JRAネット投票発売レース 中山 GⅠ
2025年12/28(日) 15:40発走
JRA中山競馬場 芝2,500m
年末に行われる中央競馬の総決算であり、ファン投票で得票数の多かった上位10頭に優先出走権が与えられ、宝塚記念と並ぶグランプリとして位置づけられる日本競馬の祭典。メンバーを見渡すと春のグランプリ宝塚記念の覇者であるメイショウタバル、昨年の有馬記念を制覇したレガレイラ、昨年のダービー馬で今年はドバイシーマクラシックを制したダノンデサイルなど強豪が名を連ねる。今年はドラマ放映による影響もあり、例年以上に多方面からの注目を受けることになりそうな一戦。どんな結末が訪れるのか、中山2500mで繰り広げられる珠玉のドラマから目が離せない。
メイショウタバル
メイショウタバル
今年の宝塚記念の覇者。それを含めて非根幹距離である1800mと2200mで合わせて重賞を3勝。中山2500mは初だが、非根幹距離巧者の本馬なら適性面に不安はない。父ゴールドシップは現役時代に有馬記念を勝利。また母の父フレンチデピュティはスピードと加速力を強化する種牡馬で2020年には同系統のクロフネを母の父に持つクロノジェネシスが当レースを制覇。近年の中山は芝の高速化が進んでおり、タフさに加えてスピードも求められるだけにその両面を併せ持つのは大きなアドバンテージだ。前走はスローの逃げでも折り合いの不安を感じさせず、最後まで止まることなく駆け抜けた。この経験が今回に活きる。名手武豊騎手を背にマイペースで走れればグランプリ連覇が見えてくる。
ミュージアムマイル
ミュージアムマイル
中山では皐月賞とセントライト記念を勝利。時計勝負に滅法強いだけに冬のタフな芝はどうかも、中山のコース形態への適性の高さは折り紙付き。秋の天皇賞では古馬の強豪たちを尻目に2着に好走し、勝ったマスカレードボールとともに世代レベルの高さを証明した。今回は2500mへの距離延長が最大のポイントとなるが、立ち回りのうまさが活きる内回りコースであれば対応可能と判断。セントライト記念と同じく非根幹距離でのレースであることも追い風だろう。2枠4番という好枠を引き当て、クリスチャン・デムーロ騎手が引き続き騎乗する点も心強い。引き続き高い能力を発揮してくれそうだ。
レガレイラ
レガレイラ
昨年の有馬記念覇者。今年はオールカマーとエリザベス女王杯を連勝しての臨戦で昨年以上に充実感が漂う。非根幹距離で重賞3勝、GⅠ2勝。また、中山でも昨年の有馬記念だけでなく、2歳時にはホープフルSも制しており、成績からもこの舞台への適性の高さは一目瞭然。戸崎騎手が乗り替わるのは痛手だが、代わりに手綱を取るのがルメール騎手ならば不安も一切ない。展開やオッズ的な妙味を考慮して3番手としたが、実力的には最上位と言っても過言ではなく、連覇達成も十分狙える。
シンエンペラー
ダノンデサイル
エキサイトバイオ
タスティエーラ
シンエンペラー
ダノンデサイル
エキサイトバイオ
タスティエーラ
シンエンペラーはジャパンカップでは外枠から厳しいレースを強いられたが、今回は一転して好枠を引き当てた。久々を叩いた上積みが見込め、血統的に冬場の中山の芝も合いそう。立ち回りひとつで上位進出が可能。ダノンデサイルは帰国緒戦のジャパンカップが堂々たる走り。地力の高さは誰もが認めるところだが、気性面に一抹の不安。折り合い面が鍵になる。エキサイトバイオは菊花賞が早めに先頭に立ち、見せ場十分の3着。内枠を利して渋太さを活かせれば面白い。23年のダービー馬タスティエーラも能力では見劣らない。外枠で人気が落ちるようなら妙味あり。連下には押さえたい。
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