南関東中心も西日本からの遠征馬に注意
南関東6勝、北海道4勝で、地元馬の勝利はない。勝率・連対率で見ると北海道の方が優勢ともとれるが、2015年から4年連続で出走し3勝、2着1回と驚くべき成績を挙げたジュエルクイーン(北海道)が3着内の半数を稼いでおり、数字の評価は微妙。やはり主力となるのは南関東所属馬と考えるべきだ。
注目すべきは、兵庫と佐賀から過去1頭ずつ参戦し、いずれも3着(19年エイシンミノアカ、20年アンバラージュ)と活躍していること。両馬ともにそれまでのGDJ対象レースで入着ポイントを稼いでいた馬で、遠方からの遠征はその意欲に敬意を払うべきだ。[表1]
[表1] 所属別成績(過去10回)
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
南関東 | 6 | 4 | 3 | 15 | 21.4% | 35.7% | 46.4% |
北海道 | 4 | 3 | 1 | 4 | 33.3% | 58.3% | 66.7% |
岩手 | 0 | 2 | 4 | 49 | 0.0% | 3.6% | 10.9% |
笠松 | 0 | 1 | 0 | 4 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
兵庫 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0.0% | 0.0% | 100.0% |
佐賀 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0.0% | 0.0% | 100.0% |
金沢 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |