
牡7 JRA 高木登厩舎 通算29戦10勝
父:キタサンブラック
母:チェストケローズ
母の父:Uncle Mo

前走のかしわ記念(JpnI)では東京大賞典(GI)2着以来だったミッキーファイトとフェブラリーS(GI)連覇から臨んだコスタノヴァに続く3番人気の評価となったが、終わってみれば完勝といえる内容での勝利を飾った。「やはりマイルだと切れますね」と管理する高木登調教師が言うように、これでダートのマイル戦は前々走のフェブラリーS(GI)2着や、2着馬に4馬身の差をつけて圧勝した5走前のマイルCS南部杯(JpnI)など、6戦して4勝、2着1回。今回はさらに1ハロン短縮されて1400メートル戦になるが、高木調教師は展望を次のように口にした。「ドバイ遠征を辞退した影響が全くないことは前走の圧勝ぶりからお分かりいただけると思います。初めての1400メートル戦でも期待しています」
(平松 さとし)
牡6 JRA 安田翔伍厩舎 通算21戦7勝
父:ロードカナロア
母:オーシュペール
母の父:ダイワメジャー

条件クラスをクリアしつつ着実に力をつけ、昨年の根岸Sで2着すると、次走かきつばた記念でダートグレード初制覇。今年は根岸Sを勝ち切り、かしわ記念でもGI級勝ち馬を相手に前年から着順をひとつ上げての3着と6歳で更に充実ぶりを示している。1600mも守備範囲だが、1400mはベストと言える距離。右回りでも重賞勝ちはあるものの、やはり走りのバランス的に左回りの方がパフォーマンスが上がるようで、内を捌ける機動力もあり、初めてでも左回りかつ小回りの浦和1400mは問題なさそう。暑さがあまり良くなく夏場はひと息入れるパターンが多いだけに、気温が上昇してきた状況で自らのパフォーマンスを出せるか、当日気配もひとつ鍵になる。
(競馬ブック・森田昌樹)
牡4 JRA 中村直也厩舎 通算13戦6勝
父:フォーウィールドライブ
母:ヤマニンプチガトー
母の父:ヤマニンセラフィム

3歳オープンのバイオレットSで勝利したあとは地方交流レースを中心に使われ、北海道スプリントC、佐賀のサマーチャンピオン、東京盃と重賞3連勝。中央のカペラSでも2着に好走し、2025年は8戦5勝、2着1回の活躍。今年緒戦はサウジのリヤドダートスプリント。初の海外遠征で馬場や環境の違いに戸惑い直線失速。続く前走の東京スプリントでは1番人気に。好位追走から直線で2番手に上がりかけたが、海外遠征の疲れからか本来の伸びが見られず4着に敗れた。全6勝中4勝を挙げる1200mがベストだが、1400mでも2勝と距離は守備範囲。左回りは1戦1敗もサウジでのもので度外視。いつも通り放牧を挟んでの臨戦過程だが調整は順調。巻き返しのチャンスはある。
(研究ニュース・日比野正吾)
2026/04/15 大井 右1200m東京スプリント JpnIII
4
2026/02/14 サウジ 左1200mリヤドダートスプリント GII
12
2025/12/14 中山 右1200mカペラS GIII
2
牡5 大井 荒山勝徳厩舎 通算23戦7勝
父:ホッコータルマエ
母:マニエリスム
母の父:ゼンノロブロイ

初の浦和1400mだった昨年のプラチナカップで重賞2勝目。それ以来の勝利となった今年初戦の準重賞を圧勝すると、前走の東京スプリントJpnIIIは内の4番手から2着。逃げた勝ち馬は捉えられなかったが、3歳時の北海道スプリントカップJpnIII・3着以来となるダートグレードでの馬券圏内で素質の高さを再認識させた。それでも惨敗が多い成績が示すように、競馬での集中力が課題。荒山勝徳調教師は「乗り難しいですね。交流でも勝負できるぐらいの力はあると思うけど、ごちゃごちゃした流れになって競馬をやめてしまうと、どうにもならなくなってしまいますからね」。いかに道中をスムーズに運べるかだろう。持てる力を出し切れば、昨年の4着以上も十分にあるはずだ。
(牛山 基康)
牡8 JRA 松下武士厩舎 通算33戦13勝
父:スマートファルコン
母:ネイティヴコード
母の父:アグネスデジタル

