0% 60.0%
上記以外 0 2 2 16 0.0% 10.0% 20.0%

大穴を狙うなら地元馬か

1・2番人気が計7勝を挙げ、連対率60.0%、3着内率65.0%。一方で、人気薄が上位に入ることも多く、2015年1着エトワールドロゼと19年3着フジノナデシコはともに8番人気で地元・金沢所属だった。1番人気が3着以内を外したのは3回。15年ケンブリッジナイス(船橋・4着)、18年ディアマルコ(高知・4着)、19年エイシンエール(兵庫・7着)で、いずれも遠征馬だった。[表2]

[表2] 単勝人気別成績(過去10回)

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
1番人気 3 3 1 3 30.0% 60.0% 70.0%
2番人気 4 2 0 4 40.0% 60.0% 60.0%
3番人気 0 0 2 8 0.0% 0.0% 20.0%
4番人気 0 2 2 6 0.0% 20.0% 40.0%
5番人気 2 1 1 6 20.0% 30.0% 40.0%
6番人気以下 1 2 4 54 1.6% 4.9% 11.5%

4~6歳がほぼ馬券内を独占

4歳が8勝と圧倒的。大井の4勝中3勝が4歳によるもので、残る1頭プリンセスバリューは7歳にして待望の重賞初制覇だった。4~6歳が9勝、2着9回、3着10回で、この年齢層を中心に考えていいだろう。[表3]

[表3] 年齢別成績(過去10回)

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
3歳 0 1 0 5 0.0% 16.7% 16.7%
4歳 8 3 3 37 15.7% 21.6% 27.5%
5歳 0 3 3 22 0.0% 10.7% 21.4%
6歳 1 3 4 11 5.3% 21.1% 42.1%
7歳 1 0 0 4 20.0% 20.0% 20.0%
8歳 0 0 0 2 0.0% 0.0% 0.0%

トップジョッキー×他地区馬の組み合わせに注目

地元の名手・吉原寛人騎手が3勝、2、3着各1回と好成績。2回に1回は馬券圏内に入っている。地方通算3000勝を挙げ、2021年に金沢で行われたJBCクラシックJpnIを船橋のミューチャリーで制するなど、この競馬場を知り尽くす。17年プリンセスバリュー(大井)、20年アークヴィグラス(北海道)、21年地元のハクサンアマゾネスと、所属を問わず勝利に導いている。また、18年エースウィズ(大井)の赤岡修次騎手(高知)や、23年クーファアチャラ(北海道)の田中学騎手(兵庫)も所属の異なるコンビで勝利を収めた。[表4-1][表4-2]

[表4-1] 主な騎手別成績(過去10回)

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
吉原寛人 3 1 1 5 30.0% 40.0% 50.0%
赤岡修次(高知) 1 1 0 2 25.0% 50.0% 50.0%
田知弘久 1 0 2 1 25.0% 25.0% 75.0%
※木村健(兵庫) 1 0 0 0 100.0% 100.0% 100.0%
大山真吾(兵庫) 1 0 0 0 100.0% 100.0% 100.0%
本田正重(大井) 1 0 0 0 100.0% 100.0% 100.0%
藤田凌(大井) 1 0 0 0 100.0% 100.0% 100.0%
田中学(兵庫) 1 0 0 2 33.3% 33.3% 33.3%

※の騎手は引退

[表4-2] 騎手と馬の所属が違う場合の3着以内一覧

年と着順 騎手名(所属) 馬名(所属)
17年1着 吉原寛人(金沢) プリンセスバリュー(大井)
17年2着 村上忍(岩手) スターインパルス(浦和)
18年1着 赤岡修次(高知) エースウィズ(大井)
18年2着 吉原寛人(金沢) スターレーン(兵庫)
20年1着 吉原寛人(金沢) アークヴィグラス(北海道)
20年3着 水野翔(笠松) エースウィズ(大井)
22年2着 赤岡修次(高知) アルコレーヌ(大井)
23年1着 田中学(兵庫) クーファアチャラ(北海道)
23年3着 吉原寛人(金沢) グランパラディーゾ(大井)

勝つのはこういう馬

大井所属の4歳は4頭が出走し3勝。該当馬がいれば積極的に狙いたい。脚質別では逃げ・先行が計8勝を挙げ、勝率18.6%。1周1200m、ゴールまでの直線236mは西日本の競馬場では広い部類に入るが、前有利な傾向が出ている。また、面白いデータでは栗毛が6勝、2着1回、3着4回で、サラブレッドで最も頭数の多い鹿毛の2勝を大きく上回っている。

(文・大恵 陽子)

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