地方競馬情報サイト

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2024/01/01

地方競馬全国協会より新年のご挨拶

令和6年能登半島地震におきまして、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

昨年5月に新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、アフターコロナの社会情勢の中で、地方競馬においては多くのお客様に参加していただき、年間の開催成績につきましては過去最高記録となった前年を上回ることができました。これもひとえにお客様の温かいご支援の賜物と深く感謝しております。

さて、昨年の地方競馬を振り返りますと、新たなダート競走体系で行われた2歳馬競走や、3歳馬・古馬競走を含めたダートグレード競走を中心に数々の熱戦が繰り広げられました。

昨年創設23年目を迎えたJBC競走では、JBCスプリントにおいてイグナイターが地方競馬所属馬による優勝を達成しました。また、ミックファイアが無敗での南関東三冠制覇を達成、マンダリンヒーローが地方競馬所属馬として初めてアメリカに遠征して米国競馬の最高峰のレースのひとつである「ケンタッキーダービー」に出走するなど、大きな盛り上がりを見せてくれました。

そして令和6年は、3歳ダート三冠競走が行われるなど、新しいダート競走体系が本格開始となり、日本のダート競馬にとって新たな時代の幕明けとなる年になります。また、JBC競走は九州初となる佐賀競馬場と2歳競走体系の中心となる門別競馬場で行われ、北海道から九州に至る「日本縦断のJBC」として共同開催されます。地方競馬のさらなる盛り上がりにご期待くださいますようお願いいたします。

また、本年も引き続き、公正確保のさらなる徹底を図り、年間を通じて全国のお客様に心から楽しんでいただけるよう全力で取り組むとともに、畜産の振興と地方財政の改善という地方競馬の社会的責任も果たしてまいります。

結びに、皆様のご多幸とご健勝をご祈念申し上げ新年のご挨拶とさせていただきます。

2024年(令和6年)1月1日
NAR地方競馬全国協会  理事長 斉藤弘

(注記)諸般の事情により、一部文言を編集のうえ再掲しております。