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VOL.01 サミットクラブ 2021.07.15
注目は地元岩手勢VS遠征馬の対決!シリーズ優勝の行方は!?

みなさんは「3歳秋のチャンピオンシップ」という名を聞いたことはあるだろうか?
地方競馬を始めたばかりの方は初耳かもしれない。3歳馬とホースマンたちは、毎年5〜6月ごろに各地で行われる「ダービー」という言葉に憧れ、強い想いを抱き、その称号を夢見ている。
では、その「ダービー」が終わったあとは何を目指すのか?
地方競馬には、実はまだ夢の続きがあるのだ。

その夢の名は、『ダービーグランプリ』。

7月22日(祝木)の王冠賞(門別)を皮切りに、サラブレッド大賞典(金沢)、黒潮盃(大井)、岐阜金賞(笠松)、黒潮菊花賞(高知)、不来方賞(盛岡)、園田オータムトロフィー(園田)、ロータスクラウン賞(佐賀)、西日本ダービー(名古屋)、戸塚記念(川崎)が行われ、これらを戦ってきた有力馬たちが10月3日(日)ダービーグランプリ(盛岡)に集結し、地方競馬の3歳王者の座を争う。
これら全11レースが「3歳秋のチャンピオンシップ」である。

フレッチャビアンカ
(第33回ダービーグランプリ)


昨年度のダービーグランプリは、毎年ハイレベルなレースが行われる戸塚記念(川崎)の優勝馬ティーズダンクが参戦。ダービーグランプリの単勝オッズは1.6倍と断然の1番人気であった。
2番人気は、当時北海道所属の王冠賞優勝馬・コパノリッチマン。
地元岩手のフレッチャビアンカは、東北優駿と不来方賞という岩手のビッグレースを連勝中なのにも関わらず3番人気に甘んじてしまっていた。
地元岩手勢の想いは2つ。ティーズダンクという高い壁を越えること。そしてもう一つは、北海道勢からの王座奪還である。

レースは静かにスタートした。地元岩手のグランコージーが大逃げを打ち、それを追いかけるように最終コーナーを回る。
”高い壁”は自分で作っていただけかもしれない。
そう思わせてくれるように、鞍上のゴーサインに反応良く突き抜けたのは地元岩手のフレッチャビアンカであった。4馬身もの差で圧勝!
2着に入ったのは断然人気のティーズダンク。そして、さらに沸いたのは地元岩手のピアノマンとグランコージーが3着に2頭同着で入ったのであった。
こうして昨年度のダービーグランプリは、地元岩手の歓喜と共に幕を閉じた。

リュウノシンゲン
(第29回東北優駿(岩手ダービー))


さて、今年もまた熱き戦いが始まる。
今年の注目もやはり地元岩手勢になるだろう。まだ出走は定かではないが、やはり期待してしまうのが先日行われた東北優駿(水沢)を優勝し、二冠を達成した地元岩手のリュウノシンゲンだ。目下5連勝中で、この勢いのまま「3歳秋のチャンピオンシップ」での活躍にも期待している。

競馬とはもちろん馬が走るもの。ただそれは、夢を見ているホースマンたちの想いと共に走るものである。

さらに地方競馬は、地元の名を背負い走るのもまた醍醐味だ。

あなたの地元に競馬場はありますか?もしあるならそれはとても幸せなこと。
なぜなら、あなたも一緒に夢の続きを見られるのだから。

《関連リンク》
3歳秋のチャンピオンシップ2021特設サイト