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2025/08/14

【教養センター便り】107期 第4回競走実習

僕たち107期は、第4回競走実習を行いました。
それでは候補生のコメントを紹介します。

第1レース

1枠1番 髙橋洸佑 ラテルネラ号

初めて6頭立ての競走実習を行いました。発馬後馬を内で溜めるようにしましたが、コーナーでゴーグルとシールドをすべて外してしまい前が見えにくい状態にしてしまいました。外す配分を考えながら騎乗するようにします。追い込み操作では、上体が高くなってしまった所があった為、もっと沈みこんで馬と一体化するようにします。

2枠2番 小林樹 ヴァーナルブルーム号

今回の競走実習では、ゲート内で馬を落ち着かせることができず、準備不足で鐙の踏み方が左右で違い、終始バランスが偏って乗ってしまい馬の負担になってしまいました。
そして、ハナを取ったのは良いのですが、BSで簡単に先頭を譲ってしまい、そこから伸びず、結局は馬の走る気を削いでしまう騎乗になってしまいました。
馬が走りやすいような騎乗が出来るように、馬の気持ちを考えて騎乗していきたいです。

3枠3番 菅原吏久人 ヤマニンブレーザー号

今回の競走実習は、初めて6頭立てで行いました。課題であったゲートでは馬の動きを邪魔せず出ることが出来ました。しかし道中の位置取りの判断が悪くレースの流れに乗り切れませんでした。最後の直線では、他の馬の動きも見ながら一生懸命追うことが出来ました。今後はレース中の瞬時の判断を的確に行えるようにしたいと思います。

4枠4番 南部楓馬 ハイワールド号

今回の競走実習では発走時に外に膨れてしまいましたが、そこから冷静に内にもっていき早めに進路を決めていけました。1コーナーで我慢しきれず前の馬とぶつかりそうになりましたがまっすぐおさえることができました。その後は内で我慢し4コーナーあたりで前2頭の間が開いたので、そこから追い始めていく事が出来ました。今回は馬にも助けてもらいながら、冷静に乗る事が出来たと思います。

5枠5番 沖響主 ヤマニンプルニエ号

今回の競走実習では、発走時の態勢が整っておらず若干出遅れてしまいました。道中では、掛かり気味で上手く折り合うことが出来ませんでした。追い込み操作では、低い姿勢の中で、上半身がブレずに追えました。今後は、道中の馬との折り合いの付け方、駐立時に馬の落ち着かせ方を学んでいきたいです。

6枠6番 塚本直之 シナノアサヤケ号

今回の競走実習では、6頭立てで行いました。外枠でゲート出てから内の馬に合わせていく事が戸惑ってしまい、1コーナーの入りまでもたつく所がありました。前に出る、出ない
横の馬につける、つけないなど判断が悪く対応が遅れてしまいました。直線では、バランスが偏ってしまい斜行してしまったので、重心の正しい取り方を木馬で練習していきたいです。

第2レース

1枠1番 石田竜誠 スティールジェーン号

今回の競走実習ではゲート内で馬を落ち着かせてスムーズに発走することを目標にして臨みました。発走後、後方の馬との位置が微妙になってしまい先頭を走りながら内ラチとの間隔が空いてしまっていたので中途半端なままにせず思い切った判断が出来るようにイメージトレーニングをしたいと思います。

2枠2番 浅野登生 ハヤカゼ号

今回の競走実習では判断が遅れてしまい無理やり内に入って危ない騎乗をしてしまいました。馬を手の内に入れて的確な位置でレースを進めていきたいです。追い込み操作では、重心が高くなってしまい、馬の背に近づくことが出来なかったので重心を低くして追うことを心がけていきたいと思います。日頃の訓練から重心の位置を考えながら乗っていきたいと思います。

3枠3番 小川悠汰 ベストゴッホ号

今回の競走実習では、二番手で折り合うことができ4コーナーまでしっかり我慢することが出来ました。しかし直線では、進路を定めてから追えずに、早仕掛けになってしまったのでもっと冷静になれるようにしていきたいです。内ラチとの距離感覚もさらに磨いていきたいです。

4枠4番 近藤颯羽 ハッピールーラ号

今回の競走実習では、ゲート発進後瞬時の判断が出来ず、1コーナーまでに走行位置が定まらなくてコーナー通過が雑になってしまいました。全体的にもっと周りの状況を把握しながら乗れるように日頃の訓練から視野を広く保てるようにしていきたいです。

5枠5番 後藤武蔵 エメラルムサシ号

今回の競走実習では、ゲーム発進後外に寄れてしまいましたが、すぐに位置取りを決めて乗る事が出来ました。また外に膨らむことなく、内で控えて乗れました。しかし、直線では馬の脚を溜めて追う事が出来ませんでした。次回の競走実習までに内ラチや他馬との間隔をより掴んで乗れるように日頃の訓練から意識して乗りたいです。

今回の競走実習では他頭数のレースをすることができたので色々なパターンを考えながら騎乗できました。レースの流れに慣れて積極的な競馬をすることを心掛けていきたいです。

今回の担当は、浅野と小林でした。

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