アラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場で行われるドバイゴールデンシャヒーン(G1)の発走は日本時間3月30日(土)23時25分の予定です。
イグナイター(牡６・兵庫・新子雅司厩舎)は、すべての地方競馬ファンの皆様や関係者の思いを乗せて出走します。
いよいよ決戦が明日に控える中、野田善己馬主が現地での取材に応じ、意気込みを語りました。
 意気込みを語る野田馬主(写真：NAR) |
野田馬主：「今回、世界の舞台に挑みますが、地方競馬の所属馬ということで、もしかすると多少格下とみられている部分もあるかもしれません。しかし、彼(イグナイター)のこれまでの活躍は僕の想像をはるかに超えています。今回も奇跡を起こすべく、陣営一丸となって頑張っています。 国内のレースは相手がよく分かるので展開の予想もできますが、今回はほとんどの馬がどのような競馬をするのか分からないので楽しみです。
彼(イグナイター)は兵庫所属の馬ですが、各地に遠征することも多い。その度にファンの皆様が応援に来てくださったり、応援のメッセージを送ってくださるので、いつもアウェイ感がありません。今回もドバイまで来て下さっている方もいるし、たくさんのメッセージもいただいています。多くの方々に応援していただいていて、彼(イグナイター)が羨ましいです(笑)。今回は滅多にない機会なので、ぜひファンの皆様にも一緒に楽しんでほしいと思います。 このゴールデンシャヒーンというレースは、日本馬が一度も勝ったことがないレース。もし日本馬の初勝利が地方競馬の所属馬となれば素晴らしいことなので、ぜひ初勝利を飾れたらと思います。」
 新子調教師が騎乗し現地で最終調整を行うイグナイター(写真：NAR) |
歴史的な挑戦となるイグナイターの雄姿にぜひご注目下さい！