地方競馬情報サイト

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2025/09/07

ディクテオン出走 コリアカップ(G3)の結果

9月7日(日)、韓国のソウル競馬場で行われたコリアカップ(G3・左1,800m・11頭立)に出走したディクテオン(セン7・大井・荒山勝徳厩舎)は、道中は後方で脚をため、3~4コーナーにかけ徐々に位置取りを上げ、直線で外に出すと鋭く末脚を伸ばし、ゴール前で差し切り見事に優勝! 地方競馬所属馬の国際グレード競走制覇は、2006年のコスモバルク(北海道・引退)によるシンガポール航空国際カップ(G1 芝2,000m)以来19年ぶり2頭目、ダート競走においては今回が初となります!

ディクテオンは今春JRAから大井競馬に移籍すると、春の古馬ダート中長距離路線の有力馬として活躍。昨年のライトウォーリア(川崎、4着)に続く、地方競馬所属馬歴代2頭目のコリアカップ出走でした。日本競馬所属馬のコリアカップ優勝は6頭目、2023年・2024年に連覇を果たしたクラウンプライド(JRA)に続く3年連続の優勝です。地方競馬所属馬の韓国での勝利は、2013年に実施されたSBS ESPN杯のトーセンアーチャー(大井)以来となります。

なお、同レースの詳細なレポート記事につきましては、後日、地方競馬情報サイト内の「WEBハロン(レースハイライト)」に掲載予定です。

矢野貴之騎手のコメント
「韓国で騎乗するのは3回目となりますが、このようなビッグレースで結果を出すことが出来てホッとしています。ファンの皆様の声援が力になりました。また韓国に来たいです! レースは少頭数で理想通りの展開、動きたいときにいけたのが勝因だと思います。」

荒山勝徳調教師のコメント
「スタートしてからのポジション的には良いところに付けたと思いました。向正面から徐々に上がっていきましたが、届くかどうか少しヒヤリとしました。しかしジリジリと伸びてきたところでは力が入りました。(ディクテオンが)ゴール板を駆け抜けた瞬間は感慨深く、思わずウルっときて、涙をこらえてしまいました。」

 

 
 

KRA公式サイト ソウル競馬場レース結果(英語版) ※コリアカップは9/7 8R
KRBC International You Tubeチャンネル(コリアカップの動画はこちら