JRAネット投票発売レース 金沢
2025年12/28(日) 18:15発走
金沢競馬場 ダ1,500m
シーズン最後のレースは今年もファン投票重賞。最終開催に1500mで実施だと普段は対戦しない短距離向きと中長距離向きの激突が実現。悪天候で砂量が減った高速馬場だと逃げ有利・ロスなく回った馬が有利になりがちも、快足先行タイプでハイペース必至、逃げ候補ハクサンパイオニアが外枠を引いたことで展開に乱れが生じやすくなり、先行有利とも言い切れない。共に態勢は前走以上と見る両路線の雄オヌシナニモノとナミダノキスの初対戦が最大の注目点だが、脚質は正反対。勝敗は流れ・馬場によるが、舞台は連覇を狙うオヌシナニモノが若干有利の見解。ただ、展開や斤量差などを思うと他馬の台頭も十分で、絞り込みは難しい一戦。
オヌシナニモノ
オヌシナニモノ
金沢短距離の「顔」で2年連続のファン投票1位、ここ2年2・1着。苦手の夏を休養した後の秋は取りこぼしが多く、今季も例年と同様だったが、昨年も12月に復調して連勝、今年も寒くなり上向いての前走勝ち。この中間は本来の活気が戻ってきており、更に上昇必至の攻め気配。時折り遅い発馬・掛かり気味に行く点を思うとレース運びが楽な外目の枠も悪くない。ラスト甘くなりがちな1500mで外に同型がいる点だけは厄介ではあるものの、今の態勢で逃げか2番手でレースできれば無様な競馬はあり得ない。
ナミダノキス
ナミダノキス
金沢のトップに立つかと期待された4歳シーズンは夏場の休養が長くなったこともあり4戦しかしていないが、唯一崩れた利家盃5着は中1週で加減気味の攻めも影響。少しレース間隔を取って気を入れ直した次走(6月)百万石賞は真の末脚を見せて快勝。最終追い切り案外な半年ぶりだった前走・中日杯も最後は1/2差まで肉迫の2着と実力は示した。順調に迎える叩き2走目は3歳春以来となる距離不足の1500m。その対応に尽きるが、先行激化必至の顔ぶれなら流れ不向きとはならないはず。普通にエンジンさえかかれば差し届いていい。
マリンデュンデュン
マリンデュンデュン
ハクサンアマゾネスとナミダノキスを完封した昨冬・中日杯の逃げ切りが馬場・展開に恵まれただけでないことは、今季の利家盃2着・百万石賞4着で実証。気性の成長を遂げて距離の守備範囲を広げたが、元々は短距離向きと思われていた快足馬。このくらいの距離がちょうどいいはず。前走・中日杯は勝ち馬の出方に翻弄された逃げとなった分で7着まで後退したものの、前々走1400mは逃げなくても途中から先頭を奪ってハクサンツキミテイに勝利と、立ち回りにも幅が出ている。暑さが苦手だけに今が稼ぎ時、デキは悪くなさそうで好勝負可能。
ハクサンツキミテイ
ダイヤモンドライン
リュウノブレイク
ハクサンツキミテイ
ダイヤモンドライン
リュウノブレイク
ハクサンツキミテイはオール連対継続中、2着5回は勝ち馬を褒めるべきものばかり。今季は先行しやすい1700mで5勝も、ここ3走1400mで重賞ウイナー相手に2・2・1着。気配も夏場より上向き、最も合いそうな距離。先行馬増の展開対応だけ。ダイヤモンドラインは重賞好戦歴を見ても1700m以上向きだが、前走時辺りから状態も上向き、この重賞3・2着。不良馬場・後方からでも昨秋1500mで勝利、前崩れ展開になれば出番十分。リュウノブレイクは再三のゲート駐立難・鼻出血がなければ戦績以上に走れたはずの馬。当地2度の敗戦は百万石賞8着(鼻出血)、中日杯4着で、前走も見せ場。リフレッシュした前々走1400mA2マクり圧勝内容・昨年この時季に兵庫で3連勝を思うと楽しみあり。
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