ここまでダート重賞を9勝している実績馬。昨春に3連勝して以降は5連敗と精彩を欠いているが、前走のかしわ記念はドバイ遠征を取りやめて使ってきた馬もいてかなりメンバーが揃っていたうえ、前半3ハロンのペースも昨年より2秒以上速くて中団からになり、前、前で運ぶ自分の形で競馬ができなかった分もあるだろう。この中間も主戦の川須騎手が付きっ切りで調整されていて、8歳馬でも動きや時計からは年齢的な衰えなどは感じられないし、状態面も問題なし。ベストの1400mに戻り、昨年にレコードで5馬身差圧勝した当レースで本来の先行策を取ってスピードを生かす競馬ができれば、実力からも大きな変わり身があって驚けない。
(競馬ブック・三浦幸太郎)
牝7 JRA 池江泰寿厩舎 通算27戦7勝
父:クロフネ
母:ブチコ
母の父:キングカメハメハ

東京スプリントは二の脚で挽回したものの、スタートの1歩目が速くなかった。キックバックを受けても問題はなかったが、内の先行勢が残る決着のなか、終始外を回らされる形ではさすがに厳しかったよう。その後はひと息入ったうえ、もともと叩き良化型ではあるが、苦手な寒い時期はともかく、夏~秋口にかけての暑い時季に限れば、休み明けでもほぼ好走している。左回りの方がより安定しているので、4角手前からの一瞬の脚に光るものがあったJBCスプリントを見直せるのでは。調教の動きを見る限り、年齢的な衰えは感じられないが、加齢とともに気性が穏やかになっているだけに、スタートを決めてうまく気持ちを乗せることができるか否かだろう。
(競馬ブック・橋本篤史)
牡3 北海道 田中淳司厩舎 通算7戦5勝
父:スマートファルコン
母:ピースフルジョイ
母の父:パイロ

サウジダービー挑戦の疲労回復と、喉の状態を把握する目的で、帰国後は追分ファームリリーバレーで放牧調整された。「当初は北海道スプリントカップに向けて立ち上げていくつもりでしたが、思った以上に回復が早く、喉に関しても手術をするほどではないとの判断に至り、3歳馬は53キロで挑めるさきたま杯に照準を合わせて調整することを決めました」と田中淳司調教師。実質的な追い切りとなる1週前の6日、坂路を単走で駆け上がった。小野楓馬騎手を背に、3F34.9秒-1F11.7秒(直強め)と、ノーステッキで抜群の反応を見せ、パワーアップを感じた。「スタート後のダッシュはさほど速くはないので、1200mは本質的に忙しい印象はあります。JRA勢はかなり強力ですが、浦和1400mという舞台設定と負担重量の恩恵に魅力を感じての遠征です。後は吉原騎手に託します」と、一発を狙っている。
(古谷 剛彦)
2026/05/21 門別 右1200mコデマリ特別
1
2026/02/14 サウジ 左1600mサウジダービー GIII
9
2025/12/17 川崎 左1600m全日本2歳優駿 JpnI
3
牡7 大井 荒山勝徳厩舎 通算40戦7勝
父:ドゥラメンテ
母:インドリヤ
母の父:Stormy Atlantic

JRAデビューで3勝。ダート1200mで初勝利、ダート1400mで1勝クラス、2勝クラスを連勝した。大井に移籍すると転入4戦目からオープン特別を2連勝、7戦目にフジノウェーブ記念を圧勝して重賞初制覇。その後は勝ちあぐねていたが、前走のプラチナカップを中団から豪快に差し切り、昨年の同競走3着以来となる2度目の浦和1400mで重賞2勝目を挙げた。昨年はプラチナカップから東海ステークスGIIIに向かったが、今年は同舞台のJpnIを選択。荒山勝徳調教師は「どうしても前走のような競馬になってしまうので、中央馬がいて流れが速くなると、もっと置かれてしまうのでは」とペースの違いを懸念。一方で「コースは問題ない」とも。前崩れになれば出番がありそうだ。
(牛山 基康)
注記
当ページは、6月19日現在の選定馬情報に基づき作成しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性があります。また、当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。