
牡5 JRA 田中博康厩舎 通算12戦7勝
父:ドレフォン
母:スペシャルグルーヴ
母の父:スペシャルウィーク

前走のかしわ記念(JpnI)は1番人気に支持されたがウィルソンテソーロにクビ差、差されて2着に惜敗。ミッキーファイトにとってマイル戦は新馬戦(1着)、フェブラリーS(GI、3着)に続く3度目の出走で、同距離に実績のある勝ち馬とはそのあたりの適性と経験の差が出たかと考えられた。田中博康調教師はその点を認めながらも「馬の作り方と、作戦面のミスマッチもあったかもしれません」と語る。いずれにしろ2000メートルは昨年のこのレースを勝っただけでなく、ジャパンダートクラシック(JpnI)2着、名古屋大賞典(JpnIII)1着、東京大賞典(GI)も2着とほぼパーフェクト。前走後はノーザンファーム天栄に放牧されたが、ここの連覇を目指して帰厩し、仕上がりは万全。連覇の期待は十二分。
(平松 さとし)
牡5 JRA 松永幹夫厩舎 通算13戦7勝
父:キズナ
母:ヴァイセフラウ
母の父:キングカメハメハ

川崎記念は仕掛けて二の脚で先手を奪うと、最初のコーナーまでに隊列も決まって道中はマイペース。息が入っていたようで、最終3~4角でドゥラエレーデに並びかけられても、コーナーワークを生かして4角で再びリードを取って押し切った。依然として調教は動かないが、最近は番手のインでも我慢できるようになり、以前の揉まれ弱さが解消。肉体的にもパワーアップして順調に使い込めるようになった。手前の関係から理想は左回りで乾いた馬場だったが、最近は右回り、それに脚抜きのいい馬場も克服。東京2100m戦での大敗は内で包まれて進路を失くしただけで、キャリアを重ねて死角が減ってきた点は強み。タフな大井なら豊富なスタミナも武器になる。
(競馬ブック・橋本篤史)
セン8 大井 荒山勝徳厩舎 通算32戦11勝
父:キングカメハメハ
母:メーデイア
母の父:キングヘイロー

昨年は韓国でのコリアCを制し、年末の大一番である東京大賞典・GIを制覇とワールドワイドに活躍した。年明け初戦に選んだ川崎記念・JpnIは、地方勢の大将格として参戦。陣営自信の仕上げで挑んだが5着に終わった。JRA馬を相手に掲示板を確保は立派と言えるが、これまでの実績からも不本意な結果に、荒山勝徳調教師は「本来は小回りはうまくないし、馬場状態も合わなかった」と過去のレースを参照しつつ敗因を分析した。たしかに、不得意な条件に気力をそがれ、直線では持ち味の気迫あふれる走りが封印されていた。リベンジを誓っての今回、乗り込みは順調。メンバーは過去の対戦で打ち負かしてきた相手で、8歳ベテラン馬に気力が満ちれば巻き返しが期待できる。
(スポーツ報知・志賀浩子)
2026/04/08 川崎 左2100m川崎記念 JpnI
5
2025/12/29 大井 右2000m東京大賞典 GI
1
2025/09/07 ソウル 左1800mコリアC GIII
1
牡6 JRA 大久保龍志厩舎 通算21戦8勝
父:レガーロ
母:クイーンパイレーツ
母の父:キングカメハメハ

7走前の平安Sは好位からの正攻法で押し切り、中央重賞初勝利を手にする。続く帝王賞では、後にJBCクラシックを完勝するミッキーファイトを相手に、クビ差の2着に好走。ダート界でトップレベルの実力を持っていることを証明した。みやこS、チャンピオンズCは勝ち負けには持ち込めなかったが、3走前の東京大賞典では3着に好走。予定していたドバイ遠征は見送る形になり、切り替えた前々走の川崎記念はコーナーで落鉄していながら3着に好走。続く名古屋グランプリでは約11カ月ぶりの勝利で重賞3勝目を挙げた。「昨年は勝ったかなと思ったのですが、あと一歩でした。コースも経験がありますし、今年も頑張ってほしいです」と大久保龍志師。
(競馬ブック・三宅俊博)
牡5 JRA 四位洋文厩舎 通算17戦6勝
父:リオンディーズ
母:リラコサージュ
母の父:ブライアンズタイム

芝からダートに替えて4連勝でオープン入り。いずれも後続に差をつけた快勝で、能力の高さを見せた。その後はGIIIで3、2、2、3着と良績が続き、地方交流重賞初挑戦の浦和記念は事故で輸送に時間がかかって体が減っていたなかで2着。馬体を増やして臨んだプロキオンSで重賞初勝利を収めた。フェブラリーSはダートで初めての馬券圏外となったが、距離や展開が向かなかったか。続く平安Sで巻き返し、3馬身半差の圧勝。立ち回りがうまく、1700~2000mではコースを問わず好走している。その中でも特にコーナー4つの形態では、強みの機動力を生かしやすいはず。地方の砂や夜の時間帯をこなしていることもプラスで、関東圏への輸送にも慣れが見込める。
(研究ニュース・森田美菜)
牡5 大井 荒山勝徳厩舎 通算18戦8勝
父:エピカリス
母:リンガスウーノ
母の父:サウスヴィグラス

