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2019/06/07

【教養センター便り】99期 ノーザンファーム天栄(てんえい)見学

99期は、5月29日に『ノーザンファーム天栄』の見学へ行ってきました。
競走馬のデビュー前や現役の競走馬が休養しているときに、どのような施設でどのような調教をされているのかを勉強することが目的です。
充実した走路コース・坂路コース・トレーニング施設があり、可愛い馬もたくさんいました。

まず向かったのは走路コース!!
走路の内と外でダートコース、ウッドチップコースに分けられていて、馬の調教強度(※)やメニュー内容が色んなパターンで組み合わせることが出来る素晴らしいコースでした!
※調教強度…調教内容のことで、個々の馬に対してどれくらいのペースでどれくらいの距離を走らせるか、インターバルをおいて運動するか等、運動で馬にかける負荷のこと。
 

次に向かったのは全長900mの坂路コース!!
なが~い坂での調教をしっかりと把握するためハイテクな機能が備わっていて、ハロンタイムや道中の映像などを見る事ができ、研究しながらの調教ができるというところに驚きました。
 

 
次に行ったのは屋内馬場、屋内走路!!
馬場はとても広く、走路は1周330mのコースとなっていて、馬の歩様が良く分かるようになっていました。また、雨の日に走路が使えるという点がとても良いと思いました。
 

次はトレッドミルという馬用のランニングマシンのような機械を見ました。
この機会は、ゆっくりなペースから軽いレースのペースまで速度調整が行えるため、若馬の調教や治療馬のリハビリなど、幅広く活用出来るため、「とても良い役目を果たす」とお話ししてくれました。
 

約270頭の可愛い馬たちを、全頭見学することはできませんでしたが、その馬たちがトレーニングできる環境を見る事ができ、競馬はこのような所があって成り立っていると深く感動しました。
また1頭1頭に色々な人の思いが詰まっていると感じ、これからもより馬を愛し、馬を大切にしていきたいと思いました。

ノーザンファーム天栄の皆さん、ありがとうございました。
 

99期は、これからも仲良く刺激し合い、何事もレベルアップしていけるよう頑張ります。

今回の担当は 田中、細川でした。

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