女性騎手の第一人者として活躍してきた宮下瞳騎手(愛知・宇都英樹きゅう舎)は、2025年12月1日(月)付で調教師免許を取得することとなり、本日の11月26日(水)名古屋競馬第6競走が最終騎乗となりました(7/12着)。その後引退記念セレモニー、引退記者会見が行われました。
<宮下騎手コメント>
最終騎乗を無事に終えられて、ほっとしました。ただ、今日が最後だという実感はまだなくて、思い返すと気持ちがギュッとなる部分はあります。
調教師を目指したいと思い始めたのは、今年に入ってからです。息子と一緒にレースに乗りたいという夢がある中での決断ですが、自身の体の状態と長男の騎手になりたいという夢をサポートしたいと思うようになりました。
調教師試験に向けては、すごく勉強しましたね。騎手復帰の際も試験があったので勉強しましたが、騎手試験と比べて範囲も幅広く覚えるのが大変でした。手応えはあまりなかったですが、合格と聞いた時はめちゃくちゃ嬉しかったです。
周りの方々に恵まれて、かけがえのない騎手人生でした。復帰してから出会ったポルタディソーニで重賞をいくつも勝たせていただいたこと、兄弟子だった宇都先生のコパノエミリアで制した東海クイーンカップ、黄綬褒章の受章や園遊会で天皇陛下からお言葉をいただいたことなど思い出は沢山あります。本当に復帰して良かったですし、悔いはありません。
来月、調教師免許を取得しますが、まずは人が集まるような明るい厩舎を作り、名古屋競馬場を盛り上げられるような強い馬づくりをしていきたいです。そしていずれは、女性ジョッキーを育ててみたいですね。
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【プロフィール】
1995年10月22日デビュー以来、女性騎手の第一人者として活躍。2005年7月18日には吉岡牧子元騎手(益田)が保持していた女性騎手通算勝利記録(350勝)を更新し、同年、当時の女性騎手として年間最多となる84勝を達成。その後も記録を伸ばし続けるも、2011年8月、出産を機に騎手免許を返納し一度は現役を引退。
しかし2016年8月に騎手として現役復帰すると、勝ち星を量産。2021年11月18日には女性騎手として史上初の地方競馬通算1,000勝を達成し、2024年には女性騎手として初めて黄綬褒章を受章しました。今年も86勝を挙げ、重賞を勝利するなど第一線で活躍を続ける中での調教師転身となります。
生年月日 1977年5月31日
初騎乗 1995年10月22日 名古屋競馬第1競走(オブラディオブラダ)
初勝利 1995年10月24日 名古屋競馬第6競走(ショウワミラクル)
地方競馬通算成績 15,479戦1,382勝(2025年11月26日終了時点)
【重賞勝ち鞍】
2002年 クリスタルカップ(名古屋) ヘイセイチェッカー
2017年 秋の鞍(名古屋) ポルタディソーニ
2018年 梅見月杯(名古屋) ポルタディソーニ
2019年 名港盃(名古屋) ポルタディソーニ
2020年 梅見月杯(名古屋) ポルタディソーニ
2022年 ベイスプリント(名古屋) エッシャー
2025年 東海クイーンカップ(名古屋) コパノエミリア
【受賞歴】
NARグランプリ特別賞(2011,16,20,21,24)
NARグランプリ優秀女性騎手賞(1999~2001,03~06,08,17,18,20~22,24年)





