
セン8 大井 荒山勝徳厩舎 通算31戦11勝
父:キングカメハメハ
母:メーデイア
母の父:キングヘイロー

転入2戦目だった昨年の川崎記念JpnIは0秒1差の2着。2周目の向正面で一度は先頭に立ったが、それをまくるように来たメイショウハリオに4コーナー手前で先頭に立たれ、押し切られた。少々ちぐはぐな競馬になったが、その後にコリアカップGIII、東京大賞典GIで勝利に導いた矢野貴之騎手は、これが初コンビ。手の内に入れた今なら違うだろう。荒山勝徳調教師は「ドバイに向けてやっていて、すごくいい状態だった。この状態をどうやって維持したらいいか、というところで、1週間ほど楽をさせたけど、そこまで影響はないと思う。東京大賞典ぐらいの状態ではいけそう」。1週間半のスライドになったが、昨年のNARグランプリ年度代表馬が貫禄を見せてくれそうだ。
(牛山 基康)
2025/12/29 大井 右2000m東京大賞典 GI
1
2025/09/07 ソウル 左1800mコリアC GIII
1
2025/07/02 大井 右2000m帝王賞 JpnI
4
牡6 JRA 大久保龍志厩舎 通算19戦7勝
父:レガーロ
母:クイーンパイレーツ
母の父:キングカメハメハ

9走前、重賞初挑戦のみやこSで2着に好走すると、次走の浦和記念では2着以下を6馬身突き放す圧勝で交流重賞制覇を果たす。その後の2走は人気に応える走りはできなかったが、5走前の平安Sでは好位からの正攻法で押し切り、中央重賞初勝利を手にする。続く帝王賞では、後にJBCクラシックを完勝するミッキーファイトを相手に、クビ差の2着に好走。ダート界でトップレベルの実力を持っていることを証明した。みやこS、チャンピオンズCは勝ち負けには持ち込めなかったが、前走の東京大賞典では3着に好走。予定していたドバイ遠征は見送る結果になったが、G1クラスでは距離が長ければ長いほど良さそうな印象。この条件は歓迎。
(競馬ブック・三宅俊博)
牡7 JRA 栗田徹厩舎 通算27戦7勝
父:ロージズインメイ
母:オメガフレグランス
母の父:ゴールドアリュール

3走前はシリウスS(GIII)。序盤は最後方からの競馬となったが、直線で強烈な追い込みを決め、デビュー25戦目にして初の重賞制覇を果たした。「無理使いしていないし、奥手の血統なので、ここに来て良くなってきました」と栗田徹調教師。前々走の浦和記念(JpnII)で重賞連勝を飾ったが、東京大賞典(GI)は5着。それでも栗田師は「夏から連戦が続いていたし、相手も強化されたことを考慮すれば頑張っていました」と悲観しない。その後、放牧でひと休みさせて「良くなっています」とのこと。川崎は初めてだが3月最終週の調教に騎乗した岩田康誠騎手が「『合いそう』と言っていた」と言った栗田師は最後に「中央ほど速いペースにはならないと思うので、中団で進められれば面白いと思います」と締めた。
(平松 さとし)
牡5 JRA 松永幹夫厩舎 通算12戦6勝
父:キズナ
母:ヴァイセフラウ
母の父:キングカメハメハ

佐賀記念では楽に出脚がついたが、主張するメイショウフンジンに譲って2番手を楽に追走。終始、余裕のある手応えから3角手前で先頭に躍り出ると、あとは後続を楽に突き放してラストは流すぐらいの楽勝。脚抜きのいい馬場にも難なく対応してみせた。相変わらず調教は動かないものの、最近は番手のインでも我慢できるようになり、以前の揉まれ弱さも改善。デビュー当初から体重も40kgほど増えて肉体的にも確実にパワーアップしている。東京2100m戦での大敗は内で包まれて進路を失くしただけで、もともとその豊富なスタミナには定評がある。手前の関係から左回りでパサパサの馬場が理想的な条件。天候と馬場次第では3連勝も十分に狙えるだろう。
(競馬ブック・橋本篤史)
牝5 JRA 岡田稲男厩舎 通算14戦7勝
父:サンダースノー
母:フィオレロ
母の父:エンパイアメーカー

