
牝3 JRA 大橋勇樹厩舎 通算4戦2勝
父:ルヴァンスレーヴ
母:タマモエルドラド
母の父:ゴールドアリュール

2連勝でJBC2歳優駿を制覇し、全日本2歳優駿ではのちにUAEダービー3着のパイロマンサーとクビ差。それを思えば前走の京浜盃が物足りない内容だったが、大井への輸送後に体が減ってしまったようで473キロでの出走に。JBC2歳優駿からの比較で言えばマイナス31キロ。本調子でなかったことは明らかで参考外と考えていい。今回はその回復具合が気になるポイントだが、「馬体は戻っている」と陣営。念のため当日の数字、気配には注意が必要だが、今度は本来の力を出せる見込み。牝馬同士の戦いなら当然好勝負が期待できるだろう。強い相手と戦ってきた経験と揉まれ強さが魅力。本質的にスタートはあまり速くないので、距離はあった方がレースもしやすそう。
(競馬ブック・広瀬健太)
牝3 浦和 小久保智厩舎 通算10戦7勝
父:Tiz the Law
母:アイワンダーアズアイワンダー
母の父:American Pharoah

初の1800m挑戦となった前走の東京プリンセス賞は好スタートから主導権を握り、直線で後続を引き離しかけたが、ラスト100mで脚色が鈍ったところで、勝ち馬の末脚が勝り2着。連勝は6で止まったが、道中で他馬の厳しいマークに遭いながら3着以下には4馬身差をつけ負けて強しの内容だった。今回はさらに距離が延びるが野畑凌騎手は「川崎の2100mの方が息を入れやすいと思う。これまでよりマークは薄くなりそうだし、逃げなくても競馬はできる。JRA馬相手でも能力はヒケを取らないです」ときっぱり。小久保智調教師も「2歳の時は飽きっぽいところがあったけど、だいぶ改善してきて気性面の成長を感じる。今なら距離もこなせるはずだし、普通にレースをすれば」と巻き返しへトーンは上々。2戦2勝の川崎コースで地元の若きエース野畑凌に導かれ、再び女王戴冠を狙う。
(スポーツ報知・松井中央)
牝3 JRA 池江泰寿厩舎 通算6戦2勝
父:オルフェーヴル
母:スパイラルステップ
母の父:シンボリクリスエス

ツナギが長く柔らかみもあって、芝でもと思わせるフットワークをしているが、フローラSは出負けした直後に寄られて、前半は絶えず口を割って折り合いを欠いていた。そういった精神面の若さは残っているが、ダートでの2勝はなかなか豪快な勝ちっぷり。小倉戦では大外枠で終始、外を回らされながらも向正面でじわじわとポジションを上げて実に長く脚を使ってのV。続く阪神戦では4角手前から仕掛けて直線では早々に先頭へ。そのまま押し切ったように、時計は平凡でも額面以上の評価ができるだろう。川崎で差し込むのは至難ともいえるだけに、早めの立ち回りができて、かつその勝負強さと豊かなスタミナは距離延長にも十分に対応できるはずである。
(競馬ブック・橋本篤史)
牝3 佐賀 真島元徳厩舎 通算12戦8勝
父:トゥザワールド
母:プロハンター
母の父:シーキングザダイヤ

地元デビューで12戦8勝、2着3回。4戦目で迎えた九州ジュニアチャンピオンで重賞初制覇。そこから地元重賞5連勝。着差は僅かでもしっかりと差し切る勝負根性が特徴。その後JRAのチューリップ賞に挑戦。結果は11着に終わったが、初の芝挑戦と強豪馬相手に勝馬と0.6秒差は収穫ある内容だった。地元に戻って迎えた佐賀3歳クラシックの一冠目・佐賀皐月賞を快勝。これで佐賀重賞7連勝を達成。しかし前走の九州優駿栄城賞では差し届かず2着惜敗。展開に泣いた一戦で二冠達成はならなかった。「前走後は少しエサ喰いが渋ったけど、今は問題ない。賢い馬で扱いやすいし、次走に向けて左回りでの調整も順調。前回より輸送距離は延びるけど、今回もこなしてくれると思う。使う毎に成長力も感じるし、自在性もあるからね」と同馬を管理する真島元徳調教師。全国の強豪馬相手に力を示したいところ。
(通信社・今村雅和)
牝3 JRA 藤原英昭厩舎 通算5戦1勝
父:エピファネイア
母:ルフォール
母の父:キングカメハメハ

