赤見千尋のRoad to DerbyWeek

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2009.6.9 最終回 ありがとう、ダービーウイーク!

終わりました…ダービーウイーク。

なんだか祭りのあとみたいで、気が抜けちゃってます。

だって今年のダービーウイーク、どのレースも最っ高に熱かったから!!!

ここでもう1度、おさらいして行きたいと思います。


まず、開幕は31日の佐賀競馬場『九州ダービー・栄城賞』
ここは圧倒的な1番人気に応えて【ギオンゴールド】が勝利しました。

好スタートを切りましたが、控えて2番手追走。
佐賀は内が深いコースになっているのですが、1枠だったので内々を走る、苦しい展開になりました。

2周目の勝負所、3コーナーで先頭に立った【ギオンゴールド】に、4コーナーから直線にかけて、内から高知の【グランシング】が迫ります!

2頭の一騎打ちが展開され、ゴール前で【ギオンゴールド】が突き放して勝利を勝ち取りました☆

いや~【グランシング】の勢いは凄かったですね!
前走の『黒潮皐月賞』を圧勝して、初の佐賀遠征だったわけですが、初めての環境に怯むことなく、土佐魂を見せ付けてくれました!
こうやって他地区の馬が結果を出すと、余計に盛り上がりますよね。

そして勝った【ギオンゴールド】。
この日は前走の『荒尾ダービー』から19キロプラスという馬体重でした。
『荒尾ダービー』がマイナス11キロだったのを考えると、元に戻ったという感じでしょうか。
道中は決して楽な展開ではなかったけれど、直線で【グランシング】を突き放した根性はさすがです!
これで11戦10勝。3歳にして女傑の風格が漂っていますね。
昨年の未来優駿『九州ジュニアグランプリ』を制して、そしてダービー馬へ。
額に扇型の流星を持つ彼女は、
「栄の国の扇の舞姫」と呼ばれているそうです。
次走は未定ということですが、更なる強敵と戦う扇の舞姫の姿が見たいですね♪




第2戦は、1日盛岡競馬場『岩手ダービー・ダイヤモンドカップ』

1番人気【マヨノエンゼル】の姿を生で見ることをとっても楽しみにしていました♪
この日は402キロ。
競走馬としては、かなり小柄な馬体重ですが、間近で見る【マヨノエンゼル】は、とてもバランス良くコンパクトな身体をしていました。
むようにリズム良く歩く姿からも、力強さを感じました。

レースでは中団を進み、一気にペースが落ちた2コーナーから徐々に進出して、4コーナーでは周りのジョッキーの手が激しく動いているのに、【マヨノエンゼル】の小林騎手だけ持ったままで上がって行きました。

直線に入ると、後ろから行き脚がついた【トキワノマツカゼ】が並び掛け、そこからは2頭の激しい叩き合い!!

一瞬【トキワノマツカゼ】が前に出ると、そこで【マヨノエンゼル】の闘志に火がついてすぐに抜き返す。
内外離れての叩き合いは、ハナ差で【マヨノエンゼル】に軍配が上がりました。

見ていてもどっちが勝ったかわからなかったけれど、騎乗していたジョッキーにもわからなかったそうです。
それだけ際どく、激しいレースでした。


この日初めて【マヨノエンゼル】に騎乗した小林俊彦騎手は、
「返し馬までは、本当に走るのか半信半疑だった。」
と言ってました。
身体がとても小さいので、初めてこの馬に騎乗した人は、「本当に強いのか?」と思うんだそうです。
でも、レースに行くと馬がガラッと変わって、もの凄い闘争心で頑張ってくれる。
地方版【ステイゴールド】といった感じでしょうか。
次走はまだ未定ということでしたが、これからもっともっと楽しみです♪


ハナ差2着に敗れた【トキワノマツカゼ】は、前走の『七時雨賞』での負けから、よく巻き返しましたよね。
あの時は【マヨノエンゼル】よりも2キロも軽いハンデがあったのに、直線では離されてしまった…

でも今回は同斤量でハナ差まで詰めましたから!
騎乗していた板垣騎手は、一度直線で先頭に立っているだけに、すごく悔しそうな表情をしていました。


そして、2番人気に支持された【シルバーカテリーナ】は、果敢に先行しましたが、勝負所の3,4コーナーですでに一杯になっていました。
牝馬が牡馬に挑戦して勝つということは、本当に難しいことなんだと、改めて感じました。



3戦目は、2日門別競馬場『北海優駿』

このレースは、長い直線を使った叩き合いになりました!

【ムサシ】が後続を離して逃げる展開。3番人気【サンサンヒカリ】、2番人気【アラベスクシーズ】が3番手、その後ろに1番人気【フーガ】が続きました。
4コーナーを回る時、この4頭がキレイに横に並んで回って来たのがとても印象的でしたね。

そこからは…【アラベスクシーズ】と【フーガ】の一騎打ち。
門別競馬場の、長い直線を使っての叩き合いはゴール板まで続き、頭差で内の【アラベスクシーズ】が勝利しました!


前走の『北斗盃』では1番人気に支持されながらも、【サンサンヒカリ】に完敗した【アラベスクシーズ】でしたが、やはり5ヶ月ぶりを1度使ったことで、本来の強さを発揮しましたね!
この後は、大井の『ジャパンダートダービー』を目指すということです♪

2着に敗れた【フーガ】は、このレースが4戦目。
直線の叩き合いでは先頭に立つ場面もありましたが、最後の最後で頭差負けとなったのは、キャリアの差かもしれません。
このレースは負けて強し!という印象でした。
これからの成長が楽しみですね!



第4戦は、3日大井競馬場『東京ダービー』

このレースは、【ナイキハイグレード】vs【ネフェルメモリー】の様相が強かったです。
単勝も、2頭が圧倒的な人気で抜きつ抜かれつを繰り返していましたが、最終的には【ネフェルメモリー】1.9倍で1番人気、【ナイキハイグレード】が2.1倍で2番人気となりました。

スタートを切ると、予想通り【ネフェルメモリー】がハナへ。【ナイキハイグレード】は少しゲートを出はぐって、中団後ろの位置取り。
落ち着いた流れになりましたが、3コーナー手前から【ナイキハイグレード】が動いて先団に取り付きます。
直線を向いた時には完全に【ネフェルメモリー】を捉える勢いで、これは圧勝か?!と思われましたが…

そこからドラマが待っていました。

【ネフェルメモリー】を抜いたところで、【ナイキハイグレード】の脚色が鈍り、突き放す事が出来ない…

そこに伸びて来たのが【モエレエターナル】。
まさか?!と思った瞬間、その外からもの凄い勢いで伸びて来たのが【ブルーヒーロー】。

そしてその【ブルーヒーロー】を並ぶ間もなく交わし去ったのが【サイレントスタメン】。

ゴール前の末脚合戦は、鳥肌が立つほど激しいものでした。

【サイレントスタメン】の金子騎手は、ダービー初制覇☆
本当に嬉しそうでした!
道中は後方2番手を進み、4コーナーを回る時も12番手という位置取り。
そこから、
「他の馬が止まって見えた」
というほどの豪快な末脚で差し切りました!