これまで14戦して3着を外したのは牡馬混合G1のチャンピオンズCの一度のみ。とにかく堅実さが売り。そのチャンピオンズCにしてもアオッて出て、4角15番手から大外を回りながらも脚を使って伸びてきた。中央のG1で1秒差の7着なら上等。今回も牡馬相手になるが、前々走より相手は軽くなり、しかも、今回と同じ2100mのエンプレス杯をオーサムリザルト、アンモシエラらを下しての勝利がある当地で上積みが大きい。レースぶりから距離延長も間違いなくプラスだろう。昨秋からコンスタントに使われているが、中間の調整も順調。派手な時計こそ出していないが、硬さ、馬体減りがなく、手脚の運びが軽い走りで好調キープ。人気以上に楽しみ。
(競馬ブック・信根隆二)
牡6 川崎 内田勝義厩舎 通算16戦7勝
父:ヘニーヒューズ
母:シャンドランジュ
母の父:マンハッタンカフェ

2023年のデビューから無傷の5連勝で、みやこステークスGIIIを制した。それ以降も24&25年のダイオライト記念JpnIIを連覇するなど、中・長距離で存在感を示してきた実力馬。川崎の内田勝義厩舎へ移籍して臨んだ前走のダイオライト記念JpnIIは、3コーナー過ぎから先頭に立って押し切りを図ったが、優勝したオディロンに半馬身差及ばず2着だった。「展開のアヤもありましたね。斤量差もあったし、力は見せてくれたと思います」と内田調教師。移籍2戦目となる今回は期待も一段と高まるが、「カイバ食いも良く、馬体は前走以上。条件も問題はないので、乗り方は吉原騎手に任せます。セラフィックコールと一緒にグリューヴルムも出させてもらいますが、2頭ともJpnIを狙える力はあると思います」と意欲を示した。
(高橋 華代子)
牡6 大井 藤田輝信厩舎 通算23戦2勝
父:ドゥラメンテ
母:マルケッサ
母の父:オルフェーヴル

2歳時に芝のホープフルステークスGIを勝利。3歳時はUAEダービーGII・2着、チャンピオンズカップGI・3着、東京大賞典GI・3着とダートで活躍。その後は主にダートの戦歴で、4歳時のチャンピオンズカップGIも3着に好走した。5歳の昨年はプロキオンステークスGIIの3着が最高。芝の鳴尾記念GIII・14着を最後にJRAから大井に移籍し、6歳の初戦を迎える。藤田輝信調教師は「交流重賞を使いたかったので、ここからになりました。ドバイにも登録していたぐらいですからね。こちらに来てからなかなか体重が減らないのですが、乗り込んで動きは軽くなってきました。川崎は初めてですが、問題ないと思います」。高いレベルで戦い続けてきた2勝馬。その経験値は引けを取らない。
(牛山 基康)
2025/12/06 阪神 芝右1800m鳴尾記念 GIII
14
2025/11/09 京都 右1800mみやこS GIII
5
2025/09/07 ソウル 左1800mコリアC GIII
5
牡6 JRA 奥村武厩舎 通算20戦4勝
父:マインドユアビスケッツ
母:ホウオウサブリナ
母の父:ルーラーシップ

一昨年の函館記念(GIII)の覇者で、同年の天皇賞・秋(GI)でも3着に善戦した実力馬。デビュー21戦目にして初めてダートのレースに挑戦する。新たなチャレンジについて、管理する奥村武調教師は次のように語った。「ダートへの出走は、良いタイミングがなかったのですが、以前からチャンスがあれば使いたいとは思っていました」。理由としては「馬体の作りからダートは良さそうだし、パワーもあるので」と続けた。また、「小回りコースは合いそう」とも言う。前走の金鯱賞(GII)は12着に敗れたが、これについては次のように語る。「元々休み明けはピリッとしない面があります。使われた今回は良くなっています」。言葉通り使われて上昇し、ダート適性があれば実力的に軽視出来ない。
(平松 さとし)
注記
当ページは、4月3日現在の選定馬情報に基づき作成しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性があります。また、当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。