データ分析

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当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

GDJ古馬秋シーズン終盤の地方限定戦

盛岡競馬場での当レースが終了すると、グランダム・ジャパン古馬秋シーズンは、JRA交流のレディスプレリュードJpnII、JBCレディスクラシックJpnIを残すのみ。出走馬の多くは、地方馬だけで争われる舞台で少しでも多くのポイントを獲得したいと考えることだろう。とくに南関東の陣営は、同じ時期に行われる名古屋の秋桜賞と、どちらを選択するかもポイントとなる。その一戦の傾向を、2015~24年の過去10回(15~20年は水沢1900m、23年は水沢2000m)からみていくことにしたい。

上位人気馬が断然

単勝1番人気が7勝を挙げ、3着内率は90.0%。しかし2番人気の勝利はゼロ。また、3番人気は3勝を挙げているが、2着はゼロとなっている点が特徴的だ。ただ、好走例は上位人気馬が大半。下位人気では6・7番人気が計2着3回、3着2回となっているのが目立つ。[表1]

[表1] 単勝人気別成績(過去10回)

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
1番人気 7 1 1 1 70.0% 80.0% 90.0%
2番人気 0 4 1 5 0.0% 40.0% 50.0%
3番人気 3 0 4 3 30.0% 30.0% 70.0%
4番人気 0 2 2 6 0.0% 20.0% 40.0%
5番人気 0 0 0 10 0.0% 0.0% 0.0%
6・7番人気 0 3 2 15 0.0% 15.0% 25.0%
8番人気以下 0 0 0 37 0.0% 0.0% 0.0%

遠征馬が優勢

岩手所属馬で勝利を挙げたのは昨年のミニアチュールで、それが2010年以来14年ぶり。勝率・連対率・3着内率のいずれもトップは北海道となっている。ただし、北海道が勝利したのは18年が最後。19~23年は南関東が勝利を挙げている。[表2]

[表2] 所属別成績(過去10回)

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
岩手 1 2 3 48 1.9% 5.6% 11.1%
北海道 4 3 1 3 36.4% 63.6% 72.7%
南関東 5 5 4 19 15.2% 30.3% 42.4%
上記以外 0 0 2 7 0.0% 0.0% 22.2%

馬体重の増減にも注目

前走との馬体重の比較で『マイナス10㎏以上』で臨んだ馬が好成績を挙げている点を挙げておく。該当馬の大半は遠征馬で、大幅体重減はあまり気にしなくてもいい。逆に、『プラス10㎏以上』で勝利したのは、昨年のミニアチュール(岩手)だけ。この馬は前走時の馬体重が413㎏でデビューからの最少馬体重。それだけに体重増はプラスといえる材料だった。[表3]

[表3] 前走との馬体重増減別成績(過去10回)

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
マイナス10㎏以上 4 2 1 5 33.3% 50.0% 58.3%
マイナス5~9㎏ 2 0 2 14 11.1% 11.1% 22.2%
プラス4~マイナス4㎏ 2 4 4 29 5.1% 15.4% 25.6%
プラス5~9㎏ 1 4 3 21 3.4% 17.2% 27.6%
プラス10㎏以上 1 0 0 8 11.1% 11.1% 11.1%

注記: 17年2着スパンコールは前走が計測不能のため2走前との比較

前走が重賞だった馬が中心

前走別では、重賞だった馬が好成績。昨年はミニアチュール(岩手)が地元前哨戦の準重賞から臨んで勝利を挙げたが、そのほかの『自地区の重賞以外』は2、3着各4回となっている。ちなみに岩手所属馬で3着以内に入った6頭のうち5頭は、2018年以前。近年は遠征馬が強力という結果になっている。[表4]

[表4] 前走別成績(過去10回)

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
所属地区の重賞 6 3 3 15 22.2% 33.3% 44.4%
他地区の重賞 3 3 3 12 14.3% 28.6% 42.9%
自地区の重賞以外 1 4 4 50 1.7% 8.5% 15.3%

勝つのはこういう馬

単勝1番人気、または3番人気で、南関東所属馬が最有力。そのなかで前走が重賞だった馬を選びたい。ちなみに昨年のミニアチュール(岩手)以外の1着馬は、当日の馬体重が464㎏以上で、勝ち切るにはある程度の馬格は必要。

(文・浅野 靖典)

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