注目馬情報

ゴールドクイーン

牝5 JRA 坂口智康厩舎

父:シニスターミニスター
母:サザンギフト
母の父:タイキシャトル

通算19戦6勝、重賞2勝の5歳牝馬。昨年のJpnⅠのJBCレディスクラシックでは積極的に先手をとり、差のない2着に粘った実力馬。昨年のかきつばた記念も逃げて2馬身半差の完勝と能力はかなり高い。近走は自分のペースで運べず着順を落としているが、ハナを切ればしぶとく粘れるタイプ。3歳時には芝の重賞・葵Sを快勝しているように、芝でもやれるスピードの持ち主だ。今回は4カ月ぶりだが、過去の実績を見ても、鉄砲が利く馬。スタートを決めて先手をとれれば、巻き返し必至だろう。

サクセスエナジー

牡6 JRA 北出成人厩舎

父:キンシャサノキセキ
母:サクセスアイニー
母の父:ジャングルポケット

通算30戦11勝、重賞4勝の6歳牡馬。今年も7戦して3勝と充実している。2走前のオーバルスプリントでは重量58kgを背負いながら、3番手から向正面で進出を開始。4角先頭から押し切る横綱競馬で、2馬身の着差以上に強さを示した。ダートグレード競走は計12回出走して4勝、2、3着各2回、複勝率66.7%と堅実。能力が高いのはもちろん、地方の小回りにも対応可能な器用さを持ち合わせている。一昨年のこのレースでも差のない2着に好走しており、好位からスムーズなら大崩れは考えにくい馬だ。

トップウイナー

牡4 JRA 鈴木孝志厩舎

父:バゴ
母:トップアクトレス
母の父:テイエムオペラオー

通算23戦5勝の4歳牡馬。重賞は未勝利だが、今年の3月から2勝クラス、3勝クラス、オープンと3連勝。クラスが上がっても常に好位から競馬ができるスピードの持ち主で、大崩れの少ない馬だ。重賞だった近3走はワンパンチ足りないとはいえ、5、4、5着と掲示板は確保。砂質の違う地方の競馬場にも対応できている。まだまだ成長途上で、伸びしろは十分。1800mでも勝ち鞍があるようにスタミナも備えており、タフな競馬になっても問題ない。展開などがかみ合えば、上位争いも十分に可能だ。

ラプタス

セ4 JRA 松永昌博厩舎

父:ディープブリランテ
母:エアラホーヤ
母の父:ボストンハーバー

通算12戦6勝、重賞2勝の4歳騸馬。ダートに転向したデビュー4戦目から4連勝を果たし、一気に条件クラスを卒業した。オープン初戦のバレンタインSこそ8着に敗れたが、その後は黒船賞、かきつばた記念とダートグレード競走を連勝。2戦とも3馬身差の逃げ切り勝ちで、スピードとパワーの両方を備えたハイブリッドタイプだ。半兄は芝の重賞で好走したマジェスティハーツ。血統も良く、高いポテンシャルを秘めている。後続にプレッシャーをかけられることなく、リズム良く運べれば、影を踏ませないシーンも。

サロルン

牡3 船橋 岡林光浩厩舎

父:ロードカナロア
母:グインネヴィア
母の父:スペシャルウィーク

通算7戦7勝、重賞1勝の3歳牡馬。所属は船橋。昨年10月のデビューから常に1番人気に応える快走を見せている。11月4日に園田で開催された重賞楠賞ではスタートで出遅れながらも4角外から強襲。逃げ一辺倒だけでなく、距離延長にも適応するなど能力の高さを見せつけている。

(日刊スポーツ編集部)

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注記

当ページは、12月17日発表の選定馬情報に基づき作成しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性があります。また、当ページの情報は、特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。