勝った【サイレントスタメン】、2着【ブルーヒーロー】を共に管理する足立調教師は、
「いい年に恵まれました。気持ちよかったです。」
と笑顔を見せました。
ダービーを勝つのも難しいのに、ワンツーなんて…快挙ですよね☆


3着には【ナイキハイグレード】が粘りました。
戸崎圭太騎手は【ネフェルメモリー】の強さを誰よりも知っているだけに、
「ネフェルを意識し過ぎて、早く動いてしまった…」
と悔しさを滲ませていました。

4着には逃げ粘った【ネフェルメモリー】が入り、2頭共、負けたとはいえ強い競馬を見せてくれました。

この人気2頭が凡走したのではなく、力を出したレースだっただけに、勝った【サイレントスタメン】の能力は相当なものだと感じました。

次は中央馬相手の『ジャパンダートダービー』。
また豪快な末脚を見せてほしいですね♪



第5戦は、4日姫路競馬場『兵庫ダービー』

初めて姫路で行なわれたダービーは、1番人気【カラテチョップ】が制しました。

【ミナミノヒリュウ】が好スタートから逃げる展開。
【カラテチョップ】は中団、2番人気【タマモリターン】も同じような位置を進み、3番人気【キヨミラクル】がその後ろにつけました。

レースが動いたのは2周目の向正面。
【カラテチョップ】【タマモリターン】が追い上げ態勢で上がって行きます。
ここで、【キヨミラクル】の手応えが怪しくなって、一緒には上がって行けませんでした…この時点で、【キヨミラクル】はダメか…と思ったんですが!!!

直線に入ると早々と【カラテチョップ】が抜け出して先頭。
【ミナミノヒリュウ】【ユキノダイドウ】【タマモリターン】が追いすがる中、間からやっとハミを取った【キヨミラクル】が伸びて来た!

グングンと【カラテチョップ】に迫っていく【キヨミラクル】。
1/2馬身まで追い詰めたところがゴールでした。


もぉ~!【キヨミラクル】め!!
ダメかと思わせたり、勝つんじゃないかと思わせたり…いつもこの馬は、私の心を鷲づかみなんですよ。

あの位置から…よく追い上げてくれました。
道中真面目に走ってくれたら勝てるんじゃないかと思うんですけど、この気まぐれなところがまたツボなんですよね~。

勝った【カラテチョップ】は出遅れながらもそこから巻き返して、王道の競馬で強かったです!
2戦目で未来優駿『兵庫若駒賞』を勝ってからは、なかなか勝ち星が上げられなかったけれど、前々走の『菊水賞』を勝って、前走『兵庫チャンピオンシップ』では地元勢最先着!ここに来て完全復活ですね!


この後は『ジャパンダートダービー』に向かうということです!!



最終戦は5日、名古屋競馬場『東海ダービー』

今年のダービーウイーク、ここまでなんとかもっていた天気も、この日は大雨。
朝から降り続いたために、馬場は田植えが出来そうなほどの超不良馬場となりました。

1番人気に支持されたのは笠松の【カキツバタロイヤル】。
追い込み馬だけに、この馬場がどうなのか…発走前から不安に思っていたのですが。

ゲートが開くと、まず先頭に立ったのは【ゴールドサンサン】。
でも、2番人気【ダイナマイトボディ】が押さえ切れないほどの勢いで、最初のコーナーで先頭に立ちました。
【カキツバタロイヤル】は内4番手。その外に、3番人気【シルバーウインド】が付けました。

道中先頭の【ダイナマイトボディ】が気持ち良さそうに逃げて、どんどん後続馬たちを引き離して行きます。
2周目の向正面では、後続馬たちが差を詰めようと追い出しにかかっていますが、【ダイナマイトボディ】は馬なりのまま、軽快に逃げて行きます。

直線を向いた時には、もう勝負は決していました。
鞍上の倉地騎手も、
「後ろから足音が聞こえなかったので、ニヤケちゃった」
というほどの快勝☆

2着争いは、4コーナー回りきった所で先に出た【トウホクビジン】と、【カキツバタロイヤル】の2頭に絞られましたが、ゴール前で【トウホクビジン】が突き放し、『東海ダービー』は牝馬ワンツー決着となりました。

先行有利な馬場に助けられたとはいえ、勝った【ダイナマイトボディ】は強いレースをしてくれました。
倉地騎手はダービー初制覇☆
「ダービーを勝つために、ジョッキーになった」と言い、
去年亡くなってしまったお父様に、
「ダービージョッキーになったことを伝えたい…」と瞳を潤ませていました。

管理する角田調教師は、未来優駿『ゴールドウイング賞』を勝った時のように、コーナーで突き放す競馬をしてほしいと思っていたそうで、
「今日はパーフェクトに乗ってくれた」と、倉地騎手の好騎乗を称えていました。

これで、昨年の未来優駿を勝った馬の中から、3頭目のダービー馬が誕生しました。
昨年の未来優駿は5戦でしたから、あそこからダービー馬が誕生する確率はもの凄い数字ですね。
これは今年の未来優駿も、見逃せません!!

【ダイナマイトボディ】の次走はまだ未定ということで、これからどんなレースに挑戦するのか楽しみに待ちたいと思います。

2着に頑張った【トウホクビジン】は5番人気の評価でしたが、JRAへ遠征して、強い馬たちと戦って来たことで、馬が成長したそうですよ。
「これからもっと良くなって来る」
騎乗した安部幸夫騎手は、そう言ってました。

そして、3着に敗れた【カキツバタロイヤル】
「こんな馬場になるとは…」
阪上騎手は、とても悔しそうな表情でした。






ダービーとは…その馬にとって、1度しか挑戦出来ない大切なレースです。
その時の実力、状態はもちろん、馬場状態や枠順など、運も大きく左右します。

今年のダービーウイークで生まれた6頭のダービー馬たち。
そして、ダービーの称号に挑戦したすべての馬たちに、賞賛の拍手を送りたいです☆




2009.5.29 いよいよ開幕ダービーウイーク

いよいよ…

いよいよ…

ダービーウイークです!!!

首都圏ではあいにくのお天気が続いていますが…
日本全国、ダービーで盛り上がって行きましょう♪



まずは31日、佐賀『九州ダービー・栄城賞』2000m。
 
ここは…世界的な流れと一緒で女子が強そうですねぇ。
これまでもこのコラムでたくさん取り上げて来た【ギオンゴールド】

10戦9勝というとんでもない成績を引っさげて、いよいよ『九州ダービー・栄城賞』に挑戦です。
彼女は逃げて自分でレースを作って、しかも直線でも突き放す、とても強い勝ち方をしますが、前走はカラ馬に絡まれるというアクシデントがあり、かなり辛い展開になりました。
それでも根性を見せてキッチリ勝利しましたし、そんな厳しい流れを経験したことはとても大きいと思うんです。
以前はレース後にガクッと疲れが出たそうですが、成長とともに回復も早くなったそうですから、今回は万全の態勢でレースに臨めそうですね。

【ギオンゴールド】に唯一土をつけているのが【パスカル】
彼は【ギオンゴールド】とは対照的で、最後方からレースを進めるのが特徴。
しかも!
小回りの佐賀競馬場の場合、4コーナーを回る時点である程度前を捉えられる位置まで上がっているのが勝つためのセオリーですが、この馬は短い直線で一気に差して来る。
もの凄い末脚の持ち主なのです。
ここ3戦はすでに古馬に混じって戦っていますから、より強い馬たちに揉まれて経験を積んでいます。
同世代の戦いでは、一枚上手なのは確実ですね。
 
このレースは…

逃げ込みをはかる【ギオンゴールド】 vs 最後方から追い込む【パスカル】

の攻防に注目しています!!
 