デビューから2戦目で初勝利。スタートこそ速くなかったが、行きっぷりが良く2番手でがっちり抑える競馬。4角から先頭に立ってそのまま押し切った。重馬場とはいえ、1分52秒2は立派な勝ち時計。続くJBC2歳優駿でも同様の競馬で好走。初めてのナイター、地方の砂も問題にしなかった。暮れの全日本2歳優駿は揉まれる形になったし、ダートでは初めての左回り。体を減らしていたあたりから本調子にもなかったのかも。そこから立て直して馬体は回復傾向。10日の追い切りは遅れてしまったが、2週続けて意欲的な追い切りができており、これで上向いてきそう。芝の忘れな草賞は展開もあって不本意な結果に終わったが、ダートなら巻き返しがあっても。
(研究ニュース・小野颯真)
牝3 JRA 栗田徹厩舎 通算4戦2勝
父:Gun Runner
母:ブリリアントカット
母の父:Speightstown

牝馬限定の1勝クラスといえ、東京での一戦を完勝して駒を進めて来たジュワネング。その後はノーザンファーム天栄に2週間ほど放牧に出された。「5月30日には帰厩したので、仕上がりに関しては問題ありません」と、現状を語るのは管理する栗田徹調教師だ。実際、長めの距離で追い切る等、息は出来ていそうだ。先出の栗田調教師が続ける。「今度は距離が延長されて、初めてとなる2100メートル。それも考慮して長めから追うなど、工夫をしています。気性的に従順で大人しいこともあり、距離は対応出来そうです」。ここまで4戦2勝だが、左回りに限れば2戦2勝。栗田調教師の言葉から、偶然でないことが分かる。「現状、左右に差があるので実績のある左回りの方がベターだと思います」。期待出来そうだ。
(平松 さとし)
牝3 船橋 川島正一厩舎 通算8戦3勝
父:ヘニーヒューズ
母:シャーペンエッジ
母の父:クロフネ

浦和桜花賞では圧倒的人気のアンジュルナに3角から果敢に並びかけ、直線はマッチレースを演じ見せ場十分の2着。初の1800m挑戦となった前走の東京プリンセス賞でもしぶとく食い下がり3着に好戦。御神本訓史騎手が「まだいろんな面でパワーアップしてほしいけど、重賞でも崩れず走れているのは地力があるからこそ」と語るように、南関東転入後、船橋、浦和、大井とコース、展開を問わず、好勝負に持ち込む安定したレース運びは大きな強みだ。初の川崎競馬場、未知の2100mにも「器用さがあるので、コースは気にならない。JRA馬は強いけど距離はこなせると思う」と鞍上はパートナーを信頼。兄のシャルフジンは雲取賞、京浜盃など重賞3勝を挙げ、ファルコンビークは川崎マイラーズを制していて、血統的スケールからもまだ伸びシロは十分。JRA馬相手でも抜群のレースセンスを武器に上位争いを演じる。
(スポーツ報知・松井中央)
牝3 浦和 水野貴史厩舎 通算16戦3勝
父:ルヴァンスレーヴ
母:ホワイトプラネット
母の父:クロフネ

2走前の東海クイーンCは初めてとなる長距離輸送、名古屋の深い馬場をものともせず、好スタートから主導権を握ると、直線で後続を突き放す圧勝劇で重賞初制覇。園田に遠征した前走のじぎく賞は、水野貴史調教師が「人気を背負い、マークされる厳しい展開だった」と語るように前、外に壁をつくられ、直線も砂の深い内めを通らざるを得なかったが、じりじり脚を伸ばし3着。悲観する内容では全くない。初の川崎コースとなるが同師は「小回りコースは実績があるし、名古屋、園田で走った経験は大きな強みになる。後ろからでも競馬はできるし、折り合いもつくので距離もこなせると思う」と不安は全く感じられない。ルヴァンスレーヴ産駒はソルジャーフィルドが昨年の北海優駿を制し、シルバーレシオが今年の東京ダービーで2着するなど、2000m以上の重賞で活躍が目立ち、本馬も距離延長でさらなるパフォーマンスアップを期待できる。
(スポーツ報知・松井中央)
注記
当ページは、6月12日現在の選定馬情報に基づき作成しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性があります。また、当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。