JRAネット投票発売レース 阪神 GⅠ
2025年12/21(日) 15:40発走
JRA阪神競馬場 芝1,600m
重賞馬がいなかった阪神ジュベナイルフィリーズとは一転、重賞馬が4頭もエントリーして、うち3頭は2戦2勝の無敗馬。ハイレベルな戦いが予想されるが、それだけに力関係の見極めが鍵になる。展開としては、何がなんでも逃げたい馬がおらず、緩い流れからの決め手勝負になりそう。基本的には先行馬有利か。ちなみに過去10年の傾向を見ると、2勝以上している馬が順当に上位に来ることが多い。ただ、昨年は未勝利勝ち直後の馬が勝利して、更に3年連続で新馬勝ち直後の馬が馬券に絡んでいるなど、傾向がやや変化している印象も受ける。
アドマイヤクワッズ
アドマイヤクワッズ
初戦は中団の外で運び、最後は外から差し切り勝ち。スローで前有利の流れだったことを考えると、着差以上の強さだったと言える。続くデイリー杯2歳Sは内でしっかり脚をためて、直線は先に抜け出したカヴァレリッツォとの一騎打ちを制した。勝ち時計も2歳レコードと、文句なしの内容。競馬が上手で勝負根性もあり、キャリアの浅い2歳馬同士のレースではそれが大きな強みになる。差して連勝しているが、ペース次第で自在な立ち回りができるだろう。逞しい馬体をしており、多少なら馬場が渋っても心配なさそう。無傷の3連勝での戴冠を期待したい。
カヴァレリッツォ
カヴァレリッツォ
夏の中京マイル戦でデビュー。馬群の中で終始行きっぷりが良く、直線は開いた内からあっという間に突き抜けてインパクトのある内容だった。ひと息入れたデイリー杯2歳Sでは初めての右回りで外に張っていたこともあってか、スッと内に入れて運んで、直線では一旦先頭に立つ場面。最後は勝ったアドマイヤクワッズのいい目標になった分のアタマ差だったが、3着以下は5馬身も離していた。今回は叩き2走目での上積みと、右回り2度目での慣れが見込めるし、中間も抜群の動きを披露している。立ち回り次第で逆転は十分可能。
リアライズシリウス
リアライズシリウス
初戦は稍重馬場も苦にせず、逃げて7馬身差V。2か月ぶりとなった新潟2歳Sは2番手から運び、直線も最後まで脚いろはまったく衰えずに4馬身差の完勝。1分33秒4の時計もさることながら、2着以下の馬からも活躍馬が続出しており、これらを突き放した内容は高く評価できる。今回は初の右回り、初の関西遠征が鍵にはなるが、能力は上位2頭と比べても遜色なく、間隔が開いていても態勢は十分整っている。先行力があるのは大きな強みで、初戦の内容なら渋った馬場も問題ないだろう。
ダイヤモンドノット
エコロアルバ
カクウチ
スペルーチェ
ダイヤモンドノット
エコロアルバ
カクウチ
スペルーチェ
ダイヤモンドノットはキャリア的な上積みやマイル未経験という点で4番手になったが、京王杯2歳Sの勝ちっぷりは良く、大崩れしなさそうなタイプ。前に行けるし、ルメール騎手の継続騎乗も心強い。エコロアルバは2戦とも直線勝負の形で器用さには欠けるが、末脚の破壊力という点では最上位で、差しが届く流れなら台頭しても。前走重賞組以外からは2頭をピックアップ。カクウチは今回と同じ阪神外回りマイルで勝っている点が強調材料。先行力もあり、ここは展開利が見込める。スペルーチェの初戦は先行してアドマイヤクワッズと僅差の2着で、2戦目は中団から差し切って強い内容で勝利。初めての関西圏への輸送でテンションが上がらなければ。
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