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2025/05/30

【教養センター便り】107期 第2回競走実習

私たち107期は5月16日に第2回競走実習を行いました。初めての右回り1300mで行いました。
それではそれぞれのコメントを紹介します。

第1レース

 

1枠1番 南部楓馬 スカーレットデビル号

今回の競走実習では、発走で馬の動きについて行く事が出来スムーズにスタートすることが出来た。発走後はペースを落ち着かせ馬のリズムを崩すことなく乗って行けたが、内ラチ沿いを走らせていたつもりが映像で振り返ると内ラチから1馬身ほどあいており間に1頭入る状態だった。直線ではハンドライドをスムーズに行えずただ馬の邪魔しかしていなかった。もっと内ラチとの距離間や下半身を鍛え、安定した追い込みが出来るようにしていきたい

 

2枠2番 後藤武蔵 イダテンノウタ号

今回の競走実習では、第1回競走実習と比べて周りを見て冷静に乗る事が出来ました。しかし、発走時に手綱を引いて馬の動きを邪魔してしまい、1コーナーや3コーナーでは外に回してしまうなど、考えた騎乗が出来ませんでした。また尻鞭も威力のないものになってしまいました。次回の競走実習では、1コーナーまでに位置取りを決めて、追い込み操作ではより鞍に沈め込めるように、日頃の木馬での練習に励んでいきたいです。

 

3枠3番 石田竜誠 サインコサイン号

今回の競走実習では、内ラチとの距離を常に意識して最後の直線で前かがみにならないようにすることを目標にして臨みました。ゲートを出てから第一コーナーに入るまでに位置取りを周りを見ながら判断出来ましたが、急に内に入ってしまった事で馬のリズムを崩してしまったので馬のリズムを崩すことなく走り切る事が今後の目標となりました。最後の直線では鐙を真下に踏んで追うことは出来ましたが、より低い姿勢を取れるように日常的なトレーニングを欠かさず大切にしていきたいと思います。

第2レース

 

1枠1番 沖響主 ドリームエルダー号

今回の競走実習では、スタートはスムーズについて行く事が出来、そこからの位置取りもすぐに決めることが出来ました。しかし、終始内埒との距離が近すぎてしまいました。追い込み操作では、隣の馬と追い比べになり、その時に勝ちたい気持ちから焦りが生まれ手綱の詰め替えをせずに鞭を使ったり、ハンドライドがスムーズに行えませんでした。次の競走実習では内埒との距離感を意識し、勝ちたい気持ちを先行させずに上手にロスなく完璧な競馬を出来るようにします。

 

2枠2番 菅原吏久人 ブエナローズ号

今回の競走実習では、スタートであおってしまい出遅れて、終始最後方での競馬になってしまいました。道中は内ラチとの距離感を意識して乗る事は出来ましたが追い込み操作ではあまりダイナミックに追うことが出来ませんでした。これからの課題はゲートで馬の邪魔をしないことと落ち着いて進路の判断をすることなので普段の訓練で意識することや数少ないゲートの訓練を集中して取り組み、日々技術の向上に励みたいと思います。

 

3枠3番 浅野登生 アマリリス号

今回の競走実習では、たてがみを離さずにゲートから出ることが出来ました。馬の動きについて行く事が出来たのでよかったものの、道中の姿勢や追い込みの姿勢が、高くなってしまっていたので、低い姿勢を維持出来るように下半身を強化していきます。瞬時の判断が出来ていないことがあったので、レースのスピード感に慣れて冷静に判断が出来るようにしたいです。

 

4枠4番 ハニーディライト号 小林樹

今回の競走実習では、普段の訓練で出ていた良くない抑え方が、ゲート発走から
道中でも出てしまい、馬の邪魔ばかりしてしまいました。道中では馬と折り合いがつかず、位置取りも中途半端になってしまったり、判断も曖昧になってしまったり、遅くなってしまいました。
普段の訓練からもそうですが、もう少し周りを見て、行動していきたいです。

第3レース

 

1枠1番 近藤颯羽 リワードメラン号

今回の競走実習は初めての右回りで、ゲートから発進後よれてしまって真っすぐにでることができずに内ラチとの距離が常にあいてしまった。馬の姿勢もずっと内側にバランスが崩れてしまい、向こう正面でひっかかってしまって折り合いがつかなかった。直線では馬もバテてしまい追い込み操作で手ごたえを感じることができなかった。今後の課題として真っすぐ、バランスよく乗れるように木馬でのトレーニングを頑張りたい。

 

2枠2番 髙橋洸佑 キタノナデシコ号

2回目の競走実習では、前回の失敗を生かして全体的に内を回る様に意識しました。発走後、多少ハミを当ててしまいましたが馬がそのまま持っていってくれたため、あおること無くゲートを出ることが出来ました。道中は2番手につけて自分のペースで走らせることを意識しました。最後の直線では、冷静に周りの状況を把握することが出来、先頭馬の内が開いたため、その進路を目指して真っすぐに走らせるようにしました。まだ、追い込み操作にぎこちなさがあり、馬の能力のおかげで差しが決まったため、完璧な追い込み操作が出来るように日々改善していきます。また、発馬後の馬の動きや道中の姿勢などが安定していないため、木馬などで修正します。

 

3枠3番 小川悠汰 ムサシキングオー号

今回の競走実習では、いつもよりスムーズにゲートを出ることが出来ました。しかし、左拳の扶助が強くなってしまい馬の顔が左を向いてしまいました。道中はロスなく運ぶことができ、4コーナーも二番手の馬と併せながら回る事が出来ました。追い込み操作では重心が高くハンドライドが多すぎたので次の競走実習では、低い追い込み姿勢、スタート後の左拳の使い方を意識していきたいです。

レース前

第2回競走実習を終えて、レースの流れや集団の形成、位置取りなど1回目に比べて感覚を掴むことができたため、次に生かせるよう107期一同頑張ります‼

今回の担当は107期髙橋と近藤でした!

 

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