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2025/06/13

【教養センター便り】107期 第3回競走実習

僕たち107期は、5月26日に第3回競走実習を行いました。
それでは候補生のコメントを紹介します。

第1レース

1枠1番 浅野登生 ハニーディライト号

今回の競走実習では、コース取りが遅くなってしまい、コーナーで外に大きく膨れてしまいました。また、追い込み操作では、重心が高くなってしまったりしたので、瞬時な判断が出来るように普段の訓練から練習したり、木馬で下半身を強化して馬の動きにスムーズについていけるようにしたいです。馬と喧嘩してしまう事もあったのでコンタクトの取り方を勉強していきたいと思います。

2枠2番 小林樹 キタノナデシコ号

今回の競走実習では、人生で初めて差しを経験出来ました。
そして、イメージ通りの展開で、道中は控えて乗る事が出来ました。ただ、ゲートでは馬の邪魔をしてしまったり、三コーナーで早めに外に出してしまい、コースロスをしてしまったりと、馬に助けられた内容でした。いい脚を使える馬に対して、もっと馬の良さを引き出せる騎乗をできるように、下半身の強化含め、日頃の訓練から取り組んでいきたいです。

3枠3番 塚本直之 ゴールデンイーグル号

自分にとって2度目の競走実習を行いました。
スタートから道中でその時その時に応じての他馬とのやり取りを自分が正しい判断で進められませんでした。
追い込み操作では、ステッキワークで外へ上半身がぶれてしまった事が進路を定めて真っ直ぐに走らせる事が出来なかったのが反省点です。
これからの訓練では重心転移を考えながら騎乗できるようにします。

4枠4番 髙橋洸佑 リワードメラン号。

今回の競走実習では、向こう正面で脚を使ってしまい、脚を溜める走行をすることが出来ませんでした。無駄な所で脚を使わせてしまったため、道中は息を入れて脚を溜めるようにします。最後の直線では、追い込み姿勢がまだまだ高く、鞭を打った際の上体のブレなどが目立ったため、日々改善していきます。

第2レース

1枠1番 菅原吏久人 アマリリス号

今回の競走実習では、スタートで馬の邪魔をしてしまいレースの流れに乗れず騎乗馬の良さを発揮させることが出来ませんでした。少しでもゲートのコツを掴み上手く出られるよう日々研究していきたいと思います。そしてもっと積極的な競馬をし、一回一回の大きな訓練を大切にしていきたいと思います。

2枠2番 近藤颯羽 ロンドンテソーロ号

今回の競走実習では、発馬後周りの状況を見ながら先行することが出来ましたが、1コーナーまでに内に入ることが出来ませんでした。もう少し馬を流しながらスムーズに内ラチを走行出来るようにしていきたいです。追い込み操作では、低い姿勢を意識して追うことが出来ました。しかし、鞭の使い方が弱かったり、手綱による馬とのコンタクトを一定に保つことができなかったので毎日木馬などでもっと練習をしていきたいです。

3枠3番 小川悠汰 ブエナローズ号

今回の競走実習では、発馬時にスムーズについて行く事が出来ましたが、右手が馬に離れていたので添えるように乗ることを意識したいと思います。道中は前の2頭と距離が開いてしまい距離を詰めて内ラチでついて行くか、外から追いついて3頭で併走する形を作れることが出来ればよかったので次はもっと工夫して乗りたいと思います。追い込み操作では腰を低くして追い込む事ができ、鐙を踏む感覚も感じる事が出来ましたが、脚の挟みと上体が外に傾いていたので真っ直ぐ追いながら下半身は安定させていくことを今後の課題にしていきたいと思います。

4枠4番 南部楓馬 グラングリシーヌ号

今回の競走実習では枠内での準備不足で発走時に馬が肢を滑らせてしまいスムーズに発走することが出来ませんでした。すぐに立て直し、周りを確認しながらハナを取った馬の横で併せ、我慢しながらコーナーをまわる事ができましたが我慢をするときに自分の重心が外に落ちてしまいました。直線に向いてからも重心が外に落ちてしまっていて真っ直ぐに走らせて行けなかったので、もっと自分の重心の位置を感じながら乗れるようにしていきたいと思います。

第3レース

1枠1番 後藤武蔵 サインコサイン号

今回の競走実習では、前回の反省点を踏まえ、発馬後馬の邪魔をしない事と、追い込み操作の際に膝を開く事を意識して乗りました。ゲート発進では、馬の邪魔をせずに出られましたが出遅れてしまい、一コーナーでは外に膨れてしまいました。また、追い込み操作では膝を開く事は出来ましたが、腰が高く低い姿勢で追う事が出来ませんでした。次回の競走実習までに日頃から木馬を使って、低い姿勢がとれるように下半身の強化を意識してトレーニングに励んでいきたいです。

2枠2番 石田竜誠 イダテンノウタ号

今回の競走実習では、発馬時に馬の動きに自然について行き、
無駄のないコース取りをすることを目標にして臨みました。ゲートを出てから内の馬の動きを見てどこにつくべきか判断出来たものの、不利な所についてしまったので今回の経験を活かしてより有利なポジションにつけられるようにしたいです。追い込み操作時はより低い姿勢を取れるように心掛けましたが、まだ膝が開き切っておらず動きがダイナミックさに欠けているので次回の競走実習までに改善していきたいです。

3枠3番 沖響主 スカーレットデビル号

今回の競走実習では、発走の時に手綱が長く持ち変えに手間取ってしまい1コーナーまでの判断が遅く1コーナーまでの位置取りが悪く、コーナーで外を回してしまい、全体的にかかり気味で抑えられず、追い込み操作も姿勢が高くハンドライドもスムーズに行えませんでした。次の競走実習では、焦らず余裕を持って騎乗し、展開次第だが、道中控えた競馬をしたいと思います。

今回の担当は、小川と後藤でした。

 

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