アンバサダーが語る
シリーズ競走の魅力 SERIES COLUMN
SERIES COLUMN
VOL.03 山田桃子 2021.09.30
「女王」になりたい!強くて可愛いなんて無敵ですよね?

グランダム・ジャパンは「女の戦い」
私が競走馬だったら、絶対に負けたくない…
強くて可愛い牝馬なんて無敵じゃないですか?
いや、か弱い所や隙があるほうがいいのか?
やはり、守ってあげたくなるような女の子の方がいいでしょうか。

そんなことは、さておいて。
いよいよ、グランダム・ジャパン古馬シーズンは最終戦を残すのみとなりましたね!
10月7日、大井競馬場で行われるレディスプレリュード(JpnⅡ)。

私の注目は、サルサディオーネ。
NARグランプリ2020の4歳以上最優秀牝馬です。
先日、管理する堀千亜樹調教師に取材をする機会がありました。
千葉県印西市にある小林分厩舎。
静かで自然豊かな、落ち着く環境に厩舎を構えています。

ところで皆さんは、堀調教師のジョッキー時代を知っていますか?
2004年の9月に騎手を引退されています──。
私は小学生でしたので現役ジョッキー時代を知らないのですが、現在は"とっても"が10倍つくほど、気さくで穏やかで、人にも馬にも優しい素敵な調教師さんなんですよね。
そんな雰囲気の中で過ごしている馬たちは、みんなゆったりと落ち着いていました。普段の性格は穏やかで、レースでは切り替えてスイッチオン!
そうして、実力を発揮できる競走馬になるんだろうと思いました。

そんな中、サルサディオーネはというと…
私たち撮影班が厩舎へお邪魔しても、食べたり飲んだりお尻を向けたり、おかまいなし。マイペースな所がなんとも愛おしい…。
可愛らしいお顔の中に、ドシっとした根性さえも感じました。
これで強い走りを魅せられたら、恋にオチますね!
ちなみにサルサディオーネの隣は、昨年のJBCスプリント(JpnⅠ)を勝ったサブノジュニアの馬房でしたよ!
特に意味はなく、偶然だそうです♪

では、ここでポイントを確認。
1位は、リネンファッション(JRA)30ポイント
2位は、ロカマドール(川崎)29ポイント
3位は、グランデストラーダ(大井)25ポイント
…サルサディオーネ(大井)は20ポイントでマルシュロレーヌ(JRA)と並んで6位タイ。

サルサディオーネはスパーキングレディーカップ(JpnⅢ)を勝って20ポイントを獲得しています。
今年のレースは、土砂降りの雨でしたよね。矢野貴之騎手を背に、1枠からスッとゲートを出て先頭へ躍り出ました。そこから、堂々たる逃げ。後続の各馬を突き放して6馬身差の逃走劇。誰が見ても強いとわかる走りです。
この時の2着はリネンファッション、3着がグランデストラーダ。
このシリーズ、最後までわかりませんね。

残すは1レースのみ…
最終戦が行われる大井の外回り1800m。
最後の直線は386mで地方最長。向正面で徐々にペースを上げ、最後の直線で十分に差すこともできるので、差し馬の活躍もあり…、ぜひ、大井の地で戦う姿を見たい。
なんだかワクワクしてきました。

ところで、南関東地方競馬チャンネルキャスター3年目になる私、山田桃子ですが、実は今回、シリーズ競走の楽しみ方、詳しいルールは、中継でいつも声を聞いている実況の大川さんのコラムを拝見して勉強しました。ありがとうございます!

こんな楽しみ方があったとは。
他地区からの遠征、ポイント加算を考えて、どこを使うかも勝負の鍵となるのなら、南関東所属以外の馬にも注目しないと…。

他地区からは現在21ポイントで5位につけている兵庫サマークイーン賞優勝のシーアフェアリー(愛知所属)が出走を予定。上位に入ること、さらにライバルの結果いかんでは逆転の可能性もあるだけに楽しみな存在です。

1番多くポイントを獲得した優勝馬には、ボーナス賞金1000万円とグランダム・ジャパン古馬シーズン優勝の称号が与えられる。
つまりは「女王」になることができるわけです。
絶対に見逃せません。
全人馬無事に。
がんばれ、全国の牝馬たち!

《関連リンク》
グランダム・ジャパン2021 古馬シーズン特設サイト