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2024/04/28

女性騎手初の栄誉! 宮下瞳騎手(愛知)が黄綬褒章を受章

宮下瞳騎手(愛知・竹口勝利きゅう舎)は、令和6年春の褒章において黄綬褒章を受章することが閣議決定されました。

宮下騎手は、平成7(1995)年にデビューして以来、女性騎手の第一人者として女性騎手通算勝利記録の更新を続けていた中、平成23(2011)年8月、出産を機に騎手免許を返納して騎手を引退。しかし、ご子息の応援をきっかけに再び騎手を志し、試験に合格し騎手免許を再取得、平成28(2016)年8月に騎手として現役復帰。以降も順調に勝ち星を伸ばし、令和3(2021)年11月には地方競馬通算1,000勝を達成しました。

このように、宮下騎手は馬の能力や競馬の魅力の向上など競馬の発展に貢献し、以って畜産振興に寄与したことに加え、競馬界では体力面等で不利とされる女性騎手が出産・育児による引退を経て現役に復帰したのは国内初であり、現在も通算勝利日本記録を更新し続けています。

黄綬褒章は、こうした農業、商業、工業等の業務に精励し、他の模範となるような技術や事績を有する者に授与されるものであり、今回の黄綬褒章受章は、中央競馬・地方競馬を含めて女性騎手としては初めてとなります。また、地方競馬の騎手としては、令和2年秋の褒章で黄綬褒章を受章した的場文男騎手(大井)に次いで2人目となります。

宮下瞳騎手 受章のコメント
「このたび、このような褒章をいただくことになり、大変うれしく思っています。私だけの力ではなくて、ファンの皆様や関係者の皆様、家族の応援のおかげで受章できたと思っています。本当にありがとうございます。そして、この受賞で、日々懸命に努力されている全ての女性の皆様方の夢や希望を、少しでも後押しすることができたら、とも思っています。私も、もっともっと頑張っていきたいと思います」

【名古屋競馬場での行事について】
5月1日(水) 宮下瞳騎手受章報告会(名古屋競馬第6レース後・午後3時25分頃)
※受章報告会の様子は名古屋けいば公式Youtubeチャンネル(金シャチけいば情報)でも放映します。

名古屋けいばホームページ(記事はこちら