高知
2025年12/31(水) 17:30発走
高知競馬場 ダ2,400m
大晦日に行われる高知競馬の重賞・最長距離のグランプリレース。今年からは新たに近畿・四国・九州交流競走として実施。その遠征馬からは兵庫から1頭のみの参戦となったが、かなりの有力馬が出走するという事で話題に。迎え撃つ地元勢だが、今年は連覇中ユメノホノオや、最強4歳世代のシンメデージー、プリフロオールインといったビッグネームの名はなく、傑出馬が不在。選出基準に賛否両論の声もあったが、その分、上位進出のチャンスは数多くの馬に到来。持久戦により耐えられる適応能力を持つ馬を探すのが、攻略の近道か。
オディロン
オディロン
今年2月の姫路・白鷺賞で重賞初制覇。その後の佐賀・はがくれ大賞典では圧倒的人気のシンメデージーに唯一食い下がっての2着で地力をアピール。春~夏は脚部不安で休養に入ったが、秋には良い状態に戻して復帰。そして伝説を築き上げたのが前走の園田金盃。無敗で兵庫3冠を制したオケマルに初黒星を付け、その他並み居る強豪を退けた走りは多くのファンに衝撃を与えた。2400mは一年前の園田で経験済み。高知のタフな馬場さえ苦にしなければ、やはり今年のメンバーなら最右翼の見方が妥当と言えるだろう。
エクセレントタイム
エクセレントタイム
JRAから高知に転入してから丸一年。勝ち星は1月にB級戦でマークした1勝のみだが、昇級してからも相手なりに活躍。最も手応えを掴んだと思われるのが9月の珊瑚冠賞であり、前が残る超スローペースを後方から唯一追い込んできたのが同馬。勝ったユメノホノオは別格ながら、上がり38秒4の末脚は目を見張り、同時に知事賞の優先出走権をいち早く獲得。その後も個性なのか、2着続きなのだが、いずれも勝ちに等しい僅差の競馬。グランプリといいう最高の舞台で頂点に立てるか注目。
アルドーレ
アルドーレ
経験豊富な10歳馬。古くはJRAリステッド勝ち等、ダートOPでも活躍。2024年6月の三宮ステークス(11着)がJRA最終出走だったが、実はここでオディロン(9着)と唯一直接対決があり、0.4秒差と拮抗していた。高知では下級条件スタートから賞金を積み重ね、前走のB級以下特別戦を制してA級入り。元々秋~冬にかけての季節に強いタイプで、連戦に強い田中守厩舎であれば、中10日のローテも割引材料にはならない。満年齢に変更された2001年度から、これまで10歳馬の優勝はなく、本馬はその偉業にも挑戦する。
ウインヴェルデ
ビオグラフィア
タマモマスラオ
ロッキーサンダー
ウインヴェルデ
ビオグラフィア
タマモマスラオ
ロッキーサンダー
ウインヴェルデは11月の黒潮マイルチャンピオンシップ、高知県知事賞の前哨戦にもあたる長浜特別でいずれも単勝1番人気の支持。全国リーディングを今年も狙える位置にいる打越厩舎から今年もV候補が参戦。ビオグラフィアは先月末のA3組を使ってから、目標をここ一本に切り替え。末脚の爆発力には定評があり、ここは惑星的な存在に。タマモマスラオは長浜特別で3着に健闘。距離適性に関して意見が分かれやすいタイプではあるが、母父マンハッタンカフェの血が強く出ているのであれば、こなせる余地も。ロッキーサンダーは昨年の知事賞2着馬。昨年より全体のメンバーレベルが下がっている可能性もあり、ならばリピーター狙いも面白い。
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