8月25日(水)
川崎競馬場

スパーキングサマーカップ
ダ1600m(右)

予想情報

レースの見どころ

 夏の川崎競馬恒例のマイル重賞。このレースの勝ち馬には日本テレビ盃(9月28日)の優先出走権が与えられるが、昨年の勝ち馬サルサディオーネが、続く日本テレビ盃を牡馬相手に逃げ切ったのは記憶に新しい。トライアルのスパーキングサマーチャレンジの勝ち馬は連対なく、むしろその年の川崎マイラーズ勝ち馬が好成績を残している。過去10回で1番人気が5勝2着3回と安定した成績を残しており、マイルグランプリ(移動前はサンタアニタトロフィー)の好走馬も好成績を残している。ただし、ヒモ荒れ傾向のレースだけに、軸選びは慎重に。

本命

  • 610リンゾウチャネル

CHECK!

2019年の道営三冠馬だが、南関転入後は1勝のみ。その唯一の勝ち鞍を川崎の高津オープン(2000m)であげている。これまでは主に中距離を使われてきたが、1400mのフジノウェーブ記念で中団から追い込み4着と短い距離への対応力もみせている。前走マイルグランプリは休み明けでスタートひと息だったが、中間、坂路を中心にじっくり乗り込み叩かれた上積みは十分。スタートを決めて流れに乗れれば穴の期待十分だ。

対抗

  • 69スマイルウィ

CHECK!

道営未勝利で転入し、そこから自己条件を地道に勝ち上がり、2走前の京成盃グランドマイラーズで重賞初勝利をあげた。その京成盃ではカジノフォンテン、モジアナフレイバー、ティーズダンクらを下し、続く前走のマイルグランプリはゴールドホイヤーに敗れ2着だったが、初コース克服だけに価値が高い。川崎コースは実績あり、引き続きマイルは得意な距離。前走を叩かれ上積みも期待できる。

単穴

  • 57フィールドセンス

CHECK!

JRAでは3勝クラスに勝ち、オープン入りしたものの、壁は厚く名鉄杯5着が最高着順。今春船橋に転入し、緒戦のマイルグランプリは感冒で取り消したが、続く前走のプラチナカップではハイペースの流れに乗っていい脚を長く使い3着。体を絞り良い時の動きが戻ってきた。JRAでは5勝中4勝が1700~1800mで、距離延長も問題ないだろう。1度叩かれ状態は急上昇。追い切りでも好タイムをマークした。

連穴

  • 45ライトウォーリア
  • 46アランバローズ
  • 33トランセンデンス
  • 22ファルコンビーク

CHECK!

ライトウォーリアは今回転入緒戦。JRAでは1800mで5勝し、佐賀記念5着の実績もある。1800m以下の距離は必ずしも合うとは言い難いが、南関東のSIIIなら好走可能だ。アランバローズは8か月のブランクをどうみるかだが、全日本2歳優駿に勝ち、テレ玉杯オーバルスプリントで古馬相手に3着した実績は軽視できない。今回もハイペースで飛ばす。トランセンデンスは羽田盃に勝ち、戸塚記念で2着して以降、休みも含めほぼ1年不振と言っていい近況だが、直前で全盛期を彷彿とさせる動きが戻ってきた。鞍上もかつての主戦だった森騎手が戻り、復活の条件は揃った。ファルコンビークは川崎マイラーズを含む3連勝。まさしく脂が乗り切っている。好位差しを覚えレースぶりも良化。マイルはベストの条件だ。

提供 日刊競馬 中坪 一夫

注記

当ページの情報は、8月24日(水)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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