データ分析 Data Analysis

上半期唯一の1200mダートグレード

1200mのダートグレードは少なく、この条件に特化した馬が長く活躍する傾向が強い。JRA所属時の2020年に当レースを制覇したジャスティンは、24年に大井所属として再び勝利。他にもリピーターの好走が目立ち、舞台適性やスプリント能力が必要になる。ここでは16~25年の過去10回の結果から傾向を探っていく。

栗東リードも南関東の健闘も目立つ

勝利数はJRA栗東、JRA美浦、南関東の順だが、JRAの馬券圏内独占は2016、17、23年の3回で、ワンツー決着は22年と25年の2回。7回では地方馬が馬券に絡んでおり、そこまで所属を気にする必要はなさそうだ。美浦は好走率で栗東を上回ってはいるが、21~23年に2勝、2着1回の好成績を収めたリュウノユキナがおり、微妙なところ。南関東は25年に浦和のエンテレケイアが3着に入ったが、それ以外の3着以内は大井、船橋が1勝を含む4回ずつとなっており、コンスタントに好走馬を送り出している。[表1]

[表1]所属別成績(過去10回)

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
JRA栗東 5 6 4 22 13.5% 29.7% 40.5%
JRA美浦 3 1 2 6 25.0% 33.3% 50.0%
南関東 2 3 4 73 2.4% 6.1% 11.0%
上記以外 0 0 0 7 0.0% 0.0% 0.0%

4番人気までが安定も2番人気は0勝

1~4番人気が3着内率50.0%以上と比較的、上位人気が安定している。上位4番人気までの組み合わせで上位独占が4回。ワンツーは7回に及んでおり、過去の傾向から2連勝式であれば4番人気までが狙い目に。ただ、過去5回で4頭が馬券絡みしている2番人気だけ勝利を挙げられていないことが大きな特徴。今年こそは連敗を止めることができるか!?[表2]

[表2]単勝人気別成績(過去10回)

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
1番人気 3 1 2 4 30.0% 40.0% 60.0%
2番人気 0 4 1 5 0.0% 40.0% 50.0%
3番人気 2 2 1 5 20.0% 40.0% 50.0%
4番人気 3 2 2 3 30.0% 50.0% 70.0%
5番人気 1 1 2 6 10.0% 20.0% 40.0%
6番人気以下 1 0 2 85 1.1% 1.1% 3.4%

8歳は幅広い人気で連対

4歳と8歳が最多の3勝をマーク。5歳は2016、17年と連勝を決めたが、それ以降は勝利がない。また、各世代の出走数に大きな差はなくベテラン勢、特に8歳の6連対が目立つ。ちなみに勢いのある4歳は人気を集めることも多いが1・2番人気での勝利はなし。近2回も4歳は24年アームズレイン(8着)、25年ガビーズシスター(5着)が1番人気で馬券圏内に食い込むことができず、人気を過信するのは禁物。対して9歳を含む8歳以上で連対した延べ7頭の人気は1、3、5、6番人気が各1頭、4番人気が3頭と幅広い。当レースに関してはベテラン勢の実力を侮ることができない。[表3]

[表3]年齢別成績(過去10回)

1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
4歳 3 1 2 15 14.3% 19.0% 28.6%
5歳 2 1 0 18 9.5% 14.3% 14.3%
6歳 1 3 4 16 4.2% 16.7% 33.3%
7歳 0 2 3 19 0.0% 8.3% 20.8%
8歳 3 3 0 20 11.5% 23.1% 23.1%
9歳以上 1 0 1 20 4.5% 4.5% 9.1%

重賞実績と前走着順がポイント

過去10回の勝ち馬のうちダートグレードウィナーは6頭いたが、6頭すべてが前走敗戦からの巻き返しで勝利を手にしていた。ここで重賞初勝利を決めた2017年キタサンサジン、20年ジャスティン、21年リュウノユキナ、22年シャマルの4頭は、コーラルステークス3着から臨んだキタサンサジン以外は前走勝利からタイトルを手にした。重賞Vの有無によって、前走の結果を重視するか否かが異なる。

勝つのはこういう馬!

年齢でいうと4歳と8歳。特に8歳は人気を問わず注意したい。またダートグレード勝ち馬であれば、前走の敗戦を気にする必要はないが、重賞初制覇を狙う馬であれば前走勝利が望ましい。

(文・スポーツ報知・浅子祐貴)

過去20年の所属別成績

  • 1着

  • 2着

  • 3着

【注記】ダートグレード競走に格付けされた2009年からのデータとなります。

注記

当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。