 
 
1日は盛岡『岩手ダービー・ダイヤモンドカップ』2000m。

このレースは、このコラムでも追いかけて来た、
【マヨノエンゼル】【トキワノマツカゼ】【ダンストンジール】
の3強の戦いになるのでは…と思っていたのですが。
 
前走の『七時雨賞』で、第3の男(と私が勝手に思ってた)【ダンストンジール】が見事勝利し、より3強色が強くなるのでは…と思っていたのですが。
残念ながら3強の戦いは実現せず。

【ダンストンジール】は『岩手ダービー・ダイヤモンドカップ』ではなく、前日31日『はまなす賞』芝・1600mに登録がありました。


ということで…
ここは【マヨノエンゼル】と【トキワノマツカゼ】との一騎打ちの様相が濃くなりました!

前走の『七時雨賞』ではトップハンデの57キロを背負ってなお、2着に追い込んで来た【マヨノエンゼル】。
直線を向いた時には最内を突くのかと思われましたが、そこから3頭の外に持ち出して最後まで伸びて来た姿は、まさに負けて強しの内容でした。
彼は402キロとかなり小柄で、しかも【トキワノマツカゼ】や勝った【ダンストンジール】よりも2キロも重い斤量を背負っていたのです。
【トキワノマツカゼ】が471キロ、【ダンストンジール】が469キロ(いずれも七時雨賞時)ですから、【マヨノエンゼル】がどれだけ小柄かわかりますよね?
小柄な馬って、【ステイゴールド】もそうですけど、勝負根性がハンパなく強い場合があるんですよ。
初めて【マヨノエンゼル】を見た時は300キロ台の馬体重で、勝ち続けることは厳しいだろう…なぁんて安易に考えていましたが。
そんな私の考えを軽く越えて来ましたね。
 
そして前走では2キロ差がありながら、最後伸び切れず離された【トキワノマツカゼ】。
これまで、『スプリングカップ』から『阿久利黒賞』と、【マヨノエンゼル】に食らいつくレースぶりをしていただけに、かなり残念な内容でした。
【トウカイテイオー】×【ブレイヴェストローマン】の配合ということで、2000mに距離が伸びるのはプラスではないでしょうか。
なんとか巻き返してほしいですね。
そして、ゴール前まで2頭の激しい叩き合いを期待したいです!!

あと、忘れちゃいけないのが【シルバーカテリーナ】
岩手に移籍して2戦ともに圧勝☆
同世代牝馬の中では圧倒的な強さを誇っています。
【マヨノエンゼル】【トキワノマツカゼ】という牡馬一線級と戦って、どんなレースが出来るのか…
そこも楽しみなんですよね♪ 

 

2日は門別『北海優駿』2000m。
5月20日から始まった[グランシャリオナイター]で行なわれる、最初のダービーです。
今回のダービーウイークで、1番難しいと思うのが『北海優駿』
なぜなら…
11月からのシーズンオフで、直前の参考レースは4月29日の『北斗盃』しかないから。

このレースでは、7番人気【サンサンヒカリ】が好位から直線押し切るという強い内容で勝利☆
2着には1番人気【アラベスクシーズ】が中団から伸びて、3着は11番人気【モルフェキイ】が直線だけで一気に追い込み、3連単31万馬券という波乱を演出しました。

やはり、シーズン開幕戦というのはかなり難しいですよね。
他の競馬場へ移籍して走っていた馬もいるし、休養していた馬もいるし…。
2歳から3歳と、1番成長する時期ですから、正直「走ってみないとわからない」感はかなりあります。
 
そして1回使ったことで、ガラッと変わって来る馬もいると思いますが、
『北斗盃』で4着だった【クラフィンライデン】が、その後『エトワール賞』で並み居る古馬を押し退けて勝利していることからも、
先ほどあげた上位3頭【サンサンヒカリ】【アラベスクシーズ】【モルフェキイ】は強いんじゃないでしょうか。
 
人気薄だった【サンサンヒカリ】と【モルフェキイ】の力も、かなり評価出来るレースだったと思いますよ。
それに…
『北斗盃』では最後息切れしてしまった馬たちもいましたが、今期1戦してどんな風に変わっているか、そこにも注目してます!!



そして3日は、大井『東京ダービー』2000m。

出て来ました【ネフェルメモリー】!!!
そうこなくっちゃね♪

もう、女の子同士の戦いだと強すぎちゃって…
戸崎騎手も最後追ってないですもん。
ここまで8戦7勝!
前向きで、センスが良くて、素直で、一生懸命で…
本当にすごい馬ですよ。
今回のダービーウイークに出走する馬の中で、「1頭だけ跨っていいよ」って言われたら、絶対【ネフェルメモリー】に跨りますね。
どんな背中なのか…感じてみたいな~。

そんな妄想は置いといて…
まず1番の強敵は【ナイキハイグレード】でしょう。同じ川島正行厩舎でもあるし、【ネフェルメモリー】の背中を知り尽くしてる戸崎圭太騎手が騎乗してるってことも大きいです。
『羽田盃』で折り合いが上手くついたことで、戸崎騎手自身もかなり自信を深めたようでした。
その前の『京浜盃』で折り合いを欠いたのだって、それまでスタートがあんまり速くなかったから、いつも通りスタートしてちょっと拳を押したら、成長していた【ナイキハイグレード】が敏感に反応しただけですからね。
言葉にすると難しいかもしれないけど、あれは成長していたからこそ、折り合いを欠いたわけですよ。
で、次の『羽田盃』では戸崎騎手がキッチリ対応してあの強さ。
直線に入った時には【シャレーストーン】に届かないんじゃないか?!って思ったけど、乗ってる本人は4コーナーで勝ちを確信していたというんですから、見た目よりも強いレースでした。

そして【シャレーストーン】。【ナイキハイグレード】に負けてはいても、常に追い詰めるいい勝負をしています。
『羽田盃』ではかなり早くからマクッて行きましたが、今回は更に200m距離が伸びるので、折り合いがポイントになって来るでしょう。

『東京ダービー』では、おそらく【ネフェルメモリー】が逃げるでしょうから、
【ナイキハイグレード】【シャレーストーン】がどこでスパートをかけるのか、
ジョッキーたちの駆け引きにも注目してます!



4日は姫路『兵庫ダービー』1800m。

このレースには、去年の秋に始まった『未来優駿』の中の『兵庫若駒賞』を勝った【カラテチョップ】が出走して来ます!!
去年始まったばかりなのに、本当にダービーに直結して来ましたね。
こういう馬が出て来ると、今後の『未来優駿』も盛り上がりますよ~。

【カラテチョップ】自身も、『未来優駿』を勝った後になかなか勝ち星があげられなかったけれど…。
『菊水賞』では直線でキッチリと差し切って勝利☆
前走の『兵庫チャンピオンシップ』はJRA勢との戦いでさすがに勝ち馬には離されたけれど、地元最先着の5着に健闘!
ここで強い馬たちと戦ったことは、確実に活きてくると思うんです。

そのレースで【カラテチョップ】にクビ差と迫った【タマモリターン】も注目の1頭。
この馬はエンジンがかかるのにちょっと時間がかかるけど、スピードに乗ればものすごくいい脚を長く使ってくれます。
鞍上も地方を代表する追える男・木村健騎手ですから、目の覚めるような末脚を期待してますっ!

