
レースの見どころ
南関東3歳牝馬クラシックの最終戦。舞台は川崎2100m。指定交流として行われるようになって以降26回のうち、地方馬の優勝は僅か3頭のみ。近年は圧倒的にJRA勢が有利。ただし、過去10年の2・3着馬20頭中12頭の地方馬が食い込んでいる点にも注目して欲しい。この12頭は全馬地方競馬の重賞ウイナー。この実績は要チェック。過去10年の勝ち馬のうち8頭が1800mで勝利、残る2頭のうち1頭は1700mで勝利実績があった。

前走、京浜盃の敗因はマイナス14キロの馬体重に尽きる。デビュー2戦目には門別競馬場でJBC2歳優駿を制覇。全日本2歳優駿ではパイロマンサーを捕らえる勢いで2着しており、今回の牝馬同士であれば力上位は明らか。レースでコンビを組む田口騎手を背に追い切り内容は入念。これで体が回復していれば理想的。1800mで2勝している点も強調できる材料だし、何より川崎の経験があるのは大きなアドバンテージ。復活の勝利を期待する。

芝デビューだが、2戦目のダート替わりで初勝利。続くJBC2歳優駿ではタマモフリージアに交わされたが僅差2着。全日本2歳優駿では見せ場なく7着に終わったが、馬体減や1600mの流れに対応できなかったと割り切りたい。前走は芝のレースで大敗は気にならないし、むしろ2000mを経験できたのは今回の走りに生きてきそう。大外枠でロスなく運べるかがカギになりそうだが、条件が好転で狙ってみたい。こちらも1800mで勝利実績がある点を重視。

割って入るなら交流重賞初見参の同馬。芝デビューだが、2戦目からダートに矛先を替えて今年2月に初勝利。続く1勝クラスでは4コーナーで馬込みを割り、直線抜け出して連勝。いずれも牝馬同士のレースだったが、軌道に乗った印象。前走のフローラステークスで再び芝へ挑戦したが、結果を出せずこの舞台へ。小回りの川崎、経験のないナイター競馬への対応がカギとなりそうだが、半兄エートラックスは交流重賞2勝馬。ノーマークにはできない。

左回りの東京で2勝しているジュワネングは上位評価が必要な1頭だが、2勝ともに1600m。データ面から少し割引いてこの評価。地方勢では桜花賞馬アンジュルナ。1800mの前走で敗れたが、小回りの川崎なら距離への対応は可能と判断。佐賀では世代トップクラスのサキドリトッケン。長距離輸送のハンデはあるが、1800m4勝は心強いし、吉原騎手の手腕に期待。地方重賞は未勝利のブレイズエッジだが、春二冠の走りを評価しておさえておきたい。
提供 ケイシュウNEWS 藤田 裕之
注記
当ページの情報は、6月16日(火)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。