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COLUMN 14 2021.07.15
ナイター競馬は地方競馬の魅力のひとつ
タレント 岡村麻純

現在15か所ある地方競馬場のうち、8箇所がナイター競馬を開催しています。さらに名古屋競馬場も移設後、ナイター開催を目指しています。平日開催が多い地方競馬においては、ナイター競馬があることで生活スタイルに関わらず遊びに行くチャンスを増やしてくれます。光に照らされた美しいお馬さんの走るナイター競馬は、競馬という言葉にとどまらず、光輝く異世界のエンターテインメントとしての魅力が増すように感じます。

そんなナイター競馬が日本で始まったのは、1986年、大井競馬場のトゥインクルレースです。35年前の7月31日、大井競馬場にて日本初のナイター競馬が行われ、その翌日、ナイター競馬での初めての大きなレース、現在の重賞サンタアニタトロフィーにあたる関東盃が行われました。その勝ち馬は、ガルダン。中央でも活躍し、あの藤沢和雄調教師に初勝利をもたらした名馬です。ぽてっとしたお尻が魅力的で大好きだったビービーガルダンの名も、このガルダンからきていたことにときめきを感じます。そして、このレースでガルダンに騎乗されていたのは、30歳になる的場文男騎手でした。初めてのナイター開催期間の大きなレースで勝利を飾ったジョッキーが、昭和、平成、令和と時を経てもまだトゥインクルレースでその雄姿をみることができる。なんと偉大なことでしょうか。ちなみに、的場文男騎手はこのレースがサンタアニタトロフィーという名称になった96年以降だけでも20回も騎乗されていますが、4勝2着5回3着3回と、複勝率6割という成績をおさめられています。2021年のサンタアニタトロフィーは11月2日。今年も騎乗されるのか楽しみです。

初めてのナイター競馬では、騎手の方もファンの方も、普段とは違う空気にドキドキされていたかと思います。日中の競馬とは違った空気に緊張してしまうのは、お馬さんたちも同じです。お馬さんは人とは違い、暗いところでも目が見えるそうです。つまり、ナイター競馬の光は人間にとっては見やすい光でも、お馬さんにとってはまぶしい光。初めてのナイターでは光に驚いていないか、パドックから見逃せません。思い起こせば、GIレース(級)10勝という偉業を成し遂げたホッコータルマエも初ナイターでは落ち着かず、自分の走りができなかったそうです。このナイター競馬の光の異世界は競馬予想もおもしろくしてくれています。

7月31日、トゥインクルバースデーという記念すべき日が自分の誕生日でもある私の初競馬も、このトゥインクルレースでした。仕事帰りに連れて行ってもらった大井競馬場は、これまで抱いていた競馬というイメージを覆し、光輝くイルミネーションとおいしい食べ物、輝きながら走り去るお馬さんたち、驚きの感動がありました。
まもなく、トゥインクルレースと私のバースデーがある、真夏がやってきます。トゥインクルレースの初めてのポスターに描かれていた言葉。“真夏の夜の夢。”その夢はいま、全国へ広がっています。

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