そして、私が1番注目しているのが…【キヨミラクル】
彼は、大きく負けたのは1度だけで、とても堅実に走ります。
でも…レースぶりが堅実じゃない(笑)
もたれてみたり…ハミ外してみたり…で、いきなり真剣に走ってみたり…
傍目にもそのやんちゃぶりがわかるくらい。
そんなオチャメなところもありつつ、これだけ結果を出すってことは、相当能力高いですよ。
ダービーの舞台で、どんな走りを見せてくれるのか…とっても楽しみです☆
 
 
 
 
トリは5日、名古屋『東海ダービー』1900m。
 
ここも激戦が予想されます!
まずは福山から遠征して来る【アグリヤング】。
地元の同世代の中では圧倒的な強さを誇り、今回が初遠征。
輸送や初めての環境をクリアして、万全の状態で出て来てほしいですね。

そして笠松『新緑賞』、名古屋『駿蹄賞』と連勝中の【カキツバタロイヤル】
同じ舞台、同じ距離の『駿蹄賞』を勝ったことは大きいですよ!
しかもあの時は、初の1900mで前半はかなりいきたがるそぶりを見せていました。
2週目に入って他の馬たちがペースアップした時には、鞍上の阪上騎手が手綱を押してもすぐには反応せず、4コーナーくらいからエンジンが掛かっての差し切り勝ち☆
力がありますね~。
1度距離を経験したことで、今回の方がスムーズに運べると思うし、若手成長株の阪上騎手の手綱捌きにも期待してます。
 

地元名古屋からは【ダイナマイトボディ】が出走予定。
彼女も昨年秋の『未来優駿』の『ゴールドウィング賞』の勝ち馬です。
前走の『駿蹄賞』ではハナを切り、かなり早めから並びかけられる厳しい展開の中、最後まで踏ん張って3着を死守!
改めてその強さを実感しました。
初の1900mであのレースが出来たことは、かなりのアドバンテージになるんじゃないでしょうか♪
 
 
 
 
ということで…
各地ともに大大大激戦の予感です。
今年は強い女の子たちがたくさん活躍しているのも特徴ですね!


さぁ、どんなレースが展開されるのか…

そして、勝つのはどの馬なのか…

発走の時間まで、悩み続けたいと思いますっ!!!




2009.5.19 ステップレースがすべて終了、さあ、ダービーウイークへ!

みなさんこんにちは!
週末はあいにくのお天気でしたが、週明けからはまた初夏のような気温に戻りましたね。
急激な気温の変化で、体調崩さないように気をつけましょう。

私はというと…
気温差には強いんですが、ここのところの美食三昧?!が祟り、ちょっと重め残りの身体となってしまいまして…
今週はおとなしく、バナナダイエットを慣行しております。




さてさて。
先週行なわれたステップレースも熱い戦いとなりました!

まずは5/14大井の『東京プリンセス賞』1800m。
圧倒的な1番人気に推された【ネフェルメモリー】
これは強い!強すぎる!!
ポンと好スタートを切ると、二の足も速くスンナリ先頭。
そのまま影も踏ませないような一人旅で、最後も戸崎騎手がそんなに追ってないのにキッチリ突き離す…
言うことありません!完璧です!!

レース後の川島正行調教師のお話では、『東京ダービー』を視野に入れて調整するということでした。
そのあとにはJRA勢との戦い『関東オークス』も控えていますし、どういう進路を取ってくるのか…要注目ですね♪


そして、負けて強しだったのが2,3着の2頭。
2着【モエレエターナル】は、中団につけて3コーナー手前の勝負所から、馬群を割って上がって来ました。
この馬は…本当に勝負根性が強いですね~。
前走『羽田盃』でも男の中に女子1頭で飛び込んで3着と頑張ってくれましたが、今回も気持ちいいくらい伸びてくれました。

3着【ツクシヒメ】は…勝ちに行く競馬をしてのこの結果!これは凄いですよ。
1コーナーまでもけっこう追っているし、4コーナーでは坂井騎手が【ネフェルメモリー】を捉えようとかなり手綱を押しています。
それで【モエレエターナル】との2着争いも、必死に食い下がりましたからね。
初の重賞挑戦で厳しいレースの中、この結果が出せたことは、今後に大きく繋がってくると思いますよ。



そして5/17盛岡の『七時雨賞』1800m。
残念ながら【シルバーカテリーナ】は出走しませんでしたが、牝馬の【フジフーフー】が果敢にハナを切って、4着に粘りました。
重馬場だったとはいえ、内の【トーホクプリンス】も譲らない展開の中、よく頑張りましたね。

そして上位3頭は…
【マヨノエンゼル】【トキワノマツカゼ】の一騎打ちかと思われましたが…
『スプリングカップ』『阿久利黒賞』と2頭に遅れを取って3着だった【ダンストンジール】が、直線で力強く抜け出して勝利☆

【マヨノエンゼル】は直線を向いた時、最内を突くのかと思われましたが、そこから3頭の外に出して来ました。あのロスがあっての2着ですから、全く悲観する内容ではありません。

そして今回、【マヨノエンゼル】から1番人気の座を奪った【トキワノマツカゼ】。
道中は【マヨノエンゼル】と同じ位置を進みましたが、勝負所で少しもたついた印象を受けました。
伸び切れずの3着…


これで『岩手ダービー・ダイヤモンドカップ』は、
【マヨノエンゼル】【トキワノマツカゼ】【ダンストンジール】の3強様相が強くなって来ました!!
『阿久利黒賞』を見て【ダンストンジール】を見限り、2強の戦い…と思ってしまった私。
【ダンストンジール】と村上忍騎手を甘く見てはいけませんね…反省!



これでダービーウイークに向けての主なステップレースがすべて終了しました!
来週はいよいよ直前展望ですよ!早いですね~。

日本全国の地方競馬場で行なわれたステップレース。
どの馬が強かったのかしっかりと見極めて、本番に備えようと思います!!

そして6日間のダービーウイークを楽しむために…
資金調達しなければ!
今週も真剣に!地方競馬を楽しみましょう♪



2009.5.13 ステップレース、最後のヤマ場

みなさんこんにちは!ゴールデンウィークが終わって早一週間。
そろそろ5月病なるものと戦い始めている方もいたりして。
そんな時は競馬を見て、ハラハラドキドキ刺激を注入しましょう♪

今週行なわれるステップレースは2つ。


5/14大井競馬場の『東京プリンセス賞』1800m。

今年の南関東は3歳牝馬の層がとにかく厚く、そのハイレベルな中での1強という状態になっています!

すでに女王の風格すらある【ネフェルメモリー】。
昨年末の『東京2歳優駿牝馬』を4馬身差で圧勝し、3月の『桜花賞』では6馬身もの差をつけて逃げ切り勝ち。
その時2着だった【モエレエターナル】が、牡馬混合戦の『羽田盃』に挑戦して3着に健闘しているように、とにかくレベルが高いんですよ。

【ネフェルメモリー】は逃げて自分のペースでレースを作り、それで突き放して勝つんだから相当強いです!
前に行って目標にされる方が厳しいレースになりますからね。

だから見た目では追い込み馬の方がカッコ良く見えるかもしれないけど、私自身は逃げて勝つ馬が1番強いと思ってます。
現在7戦6勝。唯一の負けは中央挑戦時だけ。しかも北海道時代に負かしている相手がすごい!!

