8月10日(水)
門別競馬場

フローラルカップ
ダ1600m (右)

予想情報

レースの見どころ

 全国の地方競馬で2歳重賞戦線の第一弾は栄冠賞だが、門別競馬では、7月14日のフルールカップ、7月28日のブリーダーズゴールドジュニアカップから、牝馬、牡馬それぞれが枝分かれ。このレースは2歳重賞戦線では唯一の内回り1600mで行われる牝馬限定の一戦。ゴチャつくことが多い内回り特有のペースに、うまく対応できるかどうか。単に勝負強さだけではなく、流れに左右されず、器用に立ち回れることが勝負の分岐点になる傾向。

本命

  • 44スティールグレイス

CHECK!

 圧倒的な支持を受けた栄冠賞は、内々ですっと反応し切れなかったが、中間、ソエ気味だったことが、敗因のすべてだった感じがする。とはいえ、前走後は熱心な乗り込みを消化して、坂路での最終追い切りでは、終い11秒8の伸びを披露。体調面は前走の比ではない。器用な一面を持っているだけに、内回り1600mに舞台は替わっても特に問題はない。フレッシュチャレンジ競走、ウィナーズチャレンジ競走を快勝したポテンシャルの高さを改めて評価したい。

対抗

  • 55リコシェ

CHECK!

ここまで5戦のキャリアを誇っており、栄冠賞では後方から追い込んで0秒2差5着。前走のフルールカップでは、好位追走から自力勝負に出て一旦は先頭に立ったのだが、勝ち馬の強襲に遭遇して惜しい2着。とはいえ、展開に左右されることもなく、どんな競馬でもできることを実証したのは、今後を占うためには大きな収穫を得たと言えるだろう。直前の坂路でも自己ベストを大幅に更新する動きを見せて、追われてからの反応も文句なし。首位肉薄以上のケースも十分。

単穴

  • 22オンネマトカ

CHECK!

デビュー戦の勝ちっぷりの良さを考えれば、ウィナーズチャレンジ競走、フルールカップの敗戦で大きく株を下げた格好になったが、半兄トランセンデンスは昨年の羽田杯(大井1800m)の覇者であり、血統的背景から言っても、このまま埋もれることはない器と言えるはずだ。先行力の良さが武器だが、内回りでゴチャつく流れになっても対応は可能だろうし、自分のリズムを崩さずに立ち回ることができれば、大きく変わる要素を見出せる。穴中の穴はこの馬。

連穴

  • 11コパノオレゴン
  • 810コンテパルティロ

CHECK!

 毎年、2歳戦線で中心的な立場を占めるのが角川厩舎と田中淳厩舎だが、コパノオレゴンは角川厩舎の第二の馬。前走は内々で砂を被る格好になり大敗を喫しているが、デビューから中距離路線を選択しているように、マイルの距離が向いているのは間違いない。早め早めの競馬もできそうだから、内回りにも即応できるはずだ。田中淳厩舎の第二の馬はコンテパルティロ。結局はアタックチャレンジを勝てなかったが、距離を延ばしてからのレースぶりが上々。前走も未勝利戦は自分から動いていって相手を捻じ伏せる快勝劇で時計も優秀。今のデキの良さなら、重賞でも臆することはない。

提供 競馬ブック 山口 英博

注記

当ページの情報は、8月9日(火)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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