8月12日(金)
園田競馬場

摂津盃
ダ1700m (右)

予想情報

レースの見どころ

恒例となった真夏のハンデ重賞。そのだ金曜ナイターがスタートした2012年からは実施日も金曜日に固定、関西圏、真夏の夜の盛り上げを一手に担う名物重賞となる。しかも丁度お盆休み期間中での実施となるため常連さん以外にも好まれるお祭り的レース。昨年の優勝馬はエイシンデジタル、内々経済コース回りから直線、外へ切り替えての差し切りだった。その昨年から連続参戦となるのはエイシンナセルただ1頭、メンツはガラッと変わった。なかでも注目は強烈すぎる勝ち方を演じてきたシェダル、タガノウィリアムの2頭。一騎打ちの可能性大、果たして一角を崩す馬は現れるのだろうか。

本命

  • 11シェダル

CHECK!

デビューは3歳になってから。堂々の一番人気に支持され圧倒的な大差勝ち、2秒以上離された後続はまったく何もできなかった。更に2走目も逃げ切り完勝でエリートコースに乗る。しかし、その後、壁にぶつかり8・3着も古馬混合2走目から再び連勝、一気にオープンまで駆け登る。しかし、ここでまたも壁。4歳秋に兵庫県へ移籍となるのだが、以降7戦5勝、2着3着が一度ずつと完全に輝きを取り戻した。しかもジンギ以外の兵庫県馬には負けたことがないという点が大きすぎる強味。敵は前を行く、ただ一頭だけ。58.5キロのトップハンデでもこれまで同様早めに動いて抜け出し図る。初戴冠目前。

対抗

  • 55タガノウィリアム

CHECK!

デビュー戦は芝、中団キープも伸び切れず13着。2戦目からはダートに鞍替えも8・5・9・8着となかなか光明差さずの6戦目、ここで小牧太Jとコンビを組んでから一気に流れが変わる。初めての不良馬場でうまくスイッチが入った(以降の不良成績3・1・2着)のかもしれないが、3番手からしぶとく2着。以降6着を挟んで7連続入着の堅実駆け。トータル彼とのコンビで2勝、2着3回、3着2回の好成績を挙げ、今春兵庫県入り。兵庫、西日本、ふたつのダービー馬スマイルサルファーを寄せ付けなかった移籍初戦が圧巻、更には前走もまだまだ脚を余しての逃げ切り。どこまで強くなるのか、計り知れない。

単穴

  • 66フーズサイド

CHECK!

どこからどう見てもどうみても2頭一騎打ちムードが濃厚だけに3着馬を当てれば3連単2点勝負で払い戻しにありつけそう。その筆頭がこの馬。着外数は多いが、JRA2勝、2着4回、3着2回は前記ウィリアムとほぼ同じ。実績面からは同等の走りが可能というわけになる。後ろからの馬だけになかなか勝ち切れないが、前走の園田初勝利で弾みは付いた、上がりのひと脚も確実、ポイントはそれをどこでどう使うか。シェダルには兵庫大賞典、ウィリアムには3走前で完璧に勝負を付けられただけにもう無欲。直線のひと脚に賭ける手しかない。

連穴

  • 22デンコウハピネス
  • 77テーオーエナジー
  • 810エイシンダンシャク

CHECK!

2強とはすでに勝負付けが済んだ馬がほとんど。しかもその差は歴然。となると別路線組、初対決馬を狙いたくなるものだが、かきつばた記念5着馬サンロアノークが回避したことでその対象馬はデンコウハピネスだけに。兵庫県入り後はまだ未勝利も初重賞となった前走サマークイーン賞3着が示すように相手なりに走れるタイプ。唯一のA2級、格下の身だが、この枠なら前走同様の内回りが可能。夏場も強そう、52キロの軽ハンデを生かして。テーオーエナジーは前走ウィリアムから1秒4差、致命的な差ではあったが、実績馬の2走目という点を加味すれば多少の狙いは成り立つ。エイシンダンシャクも先行しぶとい、シェダルの出方ひとつでギリギリ前残り。

提供 競馬ブック 北防 敦

注記

当ページの情報は、8月11日(木)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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