まず『京浜盃』『羽田盃』で勝ち馬【ナイキハイグレード】を追い詰めた2着馬【シャレーストーン】。

水沢移籍後『あやめ賞』『留守杯日高賞』と2連勝中の【シルバーカテリーナ】。

中央移籍後『弥生賞』3着で『皐月賞』にも出走した【モエレエキスパート】。

そして旭川最後のレースとなった『エーデルワイス賞』で中央勢を退けて勝利した【アンペア】。

そうそうたるメンバーですよ。
単純比較は出来ないけど、これまでの成績を考えても、牝馬同士では死角ナシ!
今後どういうローテーションを選んで来るのか注目したいところです。



そして5/17盛岡の『七時雨賞』1800m。

ここはまだ登録の段階ですが、『岩手ダービー・ダイヤモンドカップ』に向けて、かなり有力なメンバーが顔を揃えました。

『阿久利黒賞』を勝って目下4連勝中の【マヨノエンゼル】。
前走でも396キロとはとても思えない勝負根性を見せてくれました。

『スプリングカップ』では2馬身あった【マヨノエンゼル】との差を前走でアタマ差まで詰めた
【トキワノマツカゼ】の成長ぶりにも目を見張るものがあります。

そして岩手移籍後『あやめ賞』『留守杯日高賞』と3歳牝馬戦線で2連勝中の【シルバーカテリーナ】。
ここまでは本当に強い内容で圧勝が続いています。

今回の舞台は盛岡1800m。この距離が初めてとなる【マヨノエンゼル】に、盛岡コース初見参の【トキワノマツカゼ】と【シルバーカテリーナ】。

これまで岩手では【トキワノマツカゼ】と【シルバーカテリーナ】の2頭の主戦を務めた菅原勲騎手が、どちらの馬を選ぶかも注目です。

ジョッキー心理としては、自分が選ばなかった馬にだけは負けたくない!という気持ちがありますからね。

どんなレースが展開されるのか、『岩手ダービー・ダイヤモンドカップ』に直結するだけに、今からワクワクして来ます♪


それから嬉しい情報が♪
5/10に行なわれた『福山ダービー』を圧勝した【アグリヤング】が、『東海ダービー』に出走を予定しているということです。 

福山ではすでに3歳馬たちも古馬に混じって戦っているレースがあり、厳しい競馬を経験して来ています。
3歳馬同士では全く敵ナシの【アグリヤング】が、遠征競馬でどんな走りを見せてくれるのか…楽しみがまた増えました☆


今週行なわれる『東京プリンセス賞』と『七時雨賞』で、ダービーウイークを目指すステップレースがすべて終了します。
いよいよ本番のダービーウイークに向けて出走馬が揃って来ますので、今週の競馬もお見逃しなく!!



2009.5.7 ゴールデンウイークを振り返って

みなさんこんにちは!
今年のゴールデンウィークは楽しめましたか?

私は競馬三昧の毎日でしたよ~。
そしていよいよダービーウイークまで1ヶ月を切りました!
この2週間に行なわれたステップレースを振り返って行きましょう♪


まずは4/29札幌で行なわれた『北斗盃』。
ここは約5ヶ月間のシーズンオフを挟んでホッカイドウ競馬の開幕日ということで…
休養明けや他の競馬場で走っていたりとかなり難解なレースでした。
しかも今年から距離が1000mから1700mに変更になったので、『北海優駿』により直結するレースとなったのです。

レースは5番人気の【フジノトップガン】が先頭で、
2番人気【クラフィンライデン】が2番手につけます。
3番手につけた7番人気【サンサンヒカリ】が3コーナー手前から手応え良く上がって行くと、4コーナー先頭。
そのまま突き放すという強い内容でした。

1番人気に推されていた【アラベスクシーズ】は中団からよく伸びて来ましたが2馬身差の2着まで。

2番手から競馬を進めた【クラフィンライデン】は4着でしたが、
早めに【サンサンヒカリ】に並ばれてからもよく食い下がっていました。

3着には11番人気の【モルフェキイ】が追い込んで来る波乱の結果となりましたが、
1度使ったことで馬たちがどう変わって来るのか…

『北海優駿』がとても楽しみになる一戦でした!



5/3の『荒尾ダービー』は…出走して来ました【ギオンゴールド】!!やはり強かったですね~。

スタート直後に【テイエムアツヒメ】が落馬してしまったのはとても残念でしたが、
空馬がいる中でのレースというのは、普段よりもかなり神経を使います。

だってどこに来るかわからないんだもの。

【ギオンゴールド】もかなり絡まれて、途中で倉富騎手がお尻をついて押さえる場面もありました。
それで最後は流す余裕まであるんですから、本当に強い馬ですよ。

『九州ダービー・栄城賞』でも人気になるのは間違いないですね!


2着だった佐賀の【ティピカル】も、空馬にだいぶ泣かされていましたね。
3コーナーの勝負所では一瞬ハナに立つ勢いでしたが、そこからいったん下がってしまいました。
普通はあそこから盛り返すなんてなかなか出来ることじゃないですけどね。
この馬の根性、改めて見せてもらいました。



同じく5/3水沢で行なわれたのは『留守杯日高賞』。
ここも大方の予想通り、【シルバーカテリーナ】の独壇場でした!

まずハナに行ったのが2番人気の【フジフーフー】。
【シルバーカテリーナ】は馬なりで4番手を進みます。
向正面に入るとスルスルと上がって行き、3コーナーでは【フジフーフー】に並びかける強気な競馬。

直線は少し伸びを欠いたように見えましたが、
2番手に粘っている【フジフーフー】も差し返す力は残っておらず、
そのまま【シルバーカテリーナ】が押し切って勝利☆

『岩手ダービー・ダイヤモンドカップ』では、男馬に混じってどんなレースを見せてくれるでしょうか。



5/5名古屋の『駿蹄賞』はハナ差決着という見ごたえあるレースになりました!

逃げていたのは2番人気の【ダイナマイトボディ】、2番手に【スギノブライアン】、3番人気【ブラックポイント】1番人気【シルバーウインド】が好位に続き、【カキツバタロイヤル】は中団外を進みます。

1900mの距離ということで、前半はスローペースに流れましたが2週目の2コーナーを回ると一気にペースアップ。

ここで一瞬【カキツバタロイヤル】は先団に離され、前は【ダイナマイトボディ】【スギノブライアン】【シルバーウインド】の3頭の戦いか?!と思われましたが…

直線に向いたところで【カキツバタロイヤル】が【シルバーウインド】を内から交わし、【ダイナマイトボディ】もあっという間に交わし、【スギノブライアン】との馬体を併せた一騎打ちに!

ゴール板まで激しい攻防は続きましたが、ハナ差で【カキツバタロイヤル】の勝利☆

前半は折り合いに苦労しているように見えた【カキツバタロイヤル】ですが、鞍上の阪上騎手、上手かったですね~。

1900mでこのレースが出来れば…『東海ダービー』でも好勝負は必至!笠松の馬が名古屋で勝つというのも嬉しいですね。



5/6船橋の『東京湾カップ』は前日からの雨で不良馬場の中行なわれました!

逃げていた【サプライズゲスト】が2コーナーで交わされ【サザンクロスラリー】がハナを奪うという、前半から速い展開になりました。

先団3頭を見ながら進んだのが【ブルーラッド】。ハナ争いには巻き込まれず、いい位置でずっと進めましたし、最後までしっかりとした足色で【サプライズゲスト】をクビ差差し切っての勝利でした。

かなり厳しい展開の中、2着に粘った【サプライズゲスト】の勝負根性も凄かったですね。

1番人気の【ブルーヒーロー】は中団後ろを進み、向正面では的場騎手のムチが飛んで反応がイマイチなように見えましたが、4コーナーを回ってからの末脚は圧巻!
あの馬場であの位置から、よく3着まで追い上げたと思います。


今回悪天候や厳しい流れを経験したことが、次の『東京ダービー』に活きて来るんじゃないでしょうか。



同じく5/6に園田で行なわれた『兵庫チャンピオンシップ』はJRA勢が1着から4着まで独占しました。

3着を大差で離して一騎打ちを演じた【ゴールデンチケット】と【スーニ】の叩き合いは凄かった~

武豊騎手、内田博幸騎手の戦いですからね。
クビ差で逃げていた【ゴールデンチケット】に軍配があがり、久し振りに武豊騎手のガッツポーズが出ました!

