8月23日(火)
金沢競馬場

イヌワシ賞
ダ2000m(左)

予想情報

レースの見どころ

白山大賞典トライアルとして2005年に創設され今年で18回目。当初は東海・近畿・中国交流、第5回(09年)から地方全国交流に。暑い時季でもあり金沢所属馬の活躍が目立っていたが、賞金もアップした近年は強力遠征馬が参戦。昨年は南関東勢が上位独占と傾向は変わってきている。今年は地元馬が1頭のみでこれまでの最少頭数になったが、遠征馬の質は高く実力も拮抗している印象。順番通りに当てることは簡単ではなさそうで馬券としての面白みも十分。

本命

  • 44ジュランビル

CHECK!

2・3歳時にはGIIIファンタジーS、GIIフィリーズレビューで3着。3勝クラス勝ちはダート1400m。6歳の今年もGIII中山牝馬Sで0秒4差。実績面・状態面での心配はない。大井転入初戦の前走・兵庫サマークイーン賞は出遅れたが、初の地方ダートで砂を被る競馬でも直線鋭く脚を伸ばし5着(3着と0秒1差)まで追い上げた。年齢的にもズブくなってきたとのことなら初の2000mにも対応できると見る。追い比べで良さが出たこともあり勝負根性十分。先行に固執することもなさそうで、前を見据える競馬で勝ち負け期待。

対抗

  • 66テルペリオン

CHECK!

5歳時とはいえ中央ダートOPを2勝(仁川S・阪神2000m、6月・スレイプニルS・東京2100m)、GIIIマーキュリーCで3着、GIII白山大賞典で4着の実績は断然とも言える。6歳7月に大井に転入、12・16・16・14・13・8・4・11・3(昨年7月・大井1800m)4・5・12・12・10・10・2着と移籍後は案外な成績だが、前走・金沢スプリントCは2着と健闘。発馬は速くはなかったものの即座に好位に取り付いて4角先頭の積極競馬は見ごたえタップリだった。大型牡馬だが夏場の成績は良く、前走後も順調とのこと。適距離の今回は前走以上の気配と走りを期待できそう。

単穴

  • 55タカジョー

CHECK!

3歳8月の中央デビュー戦はタイムオーバー。3才10月から名古屋で2・2・2・2・1・1・着。4歳1月に浦和に転入し、C3クラスから1・2・1・9(笠松オグリキャップ記念)1・1・1着でC1まで駆け上がった。体質が弱くてデビュー遅れの経緯はあるが、地方転入後は月一走ペースで使い込め、着実に力を付けている。4月のオグリキャップ記念は経験が少ない中での2周競馬。逃げを狙った立ち回りも馬場や相手関係的に厳しく早々に失速することにはなったが、その後の3連勝の内容を思えば重賞挑戦が良い糧になったと思える。まだ4歳で伸びしろはメンバー中1番だけに重賞2戦目の今回通用しても全く不思議ない。金沢と好相性の岡部騎手鞍上(名古屋在籍時は全戦騎乗)も買い材料。

連穴

  • 11アイアムレジェンド
  • 33ブルベアパンサー

CHECK!

 アイアムレジェンドは昨年のこのレースの勝ち馬。気性的なズブさでコーナー置かれ加減になりがちだが、その点を逃げ戦法で補っての快勝だった。実力的に軽視はできないが、今年2戦の内容がもう一つ。前走は熱中症の症状もあったとのことで状態面の良化度合い次第では変身十分も、昨年同様の競馬は難しいかも。ブルベアパンサーは唯一の金沢所属馬で地の利はある。高知A級出世の6~7歳春までの走りや勢いなら面白くなりそうだが、近戦ややパンチ不足な走りが全国交流で通用するかは微妙な線。前走もテルペリオンと0秒4差だが展開のモツれが欲しいところ。

提供 競馬カナザワ 竹田 信義

注記

当ページの情報は、8月22日(月)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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