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2025/02/18

的場文男騎手の引退記者会見が行われる

令和7年3月31日(月)をもって引退する的場文男騎手の記者会見が2月17日(月)、大井競馬場で行われました。

記者会見に先立ち実施されたセレモニーでは、大井競馬開催執務委員長 桑野俊郎氏、地方競馬全国協会理事長 斉藤弘より花束の贈呈が行われ、的場騎手の長年の功績を称えました。

【的場騎手コメント】
 一人の人間として感謝の気持ちでいっぱいです。51年間、皆さんに応援してもらえてうれしいです。ひとえにファンや関係者の応援あってのものです。レースの思い出は、帝王賞を三回勝ったことで、ハシルショウグン、コンサートボーイ、ボンネビルレコードで、特にコンサートとボンネビルには同じくらいの思いがあります。あとはカウンテスアップです。
 騎手について未練はないです。今後は一般人として、大井競馬を応援していきたい。スタンドにもきて応援をしたい。ファンあっての競馬で、コロナ時はお客さんがいなくて魅力を感じなかった。
 67歳のころに引退を意識し始めた。佐々木竹見さんの記録が目標になり、頑張ってこられた。竹見さんの記録がなければ、続けてこられなかった。騎手として点数をつけると100点満点として、ミスもあり90点ですね。
 東京ダービーの2着10回も記録だと思うが、ブルーファミリー(5着)で負けたことが一番悔しかった。当時外枠希望で、大外不利のダービー(2,400m)なので、真ん中くらいの枠だったら勝っていたと思う。
 勝負服は、師匠の小暮先生に決めてもらったが、教養センター時代に3回(模擬)レースに出走したときに自分の選んだ赤ジャンパーに星の勝負服を着ていたが、実は先生も同じ柄を選んでくれていて、奇跡だと思った。
 膝の具合は、日常生活には支障はないが、ゲートを出た時にこれは厳しいと感じた。
 今やりたいことは、競馬に乗りたい気持ちはあるけど、もう年なので。
 若い騎手たちにかけたい言葉は、一生懸命やっていればチャンスはあるので、頑張っていってほしい。

 

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