地元勢は【カラテチョップ】の5着が最高。
ここで強い相手と戦ったことで、また一段階成長して来ると思いますよ。
未来優駿を勝った馬が、いよいよ『兵庫ダービー』に挑戦する…昨年からの夢が続いていますね。




ダービーウイークに向けて、ステップレースも残り少なくなって来ました!
ここからは本番のダービーに向けて、盛り上がって行きましょう♪



2009.4.24 GW直前、ステップレースも花盛り

早いもので、気付けば今年もゴールデンウィークの季節がやってきました!
この時期はたーくさん面白い番組が組まれていますから、
地方競馬から目が離せませんよ~

しかも!

ゴールデンウィーク後半には、ダービーウイークに出走するための最後のステップとなるレースが各地で行なわれます!
いよいよ、ダービーウイークの全体像が見えてきますねぇ。
このコラムもゴールデンウイーク対応で、一気に2週間分更新しちゃいます♪


まずは先週の振り返り。

19日水沢『阿久利黒賞』から。
レース前から、【マヨノエンゼル】と【トキワノマツカゼ】の一騎打ちになるんじゃないかな…とは思っていたけれど。
ゴール前の激戦は、鳥肌ものでした!!!

道中は中団の内に【マヨノエンゼル】外に【トキワノマツカゼ】と、同じような位置を進みます。
でも勝負所の手応えは、明らかに【トキワノマツカゼ】の方が上。
4コーナーで【ダストンジール】が逃げていた【マーチボーイ】を捉えると、
【トキワノマツカゼ】も馬なりで2番手へ。
ここで【マヨノエンゼル】の山本政騎手の手がかなり動いていて、苦しい展開に見えました。
直線馬体を併せた2頭。
こういう形になると【マヨノエンゼル】の闘志に火がつくんでしょう。
最後アタマ差で1冠目を制しました。

本当に【マヨノエンゼル】の勝負根性には頭が下がりますね。
彼は前走から4キロ減って396キロ。
とても小柄ですが、闘志あふれるレースを見せてくれました。
『岩手ダービーダイヤモンドカップ』の有力な1頭です!
とにかくこれ以上、馬体重は減らないでほしいですね。

そして2着に敗れた【トキワノマツカゼ】ですが、
前走『スプリングカップ』で2馬身あった【マヨノエンゼル】との着差が、
今回はアタマ差に詰まったんですからかなりの前進です!
道中の運びもスムーズな馬だし、2000mになる『岩手ダービーダイヤモンドカップ』では、逆転まであるんじゃないかしら。


22日大井で行なわれた『羽田盃』は、断然の1番人気に応えて【ナイキハイグレード】が勝利しましたが、
ここも激しいレースになりましたねぇ。

スタートしてすんなり3,4番手を取れるのが【ナイキハイグレード】の強み。
その位置でジッと我慢しているのを横目に、
【シャレーストーン】が向正面半ばから3コーナーにかけて一気のスパート。
4コーナーはそのスピードに乗って馬なりで先頭。
対する【ナイキハイグレード】も3コーナー半ばから戸崎騎手の手が動き上がって行きます。
直線を向いた時には【シャレーストーン】が2馬身差で先頭。
「この差は縮まるか?!」と一瞬思いましたが、一完歩ごとに迫り、最後はクビ差かわして1冠目を奪取しました。

やはり、強い!!
レースが上手だし、最後まで一生懸命走る、とても競走馬向きの性格。
口取り撮影で戸崎騎手が指を1本立てていましたが…
今の時点では2本目も上がるんじゃないかな、と思うくらい強いですね。

【ナイキハイグレード】を負かしに行くレースをして2着だった【シャレーストーン】もまたアッパレ☆
早めのスパートで直線を向いた時には勝ったかと思いましたもん。
前回負けた相手に同じ競馬をしたのでは、見ているファンもつまらないですからね。
酒井忍騎手の闘志が伝わって来るレースでした!


さて、ゴールデンウイークに行なわれるステップレースは6つ!
さすがに先すぎて登録馬もわからないレースもありますが、
今の段階でわかっているものだけ展望して行きます!


まずは29日札幌の『北斗盃』1700m。
ホッカイドウ競馬開幕日で、再転入馬や休み明け、遠征帰りの馬たちが多く、
なかなか難しい一戦になりそうです。
私の注目は南関東から再転入して来た【クラフィンライデン】と【チョットゴメンナ】の2頭!

まず【クラフィンライデン】は2歳時に道営で5勝!
南関に移籍してからも、『東京2歳優駿牝馬』2着など活躍して来ました。

未来優駿『平和賞』を制した【チョットゴメンナ】は、その後強い相手と戦って、なかなか結果を出せないでいます。
前走も3コーナーくらいで手応えが怪しくなったように見えました。
でも今回こそは、昔のように粘りを見せてくれるんじゃないかな。
というか…見せてほしいです!

次は5月3日の『荒尾ダービー』。
このレースは九州3冠(『九州ダービー栄城賞』・『ロータスクラウン賞』)の1冠目になります。
ここは、佐賀の【ギオンゴールド】が出るか出ないかで大きくレースが変わって来ますね。
『ル・プランタン賞』を見てもわかるように、3歳牝馬同士なら明らかに力が違う。違いすぎる!!
牡馬と戦って唯一負けを喫していますがそれでもクビ差の2着。
前に行ってレースを作る馬なので、彼女の出走によってレースの流れ自体も変わって来ますね。

  同じく佐賀からは『飛燕賞』を勝った【ティピカル】が登録。
前走は4着に敗れていますが、ロングスパートが出来る馬なので2000mの今回はすごく合うと思います。
 
荒尾からは、4月23日『肥後はなしょうぶ賞』がかなり参考になると思います。
勝った【テイエムマーメイド】と2着【テイエムアツヒメ】の平山厩舎勢に注目。
そして8着だった【アフリートカラー】は転入初戦。
半年ぶりのレースということもあり、最後は力尽きてフラフラしてました…。
でも、これまでの成績を考えると、もっと走ってくる馬です。
1度使ったことで、ガラッと替わってくると思いますよ。
 

同じく3日水沢の『留守杯日高賞』。
ここは4月6日『あやめ賞』上位組を推奨します!
特に勝った【シルバーカテリーナ】はとても強い内容でした。
転入初戦であれだけの競馬をした彼女。
今の段階では死角はないように思います。


6日園田では、ダートグレードの『兵庫チャンピオンシップ』が行なわれます!
ここには、ダート2歳チャンピオンであるJRAの【スーニ】が登録。
ここまでダート戦では負けなし!レベルの違うレースっぷりで、圧倒的な強さを誇っています。
特に前走『伏竜S』は、59キロを背負っての勝利。
鞍上の内田博幸騎手も「強いわ、この馬」と絶賛していましたよ。
さすがにゴール直後のインタビューでは少し息切れしていましたが、
【スーニ】に対する熱い想いを語って下さいました!
今回は55キロと前走より4キロも軽いんですから、圧倒的な1番人気になるでしょうねぇ。
単勝1.1倍倍くらいかな。

  迎え撃つ地元兵庫勢からは、『菊水賞』上位組の【カラテチョップ】【キヨミラクル】に注目しています。
未来優駿『兵庫若駒賞』を制している【カラテチョップ】は、ここまで順調にレースを使って前走『菊水賞』で久し振りの勝利。やはり力があることを証明しました。
2着だった【キヨミラクル】も、負けて強しの内容。
レース中ちょっととぼけてるあたりがとっても可愛いし、それでいて最後は頑張って走ってくれる。
強いメンバーで確実にペースが速くなる今回は、どんなレースを見せてくれるのか楽しみです。


他にも5月5日名古屋『駿蹄賞』には笠松『新緑賞』を勝った【カキツバタロイヤル】が、
6日船橋『東京湾カップ』には川崎『クラウンカップ』2着だった【ブルーヒーロー】が出走予定ということです!!