前走の大井記念を勝利し、復活の狼煙を上げての参戦。その前走では外枠から意欲的にハナを奪っての逃げ切り勝ち。荒山勝徳調教師が、この馬の強さは「淡々とラップが刻めること」と言う言葉通り“12.1-11.7-12.4-12.7-12.1-11.9-12.1-12.9-12.5-13.8”とよどみない流れを作り上げ、最後は後続に6馬身差つける圧倒的なレースを披露した。さらに、V時計の2分4秒2は、ディクテオンが昨年末の東京大賞典制覇時マークした2分4秒3をわずかとはいえ上回っている。この激走後、多少の疲れは出たが3日ほど休んで調教を再開。ここまで順調に調整されてきた。逃げへのこだわりはないが、「内枠はほしい」とトレーナー。3歳時に京浜盃・JpnIIを勝利と地力は確か。ここで、もうひと花咲かせることができるか注目だ。
(スポーツ報知・志賀浩子)
牡5 JRA 松永幹夫厩舎 通算16戦5勝
父:マジェスティックウォリアー
母:ネフェルティティ
母の父:ゴールドアリュール

前走のフェブラリーSは14キロ増で過去最高馬体重。スタートで体勢を崩して最後方から。勝負どころの反応が鈍く、8着で入線したあとには下馬しており、力を出し切れなかったのは明白。その後は佐々木晶三厩舎解散に伴い、松永幹夫厩舎に転厩。昨秋のコリアC後は坂路中心だった調整過程をこの中間からはCW中心に戻しているし、時季的なものも相まって馬体は絞れてくるだろう。後方から差してくるイメージが強いが、大井の時に限っては途中からでも前の位置を取りにいく競馬をすることが多く、今回はどういった作戦でくるかにも注目。東京大賞典、チャンピオンズC3着の実績から、ここでも力差はない。一昨年の東京ダービー以来となるビッグタイトル獲得を狙う。
(研究ニュース・石井大輔)
牡5 JRA 新谷功一厩舎 通算24戦5勝
父:ドレフォン
母:ダウンタウンブギ
母の父:アサクサキングス

ダートの長丁場を主戦場とし、重賞勝ちは昨年のマーキュリーCのみだが、不利があった1戦を除けば、3歳以降で1度も掲示板を外していないという堅実さが売り。5着だった前走の名古屋グランプリは小回りで脚抜きも良く先行有利の馬場。最内枠でペースも遅く、勝負どころで追い上げるのに脚を使わされた分、直線でひと伸びを欠いた感じだった。今回は初のJpnI挑戦でメンバーが強化するが、終い確実で相手なりに走れるタイプだし、脚質的に広い大井コースに替わって、淀みない流れになりそうなのもプラスに出るはず。この中間もCコースで併せ馬をしてびっしり乗り込まれており、状態は変わらず良さそうなので、展開ひとつで上位進出は十分可能だろう。
(競馬ブック・三浦幸太郎)
牡6 川崎 内田勝義厩舎 通算17戦7勝
父:ヘニーヒューズ
母:シャンドランジュ
母の父:マンハッタンカフェ

JRA所属時、デビュー5連勝で、みやこS・GIIIを制覇し、24、25年とダイオライト記念・JpnIIを連覇した実力馬。川崎転入戦は3連覇を目指しダイオライト記念に参戦。2着だったが、スタートでの遅れをまくって挽回し、4コーナーで早め先頭。直線では外から脚を伸ばしたオディロンに差されたとはいえ、その差は半馬身だった。続く前走の川崎記念・JpnIは6着。内田勝義調教師は「状態は良かったが、間隔が開いていなかったからね」と敗因を分析する。ここに向けての状態は「前走よりいい」という自信のデキで、「広いコースの方がいいし、大井は合いそう」と反撃に意欲を燃やす。24年の帝王賞・JpnIは8着だったが、あの頃とは馬が違う。発馬を決めてスンナリなら好勝負が期待できる。
(スポーツ報知・志賀浩子)
牡4 JRA 伊藤圭三厩舎 通算10戦5勝
父:キズナ
母:レディマドンナ
母の父:Distorted Humor

「気性的に勝った部分があり、レースへ行って折り合いの難しい面があります」と伊藤圭三調教師が語っていた3歳時。それでも羽田盃(JpnI)と東京ダービー(JpnI)の二冠を制し、三冠目のジャパンダートクラシック(JpnI)でも2着に好走。その後、東京大賞典(GI)で11着に敗れた後、フェブラリーS(GI)7着、かしわ記念(JpnI)8着と本来の能力を出せない競馬が続いている。しかし、伊藤調教師は「結果こそ出ていないけど、気性面ではだいぶ成長しています」とのこと。約2カ月半ぶりの前走を叩かれて、今回は実績のある2000メートル戦。「状態は上がっているし、条件も好転するので、巻き返してほしいところです」と伊藤調教師は語る。
(平松 さとし)
注記
当ページは、6月26日現在の選定馬情報に基づき作成しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性があります。また、当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。