データ分析

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当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

真夏の夜の牝馬重賞

“その金ナイター”で開催される牝馬による一戦。過去17回で2014・15年エーシンサルサ(兵庫)、16~18年ディアマルコ(高知)、23・24年ハクサンアマゾネス(金沢)と3頭が複数回勝利を挙げた。金沢の女傑・ハクサンアマゾネスが引退した今年はどの馬が台頭するのか。ここでは15~24年の過去10回から傾向を見ていく。

様々な競馬場から好走

他地区の活躍も目立つ一戦。高知の3勝はディアマルコ1頭が挙げており、2着1回は2024年アンティキティラ。いずれもグランダム・ジャパンで活躍した馬たちだった。また、金沢の2勝もハクサンアマゾネスの連覇によるもので、所属場というより特定の馬に好走例が偏っている部分もある。南関東を含め多様な所属場から好走しており、出走がありながら馬券絡みがないのは佐賀だけ(北海道と岩手からは参戦なし)。[表1]

[表1] 所属別成績(過去10回)

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
兵庫 3 2 6 59 4.3% 7.1% 15.7%
高知 3 1 0 3 42.9% 57.1% 57.1%
金沢 2 0 0 0 100.0% 100.0% 100.0%
愛知 1 0 1 2 25.0% 25.0% 50.0%
南関東 1 6 3 16 3.8% 26.9% 38.5%
上記以外 0 1 0 7 0.0% 12.5% 12.5%

人気薄の地元馬に激走あり

好走例は上位人気に幅広く分布。一方で、最も人気薄での勝利は2021年シーアフェアリー(愛知)で9番人気だった。地元馬に限定して3着以内に入った馬の人気を見てみると、4番人気以内が6頭に対し、5番人気以下も5頭と人気薄での好走例が多く見られた。このコースを走り慣れた馬と、熟知した騎手のコンビということに加え、遠征馬の存在で相対的に人気を下げていることも一因と考えられる。地元馬は人気薄であっても注意が必要。[表2]

[表2] 単勝人気別成績(過去10回)

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
1番人気 4 3 1 2 40.0% 70.0% 80.0%
2番人気 2 1 2 5 20.0% 30.0% 50.0%
3番人気 1 2 0 7 10.0% 30.0% 30.0%
4番人気 2 0 2 6 20.0% 20.0% 40.0%
5番人気 0 2 1 7 0.0% 20.0% 30.0%
6番人気以下 1 2 4 60 1.5% 4.5% 10.4%

4~6歳が好走

馬券絡みが多いのは4~6歳。ディアマルコ(高知)は3~5歳にかけて3連覇、ハクサンアマゾネスは6・7歳に2連覇を果たした。牝馬は現役引退後に繁殖としての仕事が待っていることも多く、高齢馬の出走は少なくなるが、3着内率では7歳がトップというのは押さえておきたい。[表3]

[表3] 年齢別成績(過去10回)

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
3歳 1 0 0 3 25.0% 25.0% 25.0%
4歳 2 2 3 21 7.1% 14.3% 25.0%
5歳 3 5 2 29 7.7% 20.5% 25.6%
6歳 3 1 4 22 10.0% 13.3% 26.7%
7歳 1 2 1 9 7.7% 23.1% 30.8%
8歳 0 0 0 3 0.0% 0.0% 0.0%

1・2番は逃げ馬以外には鬼門

舞台となる園田1700mは向正面からのスタートで、最初のコーナーまでが短い。そのため、内枠の馬は抜群のスタートを決められればいいが、そうでない場合、立ち回りに難しさが出てくる。1・2番の20頭のうち逃げた馬は3頭いて2着2回だが、全体では【0-4-2-14】と成績が良いわけではない。1番人気は3頭いて、2、4、5着だった。理想は4番より外か。

勝つのはこういう馬

特定の馬が複数回勝利することの多いレースのため、23・24年と連覇したハクサンアマゾネスが引退し、勢力図がどうなるか。過去10回中7回で勝ち馬は前走でも勝利を挙げていた。勝った前走については重賞に限らず特別戦も該当する。

(文・大恵 陽子)

注記

当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。