このコラムのタイトルでもある
[Road to Derby Week]といった感じになってきましたね。

ここでよ~く応援する馬を見極めて、ダービーウイークに備えましょう!!
 

それでは皆さん、素敵なゴールデンウィークをお過ごし下さい♪
 


2009.4.17 園田、川崎の大激戦!

このコラムを始めてから、3週間が過ぎました。
スタート時には待ち遠しかった桜も、今はもう散ってしまいましたね…。
季節も春を通り越して初夏といった感じ。競馬場で生観戦するにはぴったりの季節です♪

それでは先週のステップレースを振り返って行きましょう。

まずは9日園田競馬場で行なわれた『菊水賞』1700mから。

【ミナミノヒリュウ】がポンと好スタートを決めてハナに立つと、いいリズムでペースを作って行きます。
【キヨミラクル】はすんなり2番手内、前半少し掛かり気味の【カラテチョップ】は中団で折り合いがつき、その後ろに【タマモリターン】という展開。
向正面から【カラテチョップ】と【タマモリターン】が仕掛け始め、3~4コーナーで先行集団を捉えにかかりますが、【ミナミノヒリュウ】が軽快に逃げる。
直線では【ミナミノヒリュウ】【キヨミラクル】【カラテチョップ】【タマモリターン】の激しい追い比べ!!
ゴール前グイっと伸びた【カラテチョップ】が勝利しました☆

いや~大激戦でしたねぇ。
昨年の未来優駿『兵庫若駒賞』以来の勝ち星となった【カラテチョップ】。
最後まで力強い伸び脚でした。下原騎手の追い込みも、迫力満点です。

負けはしたものの、【キヨミラクル】も頑張りました!
楽に好位に付けられるスピードと、バテないスタミナ。2着でしたが、能力の高さを改めて感じました。



15日川崎で行なわれた『クラウンカップ』1600m。

ゲートが切られると、内枠を利用して【チョットゴメンナ】がハナを奪おうとしますが、戸崎騎手【サプライズゲスト】が外から果敢に先頭へ。
1番人気【ブルーヒーロー】は好位の内、最後方に【サイレントスタメン】という展開。
3~4コーナーでは【ホットロッド】が持ったまま先頭に迫ります。
直線に入るとそのまま【ホットロッド】が突き抜ける勢いで、【ブルーヒーロー】は内で必死に食い下がります。
そこへ大外から一気に追い込んで来たのが【サイレントスタメン】。
【ブルーヒーロー】も粘りますが…クビ差で【サイレントスタメン】の勝利でした!

このレースも凄かったですね~。
最後方から追い込んで来た【サイレントスタメン】の豪快な末脚。あれは乗ってて気持ちいいだろうなぁ。
上がって来た金子騎手、開口一番に「やったぜ!!!」と言って喜びを爆発させてました。

『東京ダービー』では距離が2000mになりますが、
「後ろから行く馬だし、ペースが落ち着く2000mの方がいいと思う。距離泣きはしないよ。」と金子騎手。
昨年『クラウンカップ』を制した【モエレラッキー】が、『東京ダービー』で2着に健闘していますから、本番でも要注目です!

2着の【ブルーヒーロー】は、直線半ばで1度【ホットロッド】に抜かれてかなり厳しい展開に見えましたが、そこからまた盛り返して3着に2馬身差を付けているのはアッパレですね。
次走は5/6船橋の『東京湾カップ』を目指すということです!


今週行なわれるステップレースは2つ。

まずは19日水沢『阿久利黒賞』1600m。

登録馬を見てみると…先日の『スプリングカップ』の上位3頭と、『あやめ賞』の上位3頭の名前がありますね。
『スプリングカップ』を制した【マヨノエンゼル】は、前走で力の違いを見せ付けました。
転入初戦で2着に踏ん張った【トキワノマツカゼ】がどこまで迫れるか…
そして牝馬同士の戦いでは圧勝だった【シルバーカテリーナ】が、牡馬に揉まれてどんなレースをするのか…
岩手3歳ダート三冠レース(『阿久利黒賞』・岩手ダービー『ダイヤモンドカップ』・『不来方賞』)の一冠目ですから、
さすがに岩手のトップが集結!といった感じですね♪


そして22日大井『羽田盃』1800m。

南関東3歳クラシック三冠(『羽田盃』・『東京ダービー』・『ジャパンダートダービー』)の一冠目です!
このレースは上位5頭に『東京ダービー』への優先出走権が、そして優勝馬には『ジャパンダートダービー』への優先出走権が与えられるという特典があります。

ここも豪華なメンバーが登録に名を連ねていますね。まず、なんといっても【ナイキハイグレード】でしょう。
『ハイセイコー記念』『京浜盃』を制して南関東3歳チャンピオンに一番近い馬です。
前走の『京浜盃』では、直線で【シャレーストーン】に詰め寄られましたが、渋太く粘りました。
アタマ差でしたが、2番手に行って自分でレースを作って最後も抜かせないわけですから、ポテンシャルの高さと勝負根性が本当にすごいです!

【ナイキハイグレード】をアタマ差まで追い詰めた【シャレーストーン】の末脚も怖い存在です。
昨日の『クラウンカップ』を制した【サイレントスタメン】が7着だったことを考えると、『京浜盃』は相当レベルの高いレースでしたね。


もう1頭気になるのが、『桜花賞』を勝った【ネフェルメモリー】。
2着に6馬身もの差を付けて圧勝でした。
レース後川島調教師は、羽田盃・東京ダービーと牡馬路線に進みたいと仰っていましたが、どういう路線で走らせるのか…とっても楽しみな一頭です!

今週は一冠目が決まるレースが2つ!
ダービーウイークはまだ先ですが、3歳馬たちの激戦は、どんどんヒートアップしてますよ♪


2009.4.9 笠松、佐賀、岩手で注目のステップレース

 みなさん、こんにちは。赤見千尋です。


 来るダービーウイークに向けて、いくつものステップレースが全国各地で始まっています!

 まずは3日笠松で行なわれた『新緑賞』1600m。
 名古屋の【ダイナマイトボディ】が途中から逃げる形で、3コーナー手前で1番人気【ブラックポイント】が競りかけて来るというかなり厳しい流れ。
 4コーナーで逆に【ブラックポイント】が力尽きて下がってしまい、そこへ上がってきたのが【カキツバタロイヤル】。
 直線【ダイナマイトボディ】もよく粘りましたが、1馬身差で【カキツバタロイヤル】の勝ち。

 いやぁ~かなり激しいレースになりましたねぇ。
 勝った【カキツバタロイヤル】は、425キロという小柄な男の子。
 お母さんは宇都宮で活躍していた【ホウヨウリリー】で、管理する森山調教師は高崎時代大変お世話になった、私にとっては思い出深い血統&厩舎の馬なのですよ。
 次走は5/5名古屋『駿蹄賞』を目指すということです。
 『東海ダービー』と同じ舞台同じ距離で戦う『駿蹄賞』は、大事な1戦ですからね。

 2着に敗れたものの、厳しい展開の中での【ダイナマイトボディ】の粘りも素晴らしかった!!
 スタートしてかなり行きたがっていましたから、折り合いが付くかが距離延長の鍵になってくるんじゃないでしょうか。
 牝馬ながら、名前通りの力強い走りで頑張ってほしいです。


