予想情報 Prediction

レースの見どころ

46回目を迎える名古屋大賞典。第26回の優勝馬マルカセンリョウ以来、地方所属馬による優勝はなく、近年は昨年ジンギの3着が目立つくらいで、中央馬が圧倒している。馬場が旧競馬場より広くなったぶん、その傾向はより強まると予想される。地方馬は例年と同等以上の面々が顔をそろえたが、強力な中央勢の牙城を崩すのはかなり難しいだろう。

本命

  • 67ニューモニュメント

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重賞タイトルこそないものの、川崎記念やアンタレスSで3着がある。オープンでの実績は昇級直後の5走は4着が最高だったが、昨年1月からは9走連続で3着以内を確保。年齢を重ねても衰えどころか、むしろしぶとさが増しているようにさえ感じる。中央馬のなかでは最も後ろからの競馬になりそうでも、おそらく自分より前にいるのは4~5頭のはずで、さばくためのロスは皆無に近い。決め手が炸裂するシーンをイメージ。

対抗

  • 33ハギノアレグリアス

CHECK!

2歳9月に芝1800mの新馬戦6着でデビューも、3歳5月まで休養。そのレースからダートに転向、首尾よく初勝利を挙げると夏から秋にかけて1勝クラスから3勝クラスまで3連勝、内容も完勝といえるものだった。しかしその後は1年8カ月もの休養へ。関係者が辛抱強く待った理由は復帰後の4走を見れば明らかで、特に前走は外に空馬がいた影響でまともに追えなかった。潜在能力の高さは最上位とみていい。

単穴

  • 22ケイアイパープル

CHECK!

中央馬の中では地方競馬場でのグレードレースの参戦が7回と最も多く、その戦績も(2-2-0-3)で最低着順は2走前の浦和記念の5着。前走・名古屋グランプリのように、昨年の終盤はリズムに乗れないケースが目立ち、体調自体ももうひとつに映ったもの。昨年のアンタレスSでは3着ニューモニュメントに0秒1差5着、バーデンヴァイラーには先着しているだけに、立ち直っていれば反撃の可能性は十分にある。

連穴

  • 56バーデンヴァイラー
  • 55アルサトワ

CHECK!

バーデンヴァイラーは2勝クラスからオープンの総武Sまで3連勝するなど、自分の型にはまった時は実に強い競馬をするイメージがある。今回は若手の有望株・岩田望来騎手に手綱を委ねられたが、新コンビがどれほどマッチするかが焦点に。アルサトワは初ダートだけに適性が大きな鍵を握るが、隣のバーデンヴァイラーは同厩舎。僚馬同士ですんなり先団を固めることができれば、粘り込む可能性が増すはずだ。

提供 競馬東海 鬼頭 信正

注記

当ページの情報は、3月15日(水)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。