8月21日(日)
高知競馬場

建依別賞
ダ1400m(右)

予想情報

レースの見どころ

 夏の名物短距離重賞、この時季に実施される古馬重賞では最も敷居が高いレースとして注目されている。前哨戦にも位置付けされる7月の重賞、トレノ賞の上位3頭に優先出走権があり、やはり大半はそこからの直行をステップとする面々が多い。毎年賞金額が上乗せされている中で、このレースも1着賞金が1000万円の大台に。昨年は無双状態を継続中であったスペルマロンが1強ムードの中で結果を出したが、今年も上位陣は充実のラインナップ。各々がハイパフォーマンスを見せてくれるに違いない。

本命

  • 55ダノングッド

CHECK!

 一昨年の5月に当地へ移籍。以後は重賞タイトルを地元で3勝、他地区で5勝を手にしており、息の長い活躍を見せている。園田FCスプリント連覇等から基本はワンターン向きのスプリンターだろうが、さほど器用さの問われない高知の1400メートル戦に関しては大きく割り引く必要もなく、今年の黒船賞で3着に健闘した舞台と同じであれば不安は皆無。トレノ賞でも強い勝ち方が出来た事で、この一戦に向けても一番良いイメージで臨める一頭には違いない。2年連続2着に後塵を拝した建依別賞、3度目の正直へ今年こそはVを掴み取る。

対抗

  • 66ブラックランナー

CHECK!

 昨年4月に賞金編成でC3組へ降級。以後は10連勝をマークする快進撃で再び最上級クラスへ返り咲き。今年1月の大高坂賞で一旦連勝はストップするも、そこから再び勝ち星を積み重ねて3月の御厨人窟賞で念願の重賞初制覇を達成。先行力に加え、スピードの持続性に優れているのがこの馬の最大の長所。前走トレノ賞では人気を分け合ったダノングッドに差し切りを許すも、厳しくマークされる立場の中で2着を死守した事は、内容的には及第点を与えられる。高知の快速ランナーとしての誇りを胸に、次こそはリベンジを誓う。

単穴

  • 810ゴールドプリンス

CHECK!

 B級格付けからのスタートで今春に南関から移籍。当初は善戦までというパターンが続いていたが、7月のA4組では1400メートル戦を1分28秒1の好タイムで当地初勝利を飾り、注目度の増す存在に。満を持して挑んだトレノ賞では4着止まりだったが、道中早めに押し上げ、自分のリズムを崩してしまったのが最後伸び切れなかった要因のひとつ。その反省を活かしてか、前走の準重賞エピカリス賞では折り合いに専念、後半ロングスパートで他馬を一掃した脚は凄味十分だった。再び良いリズムを取り戻して重賞再チャレンジ。大跳びだけに、時計が出やすい道悪の方が合うイメージ。

連穴

  • 11アメージングラン
  • 22ゴールデンブレイヴ
  • 78ダノンジャスティス
  • 44グランデラムジー

CHECK!

 アメージングランは5月の福永洋一記念3着馬であり、ダノングッドに先着。その福永洋一記念1、2着馬は高知を代表するトップレベルの面々で、現在はまだ休養中。同馬も休み明けにはなるが、単純な物差し比較ならこの馬にもチャンスあり。ゴールデンブレイヴはトレノ賞3着馬であり、末脚がキレるタイプ。重賞レベルだと多少は展開の助けも必要になるが、全くの不発で終わる事は考えにくい。ダノンジャスティスはトレノ賞でも果敢に先行した様に、レースの鍵を握ってきそうな馬。園田FCスプリント2着からスピード負けはしないハズ。グランデラムジーは二十四万石賞を人気薄で2着。前走で実力を軽視されるなら、逆に不気味さが漂う。さらに△5点目に前走で女王の座を射止めたカレンリズ。当地5戦負け知らずで、今回は一気の相手強化も、底を見せていない点は魅力。

提供 福ちゃん 山崎 伸浩

注記

当ページの情報は、8月20日(土)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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