 続いて5日佐賀で行なわれた牝馬重賞『ル・プランタン賞』。
 ここは、もう【ギオンゴールド】の独壇場でした!
 1月末から休養に入り、今回は休み明けのレースでしたが、
 ポンと好スタートを切ると自然な形でハナを奪い、競りかけて来る【スターオブジュディ】にも慌てず動ぜず、自分のペースで力みなく走っていました。
 鞍上の倉富騎手も、自信を持って騎乗していましたね。
 向正面からはドンドンと離す一方ですよ。
 前半で【ギオンゴールド】を追いかけた馬たちは失速し、脚をためて上がって来た馬たちも全く追いつくことが出来ない…。
 本当に、気持ちいいくらい強いですね!フットワークも本当に力強く、全く危なげないレースでした。
 これで9戦8勝☆この後は馬の様子を見て、5/3『荒尾ダービー』に出走するか、直接5/31九州ダービー『栄城賞』を目指すか決めるそうです。
 男馬相手にどんな走りを見せてくれるのか…楽しみに待ちたいと思います♪


 同じ日に水沢で行なわれたのは『スプリングカップ』1600m。
 1番人気に応えて【マヨノエンゼル】が快勝!
 最後の直線では、内【トキワノマツカゼ】菅原勲騎手・中【ダンストンジール】村上忍騎手との3頭の激しい叩き合いを制しての勝利でした。
 【マヨノエンゼル】は400キロを切ることもある小柄な男の子ですが、根性がありますね~。 

 そして6日、同じく水沢で行なわれた『あやめ賞』1600mは、
 道営→南関東→岩手と移籍してきた【シルバーカテリーナ】が、3番手外から王道の競馬で見事1着☆
 母父【ブライアンズタイム】なので、もっと距離が伸びてもOKでしょう。


  …と、先週行なわれたステップレースを振り返ってみました。
 ここまでのキーワードは、〔小柄な男の子〕と〔力強い女の子〕ですね! 


 そして今週は、9日に園田で『菊水賞』、15日に川崎で『クラウンカップ』が行なわれます。

 まず『菊水賞』ですが、ここは3/17の3歳特別戦で上位を占めた【キヨミラクル】【ミナミノヒリュウ】【タマモリターン】の3頭に注目しています!
 前走はとにかくものすごいレースで、エンジンがかかるまで時間がかかった【タマモリターン】と、もっと時間がかかった【キヨミラクル】の2頭の末脚は圧巻でした!
 3着になったとはいえ、【ミナミノヒリュウ】の逃げ込みも素晴らしかった。展開次第で、この3頭は入れ替わる余地ありと見ます。


 『クラウンカップ』はかなり先なので出走馬が決まっていない状況ですが、
 登録のある馬の中では川崎の【アンビシャスガイ】と【ブルーヒーロー】に注目しています。
 2頭とも中団から豪快に上がって来る馬。この2頭が併せる形になったら…すごい一騎打ちが見れそうな気がします!


 ダービーウイーク開幕まで、2ヶ月を切りました!まだまだたくさんのステップレースがあるので、お見逃しなく。
 それではみなさん、今週も地方競馬を楽しみましょう~♪


2009.4.3 オープンのご挨拶

桜舞い踊るこの季節、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
子供の頃は気にも留めなかったけれど、今では桜が待ち遠しくてしょうがない!
つくづく…大人になったんだなぁ~と実感している、赤見千尋です。

さて、競馬界では一年のうちで最も盛り上がりを見せる
『ダービー』という名の頂点に向けて、本格的に歩みだす季節です。

思い起こせば、昨年秋の未来優駿シリーズで2歳馬としてフレッシュな戦いを演じた馬たちが、
今度はダービーに挑むんですよね。

盛岡『若駒賞』を圧倒的な強さで制した【ワタリシンセイキ】と、
北海道所属で船橋の『平和賞』を制した【チョットゴメンナ】は、
その後南関東に移籍して、強豪相手に健闘しています。

荒尾『九州ジュニアグランプリ』をコースレコードで制した【ギオンゴールド】は、
その後もパーフェクト連対中!1月から休養していましたが、
4/5の『ル・プランタン賞』から始動の予定。
『兵庫若駒賞』をデビュー2戦目で快勝した【カラテチョップ】に、
牝馬が4着までを独占した、名古屋『ゴールドウイング賞』…。

2歳馬たちの、まだ完成しきれてない身体で一生懸命戦う姿が脳裏に焼きついています。
未来優駿…その名の通り、あのレースから続いている、ダービーへの道。

頂上決戦である『ジャパンダートダービー』への出走を見据え、
各地方ブロックで行われる6つのダービー。
佐賀競馬場から始まるこの6日間は、まさにダービーづくしの一週間。
夢の〔ダービーウイーク〕です!

このダービーウイークをさらに深く楽しむため、
全国各地で行われるステップレースや有力馬の動向など、
チェックして行きたいと思ってます!

3歳時にしか挑戦することができないダービーのタイトル。
だからこそ、関係者の想いも熱く激しく燃えるのです。

今年はどんなドラマが起こり、どんなスターが誕生するのでしょうか。
その道のりをじっくりと、堪能して行きましょう!


それではみなさんご一緒に…


「Let′s ダービーウイーク♪」


赤見 千尋  プロフィール
赤見 千尋
■生年月日 1978.02.02
■出身地 群馬県
■血液型 O型
■身長 158cm
■体重 47kg
■スリーサイズ B:80 W:60 H:82
■学歴 地方競馬教養センター(修了)
■特技 マラソン・着付け
■趣味 歌舞伎鑑賞・筋トレ
■資格 普通自動車第一種免許
主な出演作品
≪テレビ≫
関東U局 「中央競馬ワイド中継」 リポーター
J-com 関東 「いい部屋みつけた~ J:COM In My Room~」 リポーター
MONDO21  「馬券師倶楽部2~玄人の買い目」 MC ・ナレーション
 「馬券師倶楽部」 MC ・ナレーション
TBS 「KUNOICHI2007」 「新SASUKE2007 春」
テレビ埼玉・千葉テレビ 「ウハウハ競馬」 ゲスト出演
群馬テレビ 「~明日も絶対~パチるん?」 ゲスト出演
グリーンチャンネル 「明日のレース予想~場立ち予想~」
≪WEB≫
「馬券総合倶楽部」(予想投稿) 2005.11. ~
「競馬総合チャンネル」(交流重賞展望)
「赤見千尋のRedView 」(オッズパーク内ブログ) 2006.4 ~
 
≪雑誌≫
「週刊プレイボーイ」(集英社) 競馬セラピー 馬女のハナウタ 2009.1~連載中
「週刊プレイボーイ」(集英社) 2008オークス予想・エリザベス女王杯座談会
「My horse」 エッセイ 馬に恋して
「FLASHエキサイティング」
「週刊アサヒ芸能増刊」(徳間書店)  夏はナイター・ギャンブルで稼ぐ!
「地方競馬情報誌 ハロン」(NAR 地方競馬全国協会)
 
≪イベント≫
「香港遠征馬応援イベント」 in 東京競馬場 MC
ネットドリーマーズ「宝塚記念検討会(京都競馬場)」
オッズパーク「第1回レディースジョッキーシリーズ(名古屋競馬)」 セレモニーMC
オッズパーク「第1回ばんえい十勝オッズパーク杯トークショーゲスト&表彰式プレゼンター」
略歴
 平成10年10月高崎競馬場にて騎手デビュー。以来、高崎競馬が廃止される平成17年1月まで騎乗を続け2033戦91勝。
 今まで培ってきた騎手としての経験をリセットしたくない!騎手時代のスタイルも維持したい!と、強めで 追い切り中。気合乗り満点です!!