データ分析

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当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

南関東3歳牝馬の二冠目

グランダム・ジャパン3歳シーズンの対象レースで、南関東牝馬三冠の中では桜花賞に続く二冠目になる。2019~22年は、いずれも東京プリンセス賞の勝ち馬がNARグランプリ3歳最優秀牝馬に輝くなど、世代牝馬トップを争う一戦とも言える。この時期は完成度の高さも重要となってくるだけに、実績などを踏まえて15~24年の過去10回の傾向を見ていく。

浦和が近年は安定して好走

近年は浦和の活躍が顕著で、トーセンガーネットが勝った2019年以降【3-0-1-4】の成績を収め、馬券圏内に入れなかったのは出走がなかった20年と1頭(10番人気)だった23年のみと好調。過去10回トータルで見ても勝率・連対率・3着内率で全てトップとなっている。他では昨年がワンツーと地元の意地を見せた大井が船橋と肉薄。川崎は17年2着のアップトゥユーを最後に連対はなく、勝ち馬も出ていない。[表1]

[表1] 所属別成績 (過去10回)

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
浦和 4 0 1 9 28.6% 28.6% 35.7%
大井 3 5 3 40 5.9% 15.7% 21.6%
船橋 3 4 2 31 7.5% 17.5% 22.5%
川崎 0 1 4 26 0.0% 3.2% 16.1%

上位人気2頭プラス6番人気以下が狙い目

伸び盛りの3歳牝馬のレースだけに人気馬の信頼度に疑問符がつくかと思われたが、意外にも上位人気馬が崩れることは少なく、1~3番人気のうち2頭以上が3着以内に好走したのは8回。昨年を振り返ると勝ったのは6番人気のフェルディナンド(大井)だったが、2着は1番人気のローリエフレイバー(大井)、3着には3番人気のプリンセスアリー(船橋)が入った。3着内率は1番人気が80.0%に達し2番人気が60.0%、3番人気も50.0%と高い数字を残している。1~3番人気の馬券圏内独占は23年の1回のみ。前回のように上位人気2頭プラス6番人気以下という組み合わせが5回。相手には伏兵も入れておきたい。[表2]

[表2] 単勝人気別成績 (過去10回)

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
1番人気 3 2 3 2 30.0% 50.0% 80.0%
2番人気 3 2 1 4 30.0% 50.0% 60.0%
3番人気 1 3 1 5 10.0% 40.0% 50.0%
4番人気 0 0 1 9 0.0% 0.0% 10.0%
5番人気 1 2 0 7 10.0% 30.0% 30.0%
6番人気以下 2 1 4 79 2.3% 3.5% 8.1%

桜花賞馬は必ず馬券に絡む

牝馬二冠目となるだけに一冠目の桜花賞との関連をチェックする。距離や舞台が異なるにもかかわらず、桜花賞馬は9頭が参戦して全て3着以内と堅実。買い目には必ず入れておきたい。桜花賞で掲示板に載った馬は着順を落とすにつれて成績が低下。基本的には桜花賞の着順通りの信頼度といったところで4・5着からの勝利はない。
ただ、桜花賞6着以下が2勝している点は要注目。2・3着も計4頭が該当しており、2021年3着のティーズアレディー(大井)を除く5頭のうち4頭は、東京2歳優駿牝馬で3着以内。残り1頭はユングフラウ賞の勝ち馬だった。この両レースの好走馬にも気をつけたい。[表3]

[表3] 桜花賞着順別成績 (過去10回)

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
桜花賞1着 4 1 4 0 44.4% 55.6% 100.0%
桜花賞2着 2 0 0 4 33.3% 33.3% 33.3%
桜花賞3着 1 1 1 6 11.1% 22.2% 33.3%
桜花賞4着 0 1 0 5 0.0% 16.7% 16.7%
桜花賞5着 0 0 1 7 0.0% 0.0% 12.5%
桜花賞6着以下 2 1 3 17 8.7% 13.0% 26.1%

勝ち馬は中ほどより外の枠から

枠番では2017・18年以外は6~8枠(11~16頭立ての6~14番)が勝利。内枠はもまれて力を発揮できないケースがあり、基本的には中ほどより外の枠が有利。迷うことがあれば枠番を検討してみるのも悪くない。[表4]

[表4] 枠番別成績 (過去10回)

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
1枠 0 1 1 11 0.0% 7.7% 15.4%
2枠 0 2 3 10 0.0% 13.3% 33.3%
3枠 0 0 1 14 0.0% 0.0% 6.7%
4枠 2 2 0 12 12.5% 25.0% 25.0%
5枠 0 0 2 16 0.0% 0.0% 11.1%
6枠 4 1 2 12 21.1% 26.3% 36.8%
7枠 2 3 1 14 10.0% 25.0% 30.0%
8枠 2 1 0 17 10.0% 15.0% 15.0%

勝つのはこういう馬

過去10回の勝ち馬には『東京2歳優駿牝馬3着以内』か『桜花賞V』という共通点があった。所属では浦和に注目。2019年以降の6回で3勝し勝率は37.5%。23年を除いて全て3着以内に好走している。10頭中6頭は年明け3戦目で当レースを制していた。

(文・スポーツ報知 浅子 祐貴)

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