令和4年3月1日付けで、斉藤 弘理事長が就任いたしましたのでここにお知らせします。
■新理事長
斉藤 弘(さいとう ひろし)
[前職]特別区競馬組合副管理者
■就任のご挨拶
令和4年3月1日付けで地方競馬全国協会理事長に就任いたしました斉藤弘と申します。就任にあたり、ご挨拶申し上げます。
まず、当協会の事業運営にあたっては「地方競馬の公正かつ円滑な実施の推進を図るとともに、馬の改良増殖その他畜産の振興に資する」という競馬法における当協会の目的に加え、主催者を通じた「地方財政の改善」という競馬の目的をしっかりと果たしていくことを念頭に置いて取組を進めてまいります。
令和3年度の地方競馬の売上は、これまでの最高であった平成3年度に並ぶ勢いであり、ひとえにお客様のご愛顧の賜物と厚く御礼申し上げます。現在の売上の大部分はインターネット発売に支えられており、コロナ禍によってその比率は一層高まりました。今後もインターネット発売の拡大に取り組んでいくとともに、コロナ収束後には多くのお客様に競馬場でライブの感動も味わっていただけるよう、地方競馬の魅力をより一層向上させる取組を推進してまいります。
お客様に安心して馬券を買っていただくためには、公正確保の徹底が前提であることは言うまでもありません。公正確保の徹底は当協会の責務であり、主催者としっかり連携した上で関係者の先頭に立って公正確保の確立に全力で取り組んでまいります。また、騎手の養成についても、今年度竣工した地方競馬教養センター新教育棟の施設・設備をフル活用して、優れた騎手を安定的に養成してまいります。
国連で採択されたSDGｓが全世界的な目標となっていますが、地方競馬も例外ではありません。地方競馬の自立と持続的な発展に取り組み、お客様に健全なレジャーを提供し続けることによって、ひいては競馬の目的である安定的な畜産振興と地方財政の改善への寄与を将来にわたって持続可能にできると考えています。私自身長年にわたり競馬事業に携わってまいりましたので、その知識と経験を全て注ぎ込み、目標の達成に全力で取り組んでまいります。よろしくお願い申し上げます。
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