データ分析

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4月3日(木)18時頃に公開予定です。

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当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

各地から3歳牝馬が参戦

関東と関西の間に位置する名古屋競馬場。北陸からも当日輸送でアクセスできる場所にあり、グランダム・ジャパン優勝を目指す馬たちが毎年、各地から遠征する。2022年に名古屋市から弥富市に競馬場が移転したことでいくつかの傾向の変化はありながらも、地元馬が意地を見せる一戦。ここでは15~24年の過去10回から傾向を見ていく。

地元馬健闘、遠征馬は東西ともに

地元馬が意地を見せており、愛知所属馬が最多の7勝。3着も9回と多い。次いで勝利を挙げるのは船橋で、南関東の他3場が未勝利に対してこちらは2勝、2着1回と連対率は42.9%に上る。兵庫も1勝を挙げ、東京と大阪の中間的な立地が幅広い地区から好走馬を出している。[表1]

[表1] 所属別成績 (過去10回)

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
愛知 7 3 9 52 9.9% 14.1% 26.8%
船橋 2 1 0 4 28.6% 42.9% 42.9%
兵庫 1 2 0 6 11.1% 33.3% 33.3%
高知 0 2 0 4 0.0% 33.3% 33.3%
笠松 0 1 1 11 0.0% 7.7% 15.4%
浦和 0 1 0 2 0.0% 33.3% 33.3%
その他 0 0 0 9 0.0% 0.0% 0.0%

頭は堅くヒモは伏兵激走

単勝1~3番人気が9勝。勝ち馬に関しては上位人気馬が期待通りの走りを見せられると考えていいだろう。一方で、2着、3着には伏兵馬の激走も見られ、10番人気以下の3着が3回あった。そのうち2022年は3連単で43万円超え。また、二桁人気までいかずとも人気薄の組み合わせや1番人気が4着以下に敗れたことで3連単が25万円超えとなった年は他に2回あった。競馬場が弥富市に移転して以降の近3回はいずれも3連単万馬券となっていることも頭に入れておきたい。[表2]

[表2] 単勝人気別成績 (過去10回)

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
1番人気 5 1 1 3 50.0% 60.0% 70.0%
2番人気 1 2 0 7 10.0% 30.0% 30.0%
3番人気 3 0 2 5 30.0% 30.0% 50.0%
4番人気 0 1 1 8 0.0% 10.0% 20.0%
5番人気 0 3 2 5 0.0% 30.0% 50.0%
6番人気以下 1 3 4 60 1.5% 5.9% 11.8%

3年連続勝利の友森騎手

当レースで思い起こされるのは友森翔太郎騎手の活躍。2017年~19年、いずれも所属する塚田隆男厩舎の馬で3連覇を果たした。大畑雅章騎手も2勝を挙げる活躍。吉原寛人騎手は当レース1勝のみだが、22年4月の競馬場移転直後から地方馬同士の重賞で騎乗機会4連勝を果たすなど、他地区のジョッキーながらコースを熟知している。[表3]

[表3] 主な騎手別成績 (過去10回)

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
友森 翔太郎 3 0 0 3 50.0% 50.0% 50.0%
大畑 雅章 2 0 4 2 25.0% 25.0% 75.0%
吉原 寛人 (金沢) 1 1 0 1 33.3% 66.7% 66.7%
岡部 誠 1 1 0 5 14.3% 28.6% 28.6%
山田 祥雄 1 0 0 3 25.0% 25.0% 25.0%
田中 学 (兵庫) 1 0 0 0 100.0% 100.0% 100.0%
石崎 駿 (船橋) 1 0 0 0 100.0% 100.0% 100.0%

新競馬場は外枠注目

名古屋競馬場は2022年4月に弥富市に移転。旧競馬場は断然前有利だったのに対し、新競馬場は内ラチ沿いの砂が深い日が多く、差しも決まる。もちろん新競馬場でも内ラチ沿いを走る日もあるため、単純な比較は難しいのだが、移転後は比較的外枠が好成績。22年の当レースでは最内枠からグラーツィア(船橋)が勝ったが、この日はインが使える日で、直前3レースでは最内枠がみな3着以内に入っていた。その日の馬場傾向にもよるが、内を空けて走る日であれば、外枠に注目したい。[表4]

[表4] 馬番別成績 (競馬場が移転した22年以降の過去3回)

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
1~3番 1 0 0 8 11.1% 11.1% 11.1%
4~6番 1 0 1 7 11.1% 11.1% 22.2%
7~9番 1 2 1 5 11.1% 33.3% 44.4%
10~12番 0 1 1 7 0.0% 11.1% 22.2%

勝つのはこういう馬

単勝3番人気以内かつ、地元愛知所属馬もしくは吉原寛人騎手騎乗の馬は近7年連続勝利。このコースを熟知した人馬で上位人気に推されていれば、信頼度は増す。また、競馬場移転後は重賞勝利実績が当レース勝ち馬の必須条件となっている。

(文・大恵 陽子)

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