注目馬情報

アオイショー

牡2 JRA 中舘英二厩舎

父:ロードカナロア
母:スイチョウカ
母の父:シンボリクリスエス

通算1戦1勝とキャリアは浅いが、デビュー戦の走りは素質の高さを感じさせた。道中は中団外めを追走し、向正面で内に潜り込むと、3、4角で進出を開始。直線で外に持ち出すと、大外からメンバー最速の上がりで突き抜けた。2着馬には2馬身半差をつける完勝の内容。石橋騎手が「あの馬は走るね。成長の余地あり」と話すように、期待は高い。前走は100%の仕上げではない中で強い勝ち方だった。「次はきっちり仕上げていきます」と中館師。相手は格段に強くなるが、2戦目で上積みがあれば面白い1頭だ。

ダノンザキッド

牡2 JRA 安田隆行厩舎

父:ジャスタウェイ
母:エピックラブ
母の父:Dansili

通算2戦2勝。東スポ杯を制し、ここでも大本命だ。デビュー戦は好位追走からあっという間に先頭に立ち、最後は流しながらメンバー最速タイの上がりを使って大楽勝。2着ワンダフルタウンがその後重賞を制したのだから、相手も強い中での快勝だった。続く東スポ杯はプラス24kgとだいぶ体が増えた中だったが、危なげなく勝利。レース後川田騎手は「コントレイルのような馬になってくれることを期待しています」とコメント。昨年東スポ杯覇者で無敗の3冠馬の名を出すあたり、この馬の素質も一級品なのは間違いない。

オーソクレース

牡2 JRA 久保田貴士厩舎

父:エピファネイア
母:マリアライト
母の父:ディープインパクト

通算2戦2勝、そのどちらも最速の上がりを使っているように切れ味抜群。GⅠ2勝のマリアライトの初子だけにデビュー前から注目を浴びてきたが、周囲の期待通りの走りを見せ続けている。新馬戦は出遅れて後方を追走も1完歩ごとにしっかり伸びて2着に1馬身3/4差の快勝。続くアイビーSも初戦同様ゲートは遅かったが、好位追走から徐々に前へ迫り直線では狭いスペースにひるむことなく、スパッと抜け出してきた。首差の着差以上に強い内容だった。1ハロン延長はプラスに出そうで、GⅠの舞台でも期待は大きい。

ランドオブリバティ

牡2 JRA 鹿戸雄一厩舎

父:ディープインパクト
母:ドバウィハイツ
母の父:Dubawi

通算2戦2勝。2戦とも2番手を追走しているように先行力がある。不良馬場だった初戦は、逃げ馬をマークしながら追走し3角で並びかけると直線半ばで先頭へ。ゴール前は3頭での競り合いを頭差制す粘り強さを見せた。良馬場での2戦目は2着に3馬身半差をつける快勝。2番手追走から直線入り口で先頭に立つと、最後は流しながら危なげなく勝利した。不良、良馬場を経験できたことはプラス。センスがよく、当日どんな馬場でも対応可能なのは魅力的だ。フィリーズレビューを制した姉リバティハイツ同様早い時期から活躍できそう。

アドマイヤザーゲ

牡2 JRA 友道康夫厩舎

父:ドゥラメンテ
母:アコースティクス
母の父:Cape Cross

通算2戦2勝。デビュー戦は中団の外めから直線で力強く後続を引き離した。2戦目の黄菊賞はスタートで出遅れたが、最後方からの上がり最速33秒4の豪脚で差し切り。デビュー戦は川田、2戦目はルメールと乗り替わりもクリア。ホープフルSは吉田隼が騎乗予定。父は皐月賞、ダービーの2冠、兄ロジユニヴァースもダービーを制した良血。

ヨーホーレイク

牡2 JRA 友道康夫厩舎

父:ディープインパクト
母:クロウキャニオン
母の父:フレンチデピュティ

通算2戦2勝。デビュー戦は後方外めから3、4コーナーで徐々に進出し直線で伸びて勝利。続く紫菊賞は中団の外めを追走し手応えよく直線に向くと2着グラティトゥーとの追い比べを制した。デビュー戦でコンビを組んだ武豊が騎乗予定。中山コースは初めてとなるが、友道師は「コースは合うと思う。3、4コーナーから長くいい脚がつかえる」と話している。

シュヴァリエローズ

牡2 JRA 清水久詞厩舎

父:ディープインパクト
母:ヴィアンローズ
母の父:Sevres Rose

通算3戦2勝。1番人気となったデビュー戦は、好位でなだめられ直線では2番人気ブレイブライオンとのたたき合いを制した。2戦目の新潟2歳Sはスタートが決まらず不完全燃焼も、前走の萩Sは2番手追走から直線で抜け出し後続の追い上げを半馬身しのいだ。1週前追いから騎乗予定の北村友が手綱を取るなど準備万端。2000mは初挑戦だが好走が期待できる。

(日刊スポーツ編集部)

注記

当ページの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性があります。また、当ページの情報は、特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。