地方競馬情報サイト

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2023/06/06

佐々木竹見氏と仲田和雄氏が競馬功績者表彰(農林水産大臣賞)を受賞しました

本日6月6日(火)、佐々木竹見氏(元騎手)と仲田和雄氏(地方競馬全国協会元理事長)が、調教師や騎手の更なる能力の向上や競馬産業の活性化等を図るために、特に顕著な功績を挙げた競馬関係者として、第3回競馬功績者表彰(農林水産大臣賞)を受賞されました。
なお、以下の地方競馬関係者のほかに、橋田満氏(JRA元調教師)、中島滋氏(獣医師)も受賞されています。
 


(式辞を述べる野村農林水産大臣)

 


(左から橋田満氏、佐々木竹見氏、野村農林水産大臣、中島滋氏、仲田和雄氏) 

 
 
佐々木 竹見氏(81歳)神奈川県騎手会元騎手

【表彰理由】
川崎競馬の騎手として、昭和35年の騎手免許取得以降、平成13年に引退するまでの41年間に、年間勝利世界記録、連続14年全国リーディングジョッキー、通算7,151勝(的場文男騎手が更新するまで、当時の日本最多記録)を達成するなど長きにわたりトップジョッキーとして活躍。また、引退後には10年余りにわたり地方競馬全国協会の参与として地方競馬教養センターで後進の指導に努め、多くの騎手育成に貢献するなど、今日の地方競馬の発展に大きく寄与した。

【受賞者コメント】
「このような賞を頂き誠にありがとうございました。最も思い出に残っているレースは、スピードパーシアの東京大賞典ですが、騎手である以上、重賞を勝つことは嬉しかったです。今後ともよろしくお願いいたします。」
 
 
仲田 和雄氏(82歳)地方競馬全国協会元理事長

【表彰理由】
特別区競馬組合では、現在の大井競馬の代表的な競走となっている「トゥインクルレース」の立ち上げ等様々な改革や取組を行い、競馬を健全娯楽として定着させ、地方自治体の財政改善に寄与するとともに、売り上げが低迷を始めていた地方競馬全体をけん引。その後、特殊法人から地方共同法人に改組した地方競馬全国協会の初代理事長を平成20年から4年間にわたり務め、新たな組織の安定的な運営に尽力した。また、理事長就任当時の地方競馬全体が最も苦しい時代に、地方競馬と中央競馬の相互発売の実現等地方競馬の活性化や売上の回復につながる様々な施策を主催者と一緒に立ち上げ、現在の地方競馬の安定的な発展に大きな功績を残した。

【受賞者コメント】
「本日は誠にありがとうございました。大井のナイター競馬(トゥインクルレース)の立ち上げは、色々と苦労もありましたが、『このままでは大井は無くなってしまう』という気持ちで取り組んできました。これまで競馬に貢献することができて良かったです。」
 
 
◆競馬功績者表彰(農林水産大臣賞)について
調教師や騎手の更なる技能の向上、競走馬生産農家の生産意欲の増大等を図り、更なる競馬産業の活性化や馬産地の振興につなげるため、競馬関係者を表彰する制度です。

◆的場文男騎手が受賞した第1回競馬功績者表彰についてはこちら
◆宮下瞳騎手が受賞した第2回競馬功績者表彰についてはこちら
農林水産省ホームページ