
レースの見どころ
ここ10年では、地方馬で優勝したのは21年のカジノフォンテンのみで、2着も16年のソルテのみと地方馬がかなり苦戦している印象。今年も中央馬の層が厚い。このレース24、25年と連覇中のシャマル。昨年フェブラリーS優勝から挑んで3着に敗れたコスタノヴァが、雪辱を果たすべく再度フェブラリーSを制して挑んできた。東京大賞典ではディクテオンに敗れたが2着を確保と意地を見せたミッキーファイト。チャンピオンズC3年連続2着など勝ち切れない面はあるが堅実なウィルソンテソーロ。昨年は4着までだったが、その後力をつけたロードフォンス。昨年の二冠馬(羽田盃、東京ダービー)ナチュラルライズは、前走フェブラリーSに挑戦して成長をうかがわせる走りを見せた。地方馬代表はジョージテソーロ。浦和転入後3戦2勝2着1回。まだ底を見せておらず、ここでも通用する可能性はある。復活したベアバッキューンが逃げ宣言。その走りにも注目したい。

デビューから11戦7勝2着2回3着2回と全く崩れしらず。3着2回は休み明けのユニコーンSと昨年のフェブラリーS。ユニコーンSがコンマ7秒差で、フェブラリーSがコンマ4秒差でのもの。そして2着2回はジャパンダートクラシックと昨年の東京大賞典。ジャパンダートクラシックはフォーエバーヤングの2着で、東京大賞典2着もディクテオンに差されはしたが負けて強しの内容。課題は1600mの距離。新馬戦ではこなしているが、昨年のフェブラリーSでは3着まで。1800m~2000mあたりがベストと思われるが、器用さがあり自在に立ち回れるので不安はない。JBCクラシックの走りから船橋コースの適性は高く、ここは当然チャンスだ。

根岸S、フェブラリーSを制して挑んだ昨年のこのレースでは、先行した2頭を捕らえ切れず3着に敗れたが、力差ではなく馬場の適性の差が出た印象。勝ったシャマルは前年の優勝馬だし、2着のウィリアムバローズは前年日本テレビ盃を制しており、船橋の白砂、コースに慣れていた。次走さきたま杯は小回りに対応できなかっただけで度外視できる。武蔵野Sでは大出遅れを克服しての2着確保で評価できるし、ブリンカー着用のフェブラリーSは着差以上に強い内容での勝利。フェブラリーS連覇は、コパノリッキー、カフェファラオに続く3頭目の偉業。今年はコース、白砂とも2度目となり、昨年の雪辱を果たす可能性は十分ある。

24年の佐賀JBCクラシックや、昨年のマイルチャンピオンシップ南部杯を制しているのだが、23、24、25年と3年連続チャンピオンズCで2着など、2着が多い。他にも23、24年の東京大賞典、前走のフェブラリーSでも2着と、勝ち切れない反面強敵相手に渋太い走りができるのがこの馬の強み。ミッキーファイトが快勝したJBCクラシックで5着に敗れているが、間隔を詰めて使った影響があったと思われ、今回はその心配はない。コースも2度目で、先行、差しと自在に動けるタイプで崩れない本領をここで発揮する。

シャマルは、24、25年とこのレースを連覇している実力馬。4連覇を狙った前走黒船賞で10着に惨敗。その点で評価を下げたが、今回は川須栄騎手とのコンビが復活。8歳になったがまだまだ元気、一変の可能性はある。ナチュラルライズは羽田盃、東京ダービーの二冠を制している実力馬。ここ2戦もうひとつだが、フェブラリーSでは成長した姿が見られた。1600mを連続して走ればその流れにも慣れてくるはず。ジョージテソーロは、中央時の実績では見劣るが、浦和転入後の走りは高く評価できる。前走は昨年のかしわ記念で2着のウィリアムバローズを差し切ってのもので、ここで通用して不思議はない。黒船賞のロードフォンスは物足りないが、かきつばた記念を制してはいるが右回りはもうひとつとのこと。得意の左回り、昨年このレース4着時には3着コスタノヴァとは半馬身差、軽視は禁物だ。
提供 勝馬 山形 宗久
注記
当ページの情報は、5月4日(月)17時現在のものです。
